発達障害に詳しいかたお願いします。

質問

発達障害（アスペルガー）とACの診断が下された友人がいます。(彼女はその診断を頑として認めません)
ASであった為に母親から愛されずに育ってきました。
幼い頃に「自分を救えるのは自分しかいない。」と決心し、自己防衛で身を固め、一人で生きてきたようです。「他人や家族を愛することがなかった。愛せる人が羨ましい」と言います。
私は彼女の人格は受け入れていくつもりです。ただ一つお聞きしたいのです。
彼女は非常に屁理屈をこねます。
他人から「普通にしていなさい」と言われると「普通って何?どんなことを普通と言うの?貴方がそれを立証してよ。」と、まくし立てるそうです。相手が面食らうと、「ほら、見なさい。貴方だって自分が普通じゃないから言えないのでしょ?」と、勝ち誇りを見せるそうです。
一時が万事そうなので人との衝突はかなりあったそうです。屁理屈もASの特徴の一つとは思いますが、ASの人は頭の回転が良いのでしょうか?
私は、言葉がなかなか出ない不器用な人間なので、彼女を羨ましいなと思う時もあります。（不謹慎な言い方でしたらすみません）
「感情のコントロールが利かないヒステリックな私でごめんなさい…」と申し訳なさそうに言います。
そんな彼女を愛おしく思います。

けれど屁理屈屋の彼女のペースにどのように接していけば良いものか分からなくなる自分もいます。誠実で嘘をつかない彼女は私には大切な存在です。
ご教示何卒宜しくお願いします。

回答No.16

vintagewine · ベストアンサー

こんにちわ。

そうですか、お嬢様がこちらに！無事に帰国されたようでよかったですね。

質問者さまの親御さんがお亡くなりになったときの件ですが、その呆気ないほどの素っ気無い気持ちが彼女の自分の両親に対する気持ちの全てなのだと思います。彼女の中での両親とは決して良い思い出に結びつくことなく、なにせ世間を必要以上に狭くしてしまう自閉グループですので、親＝たとえ誰の親でも帰結する思いは自分の親なのだと想像します。一番興味のない対象。それ以外の他意はなかったはずです。

周囲が何も知らない場合では、、本当に自閉の人たちは誤解されまくりますよね。本人達のせいといえば確かにそうなんですけど、悪気はないし、努力次第でどうにかなるというものでもないので。

＞見て怒らなければ気がすまない…。これも強迫観念なのでしょう

まさにご想像の通りだと思います。しかし、極普通の人たちと大きく違うか？といえば必ずしもっていう感じでしょうか。例えば夫の携帯をこっそり覗く奥さん方。よせばいいのに、と思いますが、何か発見しても動じない人は最初から覗きもせず、何か見つけたら大騒ぎして収集つかなくなるひとほど、一度や二度に懲りることなくコッソリ見を繰り返すものです。お友達のは、これプラスＯＣＤがあるのでしょう。
得意だから頻度多く行うのか？というと自閉の場合には全く逆であることがあります。苦手なので、なんとか感覚鋭敏を鈍くしようとして苦手な行為を繰り返すのです。繰り返すことでその内慣れることを無意識に期待しているわけなのです。潜在意識化ですので、ご本人は自覚していないかもしれません。

＞「あなたは私にとって大切な存在だよ」というメールへの返信でした

私がご友人に期待する点はそこです。ワンちゃんの件といい、彼女は自分と自分以外の対象を照らしあわせ、共通点を見出したり、素直に共感・感動することが出来ます。自閉グループがもっとも苦手とされる、人の立場になってものが考えられる、が程度は分かりかねるものの基本的に彼女には出来るのです。これ、全く私の勘なのですが、彼女のアスペルガー自体は大して酷くなく、もともとは正常値との（何をもって正常とするか、ですが）境界線にあったのでは、と感じます。何もサポートされないどころか、存在否定されて成長したので、二次三次障害のほうが大幅に、しかもかなり深く彼女の人格へ浸み込んだ。どうしても私にはその感じが拭えません。鬱症状（今後訪れるであろう過度のストレスが怖いのはここです）さへ酷くならなければ自殺はないとは思いますが。。こればっかりは、日々の様子を追っていないと断言は出来ません。

サイトの件ですが、、すみません。非公開ではなく持っていないのです（書き直しますね）。お世辞にも得意と言えないのがコンピューターの分野でして（苦笑）
それで昨夜、偶然にも考えていたのですが。。その後どうされたかな、と気になるケースが以前にもありました。そこで、Ｅメールアドレスでもプロファイルに付け足しておけば、気がつかれた方から近況をお報せ願えるのかな、と考えておりました。近々そうさせていただきますので、必要な時に是非メールをくださいませ。
良かったです、私の背中を押していただけて＾＾

ＡＳＤの脳内は、信号機のない六つ又（八又でも良いのですが）のそれも大変交通量の多い交差点とご理解ください。様々な情報シグナルが、何の秩序もなく高速でずっと流れています。恐ろしいほどの混乱だと想像できます。しかしそんな中でも、より光るものや度々繰り返し登場するものには、何時もより余計に目が行くようです。覚えて待ってみたり、意識して探すこともあります。
娘をこの１０年余り育てていて、そう感じました。日々共に暮らす私の患者さんの一人ですが、どっちが？と思うほど、私のほうが教えられることが多いのですよ。
この子は私を選んで生まれてきたと確信できます。私なら自分のことを分かってくれるだろう、と選んでくれたように思えるのです。その、一途な期待に応えようと私も頑張ります。そしてそんな私の諦めない努力を観ていないようで、しっかり観ていた、聞いていないようで、実はしっかり聞いていた娘もどんどん変化していきます。持ちつ持たれず。どちらが優れどちらが劣るなんてことあり得ません。

