10年前に外資系勤務していましたが、郷里に帰らなくてはならないため自営のために社労士資格を取得した者です。郷里は山奥の田舎。もともと理系でしたので事務経験はゼロ。
さて、10年前にどうしたかと言えば、積極的に商工会議所、商工会、行政で少ない知識でセミナー等を恐る恐るスタートし試行錯誤したこと、やはり最初は助成金で中小企業にお金を入れてあげること。初年度150万円、2年度270万円、3年目くらいから顧問先が徐々に増え収入は400万円 片田舎ですが月間3000kmはフットワーク軽く走りまわりました。どんな小さな悩みでも労使間トラブル、労災、年金、賃金、退職金、人事諸規則などに的を絞り、兎に角会社に相談があれば足で動く、メールは必要採用限度。 資格業は社長と話をして、悩みを聞いて、解決を重ねて行って信用を勝ち取ること。今は10年目ですが、顧問先は80社、スポットの顧問先は30社 職員2人 売上は2500万円前後 個人の年収は1300万円 独立前の外資系では1500万円近くありましたから、もう少しで追いつきます。
社労士はダメだ、食っていけないと言う意見が多くありますが、決してそんなことは有りません。多くの中小企業は段々複雑になる労務管理、労働法に振り回されています。社労士専門家は法律を振りまわるのではなく、出来るだけ中小企業にわかりやすく、優しく、フットワーク良くフォローしてよき相談相手になれば、無限の仕事が広がっています。ほかの資格は取る必要はありません。とるだけ専門資格が薄れます。税理士は、税理士だけ、社労士は社労士だけ(特定社会保険労務士は取った方がいいでしょう) 要は顧問先のトップに信頼を得て、人事面でいい会社にしてあげよう、という目的がある限り必ず成功します。資格業はサービス業です。会社の優秀な営業マンと同じです。違いは法律的な知識を専門家と持ち合わせていることです。社労士も税理士も、会社の顧問先が持てる遣り甲斐のあるいい資格業です。ダメだ、ダメだという輩は経験不足、業界の本質を知らない者が言ってるだけです。工夫の仕方でいくらでも仕事は広がりますから安心してください。自信を持ってください。
独立者の平均年収は500-800万くらいでしょうか、しかし1000万円は沢山、3000万円以上も珍しくないですよ・・・