この5人はいずれもその時代、その集団に神の啓示を伝えた偉大な預言者としてイスラム教ではとらえています。
個別に見ると、
ノア(ヌーフ)はコーランのヌーフ章で語られていますが、イスラム教「だけ」に対してしたことは特に無いように思われます。
アブラハムはイスラムの聖地であるメッカのカーバ神殿を(唯一神を奉るために)その息子イスマイールと共に建立したと伝えられています。
モーセがイスラム教に対してしたことは昇天したときのムハンマドに義務の礼拝の回数を減らしてもらうように神様にお願いしなさい、と助言したことです。(最初は1日50回だったそうです)
イエスはコーランに出てきますが、コーランの中でイエス自身に三位一体やマリア信仰の否定を語らせた、というのが重要では無いでしょうか。
ムハンマドは「アブラハムの宗教の復活」としてのイスラムの布教やその共同体(ウンマ)の教導は言わずもがな、その言動がハディースとして残ったこともイスラム教に大きな影響を与えました。
お礼
回答ありがとうございます。