こんな世の中だから余計に、ＡＳＤの繊細さ、正直さ、正義感の強さ、一途さなどに心底救われているのは紛れもない私の方です。また、お話しましょう！

お礼

vintagewine様へ

＞人の立場になってものが考えられる
「何か悩んでますか？仕事つらいですか？私の杞憂ならいいけど…」「いつも、有難う」「申し訳ありません」「あなたは精一杯頑張ってる」過去の友人のメールを改めて読み返しました。嘆き、怒り、ブラックジョークなどの文に紛れた、彼女の精一杯の気遣いの言葉が散りばめられていて、それを見過ごしてきた。なんと私は鈍感な人間だったのか…！と。

＞この子はわたしを選んで生まれてきたと確信できます
彼女も母親から、こんなふうに思われていたら、どんなに幸せだったでしょう。「あんたは規格外の人間だ」という言葉のかわりに…。
娘さんは幸せですね。どうか親御様の恵み深い守りの中で、成長されていきますように…。

私の好きな言葉三つがあります。受け取って下されば幸いです。

私と同じカトリック信者の作家・曽野綾子さんの言葉です。

「友に対する買い被り、過度の信頼こそ、かえって友を見捨てる」
「友情の妨げになるのは、思い込みです。“実は、その人の行動にも心理にも、他人には分からない裏がある、”ということが分かれば、人間は決して極端な判断には到達しない」

そして、「ニーバーの祈り」より
「神よ、変えることのできない事柄には、冷静に受け入れる恵みを、変えるべき事柄については変える勇気を、そして、それら二つを見分ける知恵を我らに与え給え」byラインホルト・ニーバー

「袖振り合うも多生の縁」この言葉は、友人が好きな言葉なのですよ。「貴女みたいに人との縁は大切にしたいのよ。貴女の真似っこしようかな？」
自閉症かもしれませんが心のどこかでは、強く望んでいるのですね、彼女は。

短い間でしたが、vintagewine様に出会えて本当に嬉しかったです。
BAに選ばせてくださいね。
メアドを載せて下さるとのこと、助かります。
また、いつか報告させて下さい。私505reoと、友人のことを記憶のどこかに留めておいて下されば幸いです。
遠い日本から、vintagewine様ご家族のご健康をお祈りしています。GOD BLESS
YOU！

回答No.15

vintagewine

こんにちは。メール設定してありますので、ご連絡はいりました。時差がありますので、遅れて申し訳ないです。

ご質問の
＞いいところを正直に伝えても、全て否定します。自己評価が極端に低いです。それでも、私が感じた彼女の長所は伝えて続けたほうがいいのでしょうか？

の件ですが。私の経験から言わせていただけるのなら、『それでも言いつづけます』
もう５０５ｒｅｏさまが見抜かれている通り、自己評価の極端な低さと、それからパラノイア（強迫）もあるのかもしれませんね。＂黒ばかりを着る”それによって落ち着けること。自閉特有の拘りの一種とも取れますし、視覚刺激を減らし自分を守っているとも取れないことはないですが、、強迫障害の中で自分が落ち着ける場所（この場合は色）が黒だったのかも知れません。また身元を極端に隠す、自分が人の目のどう映るのかを異常なまでに意識するのも、自閉というよりはパラノイア、強迫観念によるものではないか、と。あくまでも予想に過ぎませんが。。。。

発達障害自体は、早め早めの専門的療育でかなり楽になる症状ですが、一番怖いのは、そして現実、お友達の身に起こっているであろうことは、何もサポートされないまま成人した暁に来る二次、三次障害の部類です。
精神科にかかると、うわべだけ観て、ハイ、精神病。投薬はこれこれ、で終わらせてしまう精神科医などゴマンといます。そうなると、今度は薬漬けプラス薬の副作用などのまたもや弊害の上塗りとなる、悪循環のはじまりです。

ですから私は投薬はしない主義です。徹底的なカウンセリングを信条にしております。そしてとことん遡れるまで患者さんと幼少期まで遡ってみることにしているのですが、もうほぼ１００％の確率で、愛着障害なり、発達障害なり、虐待なり、何かしらの種が、小さい頃に既にあるのです。

アスペルガー、及び自閉症スペクトラムの多くには、本当に＂石頭’さんが多く（苦笑）第三者の意見を聞き入れてくれない場合が多々あります。たとえ、褒められても、＂そんな筈はない”と否定しますものね。が、しかし。そういう完全自己否定型にも弱点はあるものです。それは＂興味”。
例えば、お友達がご自分の境遇と照らしあわせ親近感を示したそのワンちゃん。その子の話に咬ませて、他の話をしていかれたらどうでしょう、と思うんです。褒め言葉もその中に挿入します。
例えば、『うちの子は、こうこうこういう不信感が強いのだけれども、でもね、こういうところは随分良くなって、今ではこういう風にも成ってきているのよ』お友達が興味を示せばその時点で間髪を入れずに、『うちのＯＯちゃんだけでなく、貴女もそうよ。こうこういうところが・・・』というように同時に噛ませてみるのです。自閉症グループに物事、言葉を通したいときのキーワードは、いかに興味のある話題を振るか、そこにつきます。興味があるものに、しかも集中力が持続する間に、間髪居れずに別のことを言うと、そのことだけは認識してくれる場合が多いのです。次のことを考え出す前に、が鉄則になりますので、こちらが大変忙しい思いはしますけどね（苦笑）それから言葉は出来るだけ少ない単語で構成し、短いぶつ切りの文を繋げて言う。そういう方法のほうが通りが良い筈です。

慣れることも期待できます。諦めずに何度も何度も言うことで、認識してくれることも多いものです。

そして理屈ではないことが世の中には存在する、ということを繰り返して頭に叩き込むと、例えば褒めて、『どうしてよ？何故そんなこというのよ？』という質問が切り返された時などにも便利です。
『ほら、何時も言っているでしょ。理屈じゃないの。兎に角私はそう感じるのよ』と持っていけます。
普通の人が１０回言わなければ理解認知できないことを、自閉グループにわかってもらおうとすると、１００回で済めば万々歳くらいの根気は居ると思います。

自分からは連絡してこない、というのも特徴的です。何時までも待ち続けるし、誘えばかならず来ます。
また、分からないことがあって、目の前に聞ける対象が居るのに、それでも聞かないでいるというのも特徴的です。なにせ下界とのドアを閉じてしまうことで、ずっと今まで来てしまっているので、中々外からの急な働きかけだけでは開けられないんですよね、自分の内側からそのドアが。でも変わりますよ、回りの根気によって。変わらなかった例を今まで観たことありませんもの。

ご両親の介護ですが。。。うわ。。という感じです、正直。
処理能力如何に関わらず、自閉症グループ全般にいえることですが、ストレスへの耐性がこれまた自己肯定並に低いからです。子供なら耐えられない場合、大騒ぎをしますが、成人なので、それをしないとすれば、確実に精神に異常をきたす、ゆえに奇行、奇弁が増える、または健康を損なう可能性が大です、

自分を救えるのは自分の下りですが、それ自体は自閉とはなんらの関係もありません。生活の中で身に着けた知恵のようなものであり、自己防御策に過ぎないでの、崩せる可能性は高いです。ただし、コンクリで固めてしまった＂主義”のようになってしまっている部分は、ご存知のように厄介ですよね。
まずは、ＯＯいうことならサポートしてあげられると思うので、言ってね、と＂事前告知”しておき、しかも合間合間で、『どう？上手くやっている』と確認を再々入れます。でないと、本人から助けを求めてくることは先ずないと思われます。

自閉グループではワーキングメモリーが低い、または極端に低いので、例えば、お鍋を火にかけていて電話がかかって受けてしまった場合、グラグラ煮えている鍋のことは忘れてしまう人も多々います。話して『分かった』と言っても、それがどれほど継続して覚えていられるかも個人差の大きなところです。

個人差は大きくあれど、特徴的な症状は＂あ！”と声をあげたくなるほど、皆に共通しています。
その点では、その他大勢の、健常者と呼ばれる人たちよりも、余程掴みやすいとも言えるのではないでしょうか。四角の中で、彼女を観るのではなく、四角の外に立って彼女を観てくださいね。

頑張ってください。

お礼

vintagewine様、ご多忙の中有難うございました。私の娘も勉強でそちらへ行っておりました。今月帰国致しました。時差8時間ですから、ご迷惑でないように引き算して今メールをしています（笑）

＞「それでも言い続けます」了解です。私は彼女をどんな時も肯定していきます。たとえ肩透かしを喰らっても。

今日友人から長い返信がありました。オタク話しに混じって、政治家官僚への怒り不満をぶちまけた内容でした。（彼女に政界の話しはタブーなのです。職業柄散々人間のどす黒い部分を見てきたので。この話しになるとメール内容も過激になり、喫茶店であろうとかまわず怒りまくります。）正義感が強い故、動物や社会的弱者が虐げられる事に怒りを爆発させます。ガラスのように傷つきやすく純粋なのですね、先生がおっしゃる通りです。ただどんな風に表現したらよいか分からないから見え透いた言葉も言えず、傍からは「冷たい人」と思われてしまうのですね。

三年前、私の両親が相次いで亡くなった時、その素っ気ないメールに悲しみを覚えたこともありましたが、この障害を知ってから、理解出来るようになりました。
政界などの不愉快な嫌なニュースは見ないほうが精神衛生上良いと思うのですが、見て怒らなければ気がすまない…。これも強迫観念なのでしょう。自分に強迫観念があることは肯定しています。

去年会社が倒産、第二の人生設計も原発事故で流れたこと、迎える親の介護、更年期障害…。そして時々襲う過去の色々な心の傷のフラッシュバック。止められない煙草。医師から出された薬の副作用で、激しい頭痛、胃痛、吐き気眩暈…。なぜ彼女にこんなにも辛いことが続くのか…。
漫画やゲームの悪魔的なヒーロー、そして歴史上の暴君にのめり込み、彼等に自身を投影する彼女の淋しさを思うとつらい。
自滅的な彼女を見ていると、いつか命を断ってしまうのでは、とも思います。
死を仄めかす言葉もたまには言います。
おっしゃる通り、二次三次障害が怖いです。

そんな友人ですが、「私は寂しい人間なのであなたの一文はとても嬉しかった。ひと晩泣いた。私もあなたを思わせて頂きます」というメールを貰った時は、本当に嬉しかったです。
「あなたは私にとって大切な存在だよ」というメールへの返信でした。

＞四角の外に立って彼女を観ていてください

その言葉を有り難く頂きます。私も15年間OCDで苦しみました。夫の理解は得られませんでした。頑張ってのたうちまわって自分で克服しました。障害は違っても彼女の苦しみの一片は理解できるかな…。
vintagewine様、今までこんな私にお付き合いくださり有難うございました。

先生のサイトは非公開ですね。私なりに勉強してゆきますが、いつか袋小路に入ってしまったその時は、ご教示して下さると有り難いです。その際のコンタクトはどのようにしたらよいでしょう？
今しばらくは自分で頑張ります。友人を大切にしていきます。
もうすぐこちらは締め切らせて頂きます。心から感謝します。

回答No.14

uzakinori

心配してくださってありがとうございました。自分の頭の中で起きていることが、彼女の頭の中で起きていることと似ている部分があるかもしれないと思い長文化してしまい、逆にご心配をおかけしてしまったようで大変恐縮です。そういう505reo様の優しさは、私の日々の心の糧にもなっているので、きっと身近にいる彼女はなおさら励みになっていることと思います。応援しています。

お礼

「日々の心の糧」なんて大変恐縮です。発達障害（障害という言葉に違和感ありますが）という名前が取り沙汰されたのは最近ですね。「個性だから」と、周りの人間は言いますが、当事者にしてみれば、「そんな美辞麗句で処理して欲しくない」というのが本音だと思います。当事者で「自分の個性だ」と「悟り」に到達出来る人は幸せでしょうが…。
uzakinori様も、処理仕切れないご自分への苛立ちに苦しんでいらっしゃったのでしょうね。でも、ご家族が支えてくださるとしたら幸せです。
友人は、孤立無援です。他人の私の力など塵のような物です。彼女の心に踏み込むことはできません。それは彼女も望んでいないでしょう。

これだけメンタルな病で苦しむ人間が多いいのに、専門知識をもつ医者が少ない。自殺大国の汚名はいつまでも拭えないでしょう。

私事ですが、15年間強迫性障害と、パニック障害で苦しみました。クリニックは予約しても数時間待ち。ろくにカウンセリングもされず薬のみ。辛かったです。uzakinori様ではないですが常時脳がヒートアップ状態で、子育て外出にも支障が出ました。夫の理解はありませんでした。（涙）
パニック障害は、今も完治していません。頓服的に薬を飲みます。

自分の敵は自分でした。
症状が違うとはいえ、だから友人の辛さも少しはわかるような気がするのです。
uzakinori様は今後通院されるのでしょうか。この症状に明るく信頼関係が築ける医師が見つかることを心からお祈りします。

それと、ここでアドバイスを頂いたvintagewine様（精神科医）のコメントが、とても力になりました。ご参考になれば嬉しいです。
先程、ウグイスの声を聞きました。春ですね～。鳥は煩悩が無くて羨ましいですね。

回答No.13

vintagewine

医師免許はフランスでしか取得しておりませんので、日本国においては医師ではありません。それゆえ勝手きままに回答をつけさせて頂いております。ご丁寧なお礼をありがとうございました。

アスペルガーの診断は自閉の中でも難易度が高く、子供でも８－９歳になってようやく、ということが多いのです。それ以外の自閉症ならおおよそ３歳で診断がつくと思うとその難易度も頷けますよね。それは言語の遅れなどが比較的少ない割合でしか出てこないために、普通の子・・でもちょっと変わっている、程度で済んでしまうからです。

親御さん。。。確かに自閉グループの子の子育ては常軌を逸する大変さがあります。ですので、親御さんを１００％責める気にもなれないというのが、正直な気持ちです。しかも当時、アスペルガーなどという認識さえなかったと思うので、とにかく育て難い子＝普通じゃない子＝規格外の子というイメージ先行のみで来てしまったのでしょうね。そう考えると親御さんもそのお嬢さんである質問者さんのご友人も、誰も悪くないのに、皆被害者に思えてなりません。

またアスペルガーの特性は数多く有していても、本当にそれだけか？となると、その点も疑問なのです。自閉グループは長い帯の上に症状のダブりを幾重にも見せながら並んでいます。アスペルガーでも多動不注意型傾向が強いと、思ったことを後先考えずにズバリ口に出し、よって周囲の人からは『なんて人。。。』といぶかられるのもたびたびです。本人に悪気があるわけではなく、ただ脳の指令にしたがっているだけなんですけど、なにせ増えてきたとはいえ少数派であることには変わりが無いので、変人扱いされてしまう現状です。

また自閉の症状って皆誰でも多かれ少なかれ持っているんですよ。ただその該当数があまりに多かったり、しかも程度が酷かったりして、社会生活に支障をきたす段になって症状名がつくという具合です。病気ではありませんので、そういう意味でも『超個性的な状態、それゆえの症状』なのです。

でも良かった。貴女さまのように、御自分の時間を割いてきちんと理解してまで友人関係を築こうと思ってくださる方がすぐ傍にいて。
理解して受け止めて付き合ってくれる方の存在は、歳が幾つになろうと大切なものです。お友達の彼女さん、子供時代の運はあまり無かったかも知れませんが、今にきて、幸運が向いていきましたね。ただ、ご本人にはそういう感覚も分かりづらいと思います。どうぞ、気長に。ご無理なさらずに、良いお付き合いをしていってくださいませ。

絵の上手なひと、多いですよね。分かりますよ。仰るとおり『凝り性』な一面、それも素晴らしい面が現れるとそうなります。物事には二面性ありますでしょ。皆、同じですよね、その点では。
色々な人が居て当たり前。色々な考え方があって当たり前。生まれつきの脳機能不全でも身体機能障害でも、また後天的な精神障害でも、誰も差別されることのない穏やかで出来ない部分を補え合える社会が来ると良いですよね。大体、自分だけは普通、絶対大丈夫って思っている人に限って限りなく危なかったりするもんですから（笑）ありがとうございました。頑張ってくださいね！

お礼

再度のご解答を有難うごさいます。
もし、ご覧でしたら、あと一度宜しくお願いします。私は仕事柄（介護福祉士）、多くの方と接する機会がありますが、彼女の様な人は初めてだったので正直困惑したのも事実です。

ネットで4年前知り合い、それから年に何回かお茶する仲にまでなりました。

いつもメールや誘いは私の方からです。（月一の頻度）私が連絡を絶てばフェードアウトになる可能性大なので、最初は淋しい気持ちでしたが、こんなもんでしょう、と割り切りました。
服や持ち物は全て黒。他の色は落ち着かないようです。かなりの美人ですが、容姿にコンプレックスがあり、「鬼のような目をしている」と、中学時代詰られ、それから人の目を見られなくなったそうです。「ガン飛ばすな！」と、通りすがりの人に腹を蹴られたこともあるそうです。

やるとなったらとことんやり遂げるので、若い頃に80キロあった体重を一年間で30キロも減量。今は細すぎる程。無理なダイエットが祟ったせいか更年期障害が酷いそうです。

お聞きしたいのですが、
いいところを正直に伝えても、全て否定します。自己評価が極端に低いです。それでも、私が感じた彼女の長所は伝えて続けたほうがいいのでしょうか？

4年経った今でも、携帯メアド（緊急時があっても教えてくれませんでした。）や本名は教えてくれません。それが彼女のスタンスなら仕方ないことですが。

我が家には殺処分寸前で救った犬がいますが、未だ人間不信です。「その犬に親近感が持てる。他の生物とは思えない…」とポツリ。
これから彼女は親の介護の問題にも直面するでしょう。少しでも私の仕事体験を伝えてあげようと思います。彼女が望むなら、の話しですが。（自分を救えるのは自分しかいない、と言いますので…）

取り留めのない文で申し訳ありません。

回答No.12

noname#158730

補足・・・まだ閉め切っていないようなので・・・

＞彼女自身が自覚しており、メールにて伝えてきてくれたことです。
＞診断が下されたことは事実ですのに、
＞何故私が彼女に差別意識を持っていると言われるのでしょうか？

私は「あなたが差別意識を持っている」とは、書いていませんよ。
彼女の言葉を「屁理屈だ」と決めつけている、とは書きましたが

実際あなたが書いていることですよね？

＞けれど屁理屈屋の彼女のペースにどのように・・・

「屁理屈屋」？？？
私には、彼女が言っていることが「屁理屈」だとは思えない
と言っているのです。

＞他人から「普通にしていなさい」・・・

「しなさい」

形で言うなら、これは命令形です。
＊＊しなさい
これは威圧的な言葉になってしまう場合もあります。
彼女の育った環境を考えても、命令されることは、簡単に受け入れられるものでは
ありません。まして、具体的な説明も無しに「しなさい」と命令されたなら
状況によっては、彼女でなくても、気持ちの良いものではありませね。

そして、あなたは彼女を「屁理屈屋」と決めてしまっている。
その気持ちは、彼女に伝わってしまうと思いますよ。

面と向かっては、

＞私は彼女の人格は受け入れていくつもりです
だけど
＞屁理屈屋の彼女・・・

どうでしょうね？？？
ですが、彼女自身は、

＞・屁理屈をこねる
＞・普通じゃない
＞・障害のせいだ

これを認めている？？？

＞(彼女はその診断を頑として認めません)

認めていないのでは？？？

＞「感情のコントロールが利かないヒステリックな私でごめんなさい…」

周囲が、

＊おまえは、障害があるんだ、普通じゃないんだ、

と、大勢で言い続けていたとしたら・・・
あなたの言う

＞発達障害（アスペルガー）とACの診断

だけでなく、そのうち「鬱病」にだってなってしまうかもしれませんよ

具体的な説明も無しに、納得もできないのに
ヒステリックになる自分が悪い・・

あまりのも彼女が可哀そうですけどね。

あなたにまで「屁理屈屋」と言われてしまって・・・

＞何故私が彼女に差別意識を持っていると言われるのでしょうか？

私の回答に、納得ができなかった、
自分が反対の立場になったら・・分かるのではないですか？

納得できないことには、誰でも腹が立ったりするのではないですか？

ヒステリックになる・・ことは別ものですが。
そうでなければ、自分を守ることができない彼女の状況は
理解できますね。

＊普通にしなさい

これがどういうことか？解っていない人に囲まれているのでは・・・

お礼

申し訳ありませんが、あなた様の文からは、単なるあなたの様の推測で決め付けているとしか、思えません。有難うございました。

回答No.11

uzakinori

＞私には何が抽象的で何が具体的な言い回しなのか、今一つ解釈しかねるのですが
せっかく長文を読んでいただけたのに、わかりにくい書き方をしてすみません。
ちょっと違うんですが、下のページのようにきれいに分岐が進んでいくこともありますし・・・
http://www.bskill.net/logicalthinking_contents01.html

あみだくじのようにぐちゃぐちゃの迷路に迷い込んでしまうこともありますし・・・。
そうなったらたいてい頭がオーバーヒート起こして真っ白になります。

私の場合は年をとるにつれて、頭の中が(独りよがりながらも)だんだん整理されてきたので
あみだくじのようになりにくくなり、比較的冷静に会話を聞くことができるようになりました。
彼女も年齢を重ねていくと、自分なりの辞書の容量が増えて対応が変わっていくかもしれません。

今後彼女がヒステリーを起こしたとき、もしくは見下されたような気がしたとき、感情のやり取りをしないで全部流して逆に優しくしてあげてください。もし受け取って彼女のことを嫌いになったら、それは彼女の本来意図する結果とは違ったものになってしまいます。彼女はただでさえ言葉で感情や欲求を伝えるのが下手な人なので、そういうときは愛情不足のサインかな？と別の505reoさんなりの違った言葉で受け止めてあげるのがよいと思います。

お礼

再びのアドバイスを有難うございます。しかも、リンクまで！あなた様の誠実さが伝わってとても感謝です。
「論理的思考」が、友人の場合も上手くいかないのかな…。私も友人も更年期を迎えた、いいおばさんです。彼女は更年期障害がかなり重く、それが拍車をかけているようです。「頭の中の思考が、まるで絡まった毛糸のようだ。」と。

でも、あなた様がおっしゃるように、それなりに社会経験を重ねて生きてきたバックボーンがあるので更年期を無事に通過して落ち着くことを願います。
あなた様の悩みは当事者でない私には分からないし、エラそうな事を言う資格もありません。
ご家族が支えて下さることを切に望みます。
本当に感謝します。ご自愛くださいね。

回答No.10

functor

彼女、助けてあげられるといいですね

彼女のアスペの面だけ見ていますが、
アダルトチャイルドの面はちゃんと考えていますか？

あと、これだけの内容から判断することはできませんが、
境界性パーソナリティ障害などを併発していませんか？
その可能性はありませんか？

彼女が一見ひねくれて見えるのは、
本当の彼女を見ていないからじゃないですか？

普通ってなに？
と聞く彼女にたいして、言葉に答えるんじゃなくて、

そんなに、論理武装している君を見ていると、悲しくなるな・・・
君の心の中にある君自信を見せてほしいな
（びっくりした顔で君を見る）
あ、ほら、今顔を覗かしたその君、
素直な君を見ていたいんだ、それだけで僕は幸せだから・・・

などと、彼女の心の奥に向かってミサイルを
打ったらどうでしょうか

もちろん、ここで書いた言葉が効くわけではないでしょう
でも、彼女の心の奥を見抜く目がないと
彼女のことは救えないと思います

お礼

ご解答有難うごさいます。「彼女」と書いたので誤解をさせてしまったでしょうか…。私も友人も女性です。しかも、いい年の…（笑）
心が温かくなるアドバイスにあなた様の人格がしのばれます。
アダルトチルドレンではあります。その診断はアスペルガーと診断された時言われたようです。
他の方も書いて下さっているように今の彼女を受け入れていきます。

回答No.9

d194456

彼女が受診したのは、生活する上で具体的な問題があったからでしょうか。
それが、屁理屈であり、感情のコントロールが利かないこと、なのでしょうか。
他の人に書いたものを読むと、何かの障害があるようには見えませんよ。幼い頃から、自分の身は自分で守らねばならなかった子供は、どの様な方法で守ることが出来たと思いますか。

「普通でしょう？」とか「常識でしょう？」は、言う人間が何が正しいことなのかを知らないときに使う言葉です。人には個性があるように考え方も千差万別ですから、普通であることが稀有です。
アインシュタインは「普通の人が居たらお目に掛かりたい。今までに普通の人に会ったことが無いから。」と言っていますが、文学者の言葉には「幸せな家庭は何処でも同じ顔を見せるが、幸せに遠い家庭は皆違う顔をしている。」がありますよね。トルストイだったと思いますが。

＞　「感情のコントロールが利かないヒステリックな私でごめんなさい…」と申し訳なさそうに言います。

この彼女にあなたの優しさを感じてもらって下さい。彼女が優しさをどの様に表現すれば良いのかを子供の頃に覚えることが無かったから、人に優しく出来ないだけです。ヒステリックも同じです。感情のコントロールが出来ないのも同じです。気が付かないまま書いている人もいましたが、猫背の人はどの筋肉をどの様に動かせば良いのかを知らないから、猫背を治せないのです。
色々なことを覚えなければならないときに教えてくれる親が頼れなかったのですよ。理解して下さい。
「こんな時にはこうは考えられませんか」「他にどの様に考えられる？」と聞いてみませんか。

お礼

ご解答有難うございます。彼女（私も友人も女性です）が受診した理由は、詳しくは聞いていません。言いたくないこともあると思うので。

アドバイスを拝読して、なぜか涙がでました。誰にも理解されずに（母親からは、“生まれるべき子供ではなかった“と言われ続けてきた友人です。自分を“規格外の人間よ“と言います。それも渇いた笑みをうかべて…。それがとても痛々しかったです。80キロあった体重を一年間で30キロも落としたらしいです。自傷行為として…。

ご指摘されたように、彼女が言ってくれた言葉に精一杯の私への気持ちを受け止めていきます。私も彼女に支えられています。

回答No.8

vintagewine

読み返したのに、脱字です。

その他大勢と違う個性的な（時に性的過ぎる）の（　）内ですが、＂時に個性的過ぎる”が正しいです。
ごめんなさいね！

それと追加。診断を認めない、の件ですが、誰でも認めたくないことはありますよね。その範疇よりもっと飛びぬけて何が何でも認めない、となるとコンクリート・シンキングという言葉に行き当たると思います。自閉症特有の考え方で、一度植えついてしまったイメージはコンクリートのように頑強であり、なかなか変えるのは難しいのです。特に幼いころ、何のサポート（例えば療育など）も受けないで成長してしまった場合、その気質を今更変えるのは至難のワザともいえます。

でしたら。こちらがアプローチ法を変えるしかありません。真正面から行って駄目なら、斜めから、ハス斜めから、反対方向からと貴方のアプローチ法を七変化させるのです。これが、彼女さんをサポートされていく過程において、貴方ご自身も成長なさいますよ、と申し上げた由縁です。助けているようで、助けられる。そういうことです。そして身に着けた臨機応変さや思考変化法は、貴方さまの人生においてもプラスになるはずです。押しても駄目なら引いてみる。３歩進んで２歩下がる。この二つはＡＳＤの人たちと接する上で家訓になりうるほど大事なことです。補足させていただきますね。

お礼

ご解答有難うございます。医師のかたからのアドバイスということが心強かったです。このような質問をすると、時に「あなたが勝手に決め付けている」などという意見が出て困ります。が、診断が下された以上、彼女がそれをどう思うと、これからも友人であり続けるには、知識として持っていたいという考えです。
勿論、彼女を信頼しているという土壌の上の知識です。
「コンクリートシンキング」という言葉は初めて聞きました。友人は「自分は思い込みが激しく、一度こう思ったら絶対曲げない」と言っています。
こだわりは激しいですが、プロ顔負けの画力にもそれが発揮されています。
ただ、ここへ来て更年期障害が激しく出てきて、（私も友人も女性です）鬱や頭痛、眩暈で苦しんでいます。
母親からは「規格外の子供」と、言われ続け、アダルトチルドレンの陰を引きずっています。
彼女の負担にならない距離感で今後も付き合うつもりです。アドバイス下さったおかげで、附に落ちなかったことも、「この症状がそうさせているのだから仕方ない」と、気持ちのゆとりが持てそうです。
有難うございました。

回答No.7

vintagewine

精神科医です。

書いていらっしゃること。全てがアスペそのものです。屁理屈こねているように聞こえるし、見えるでしょうけれども、それが彼らの中での常識なのです。物凄く平たくいうならば、脳の作り自体がその他大勢とは違うとご理解ください。貴方の耳にどんなに変に聞こえようが、目に奇異に移ろうが、彼／彼女たちにとっては、それこそが普通の世界であり、ちゃんと自分の脳からの指令にしたがって正しく行動しているのです。
頭の出来自体が非常に個性的なので、行動も言動も超のつく個性を発揮する。そうご理解いただけると早いのではないでしょうか。

同時に、その他大勢とは違う。自分が自分らしく居るがために、周囲との摩擦・問題が耐えないことはある程度の年齢になれば本人達も自覚しています。ですので、貴方にも彼女なりの言葉で謝罪したのだと思います。
とっても愛おしくなりますよね、そう言われると。お気持ち、分かりますよ。

勝ち誇り気質の件ですが、それもアスペルガーに多く観られる特徴です。勝ち負けに尋常でないほどのこだわりを見せます。勝つことが重要なのではなく、安心するんだそうです勝つことによって。常に心のどこかに不安や悲しみを抱える（特に理由はなくとも）タイプが多いので、できる範囲で不安を取り除いてあげられるようなお付き合いの仕方で花開く人が多いことも事実です。

頭の回転ですが、高機能自閉症やアスペルガーでは知能指数のずば抜けた人たちが確かに存在します。そういう方々の頭の回転は確かに速いです（それを何に活用できるかは課題となりますが）しかし、ここで注意していただきたいのは、分かったような素振りで機関銃のように話したとしても、本当に全て理解したうえで話しているのか？というと保障の限りではありません。難しい専門用語も同じです。使うからといって、真の理解を得ているか？そこも疑問なのです。
しかし、自分達の好きなことに没頭するときに集中力には、その他大勢は適わないことでしょう。しかも素晴らしい才能を発揮する可能性も大です。その多大勢に出来る事が出来ない、もしくわ必要以上の大変な努力をしないと出来ないかわりに、飛びぬけたところも持ち合わせる可能性がある。そう理解されるのが初めの一歩ではないでしょうか。

自閉スペクトラムの何処かに位置するひとたちとの間に友情を築いて行かれたいならば、自閉症に関する文献を山ほど読んでまずは相手を知ることでしょうね。個人差は大きくありますので、あくまでもガイドラインとしての知識だけ蓄えて。そして、決して一般常識といわれるような、その他大勢＝多数決での規範のような枠を押し付けないこと。枠の中で貴方自身が考えないことです。彼女は彼女。アスペルガーに関係なく、一つの個性・人格として全てを（素晴らしい面も、ちょっとな。。の面も）受け止めてあげることです。

アスペルガー成人向けの対処本なども出ているはずです。少しでも社会適合しやすいように、アスペルガーを持つ人達のために書かれた類を購入して、１ページから一緒に取り組んでいく中で、彼女さんをもっと理解していけるのではないか、と期待します。貴方がたお二人の間に信頼関係も生まれることでしょうしね。

貴方もお気づきのとおり、彼・彼女たちの裏表のなさ、真っ正直さは昨今の世の中においては眩しすぎて直視するのが難しいほど素晴らしいチャームポイントです。素晴らしい点と、不都合な点。両方持ち合わせてその人なのです。この点ではその他大勢の人達となんら代わりはありません。

感情のコントロールは最大の課題になると思いますが、事前にこれからおきる事を告知してあげること。視覚優先タイプなら、紙に書いたもので理解を促すこと。抽象的な物言いを避け（空気を読め、っていうのは先ず無理です）はっきりと固有名詞を加えて伝えること。例えば、ただ漠然と＂片付けて”ではなく、＂ＯＯとＸＸをこの場所へ移動させて”になるということです。

自閉症グループには程度の差が大きくあります。彼女さんがどの位置に属する方なのかは判断付きかねますが、時に、貴方のほうが頭を掻き毟りたくなるほど、合点の行かない点も出てくる可能性は否めません。覚悟して、決して軽い気持ちでは臨まないことです。彼女さんを変えようともしないでください。上手く、両者が歩み寄れる接点作りなら出来ると思います。

私の娘もアスペルガーですよ（父親がアスペルガーです）。けれども世界中で一番愛しています。
大切だし、自分の命に代えても守り抜きたい。今は自立して生活できるように、手取り足取りさまざまことを経験させ、かつ教えている真っ最中です。笑顔は天使そのものですし、人にも動植物にもとても優しい子に成長中です。素直さでは群を抜きます。母親の立場からすると、その彼女さんとお母さんの関係を大変残念に思います。
子供だって、好きこのんで、その他大勢と違う個性的な（時に性的過ぎる）頭に生まれてきたわけではないのです。生まれながらにして一筋縄ではいかない運命を背負わされて生まれてきたのです。
その点を一番理解してあげて欲しいな、と思います。頑張って、出来るだけ理解し、サポートしてあげてくださいね。その中できっと貴方も成長なさるはずです。同じ人間としてね。

回答No.6

JP002086

私は「普通」「当たり前」「一般的」「常識（常識的も含む）」の単語が嫌いな輩です。
確かに、単語そのものは存在しているけど一人ひとりの生い立ちや生活環境、それと様々な経験の違いにより、一人ひとり“普通”が違うので「会社内でも話すときには使わない事」としています。
会社ですと、例えば同一人物が何度行っても答えが違うと言うことがあり得るため、軽率に「普通さ～＊＊＊＊＊」と言う会話には使いませんし、何か尋ねられる際に「一般的にどうなってる？」とか「普通、どうしている？」と聞かれると「うん？　は？　言いたい事は判るけど、イメージ的にどんな答えが欲しいですか？」と言い返しています。
これは、お互い求めている答えのイメージと出そうとしている答えのイメージが違っていると、二度手間にもなるし喧嘩の元にもなるからです。
（要するに、認識のズレです）
なので、「会社規模で＊＊＊人以下だと・・・・＊＊＊＊以上だと・・・・個人だったら、その人の知識と判断によって変わるよね？」と言う感じの答え方になっています。

彼女との会話をする時には、“面倒でも自分の言わんとする事を頭の中に描いて、イメージを伝える”事をあなたの知っている言葉で確実に伝わるように心掛けることです。
自分をそうする事によって、将来役に立つ時もあります。
例で言うと、子供が母親に言われて一番嫌いな言葉として「早くしなさい」です。
これも、ただ単に「学校に遅刻するよ！早くしなさい！」というよりは、「あと＊＊分で家を出ないと学校に遅刻するよ。準備は出来ているの？」と問われる方が、時間内に行わなければならないと言う意識が芽生えてきますよね。
こんな感じで接していくことで、自分の将来のための勉強にもなるので良いのではないでしょうか？

ちなみに、全然話は違いますが製造業、仮に電化製品に例えると全家庭の４０％を超えると急に普及率があがるので、４０％を超えると“普通の家庭にも有る”と言う使い方が可能かと思われます。

ちょっと長くなりましたが、参考にどうぞ

お礼

ご解答有難うごさいます。私も仕事場で上から目線で「ジョーシキでしょうが！」と言われたとき「は？貴女の常識は私の非常識ですけど？」と、言ってやったことがありました（笑）
「普通」「常識」…、皆グレーゾーンな言葉ですね。
例えを書いて下さり有難うごさいます。具体的に伝えるということですね。
今までアバウトな表現を私からして、彼女に通ぜず、肩透かしをくらい凹んだこともありました。
疑問があったら、オブラートに包まず具体的に聞くようにします。