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イタリア国鉄ETR200型電車
別のスレでETR250とETR300の質問を出していますが、それ以前に存在したETR200型について 幾つか疑問点が生じたので、新たに質問いたします。 1)ETR200型電車に2等車はあるのか? 2)ETR200型からETR220型に改造された時、どのように改造されたか? 3)ETR200型、及び改造後のETR220型の車内はどのような配列になっていたか? 4)ETR220型で連結部付近の屋根にコブの付いた、つまり屋根が盛り上がっている編成を見たが これは何か? 5)ETR220型は台車はETR200型時代と変わっているのか?駆動装置も同じか? 6)ETR230、ETR240型というのもあるようだがETR220型とは何が違うのか? 以上お分かりの方解説お願いします。
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はいはい、お次はETR200ですか(笑)。 ご質問なんですが、相変わらず、生半可な知識で、そうだと決め付ける回答をする方がいてこまりますね。 実はETR200が登場当時は等級の区別があったんですよ。1936年登場のERT201~206までは1号車が2等車定員35名、2号車が1等車定員35名3号車が2等車で定員24名となっていました。 製造時のブレダ社の概要書の一部には下の様な記述があります。(アクセント記号を一部省略) ちゃんと1号車は2等、キッチン、2号車は1等、3号車は2等、荷物、郵便・・・とあります。 >cassa 1) - 35 posti a sedere di seconda classe piu cucina e dispensa; >cassa 2) - 35 posti a sedere di prima classe; >cassa 3) - 24 posti a sedere di seconda classe piu bagagliaio, postale e ・・・・ 等級の概念が無くなったのは1938年以降の話です。207~218が出来てから同じように改造されました。 1次型は1号車にキッチンを備えていましたが、2次型では3号車にキッチン、トイレ、給仕室、荷物室、郵便室をまとめる設計に変更されています。台車も1次と2次では変わっています。戦後、新型パンタグラフと電気笛を装備し、一部の窓が開くように改造されました。 ETR220型への改造は基本的に3号車の運転席部分を連結面にして、そのあとに4号車をフルボギー車として加えただけです。この結果1号車、2号車、3号車、4号車全て車体の長さが違うということになりましたね。4号車は1等座席車とラウンジです。 座席は2+1の向かい合わせの固定クロスシートで、ETR250などと変わりません。あくまで1等なので2+1です。2+2ではありません。(写真参照) 台車はこの時から順次変更されています。ETR250と同様のコイルバネのみのタイプですね。ETR300も同様に変更されていますが駆動装置自体には大きな変更はありません。 らくだのコブはストーンと言われていた空調装置です。1953年から1956年にかけて203-206、215だけに付けられました。最近では234に付いていましたね。あと、ETR240型は元々交直両用型に改造された物ですよ。ギア比は台車交換時に変更されています。ETR200型の最高速度は160Km/hの設計でしたが登場当時の高速試験では200km以上出しています。
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- TooManyBugs
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1 ETRには車両としての等級の概念がありません。 一般的には3等級時代は2等、2等級時代は1等扱いです。 2 3車体連接の荷物室付先頭車の運転室部分を切り離し新製したボギー電動車に取り付けて3車体連接+ボギーとした。 3 2+2のボックスシート 4 冷房装置 5 かわっていません 6 ギヤ比を変更して最高速度を180km/hとしたもの。
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
またまたこんばんは。No1の回答を読んで、等級の区別が無いとか座席が2+2だとか、 なんとも理解出来ない事があったのですが、やはり1、2等の区別はあったのですね。 No1の方も、いつも回答いただくのですが、信憑性に乏しいので困ります・・・。 写真は食事時の様子でしょうか、中々豪華な室内ですね、天井を見ると照明は蛍光灯のようですし、 クーラーの噴出し口らしき物も見えますね。 なるほどETR240は交直流だったのですか・・・交流区間は少ないですよねイタリアは。 これは別に質問しますから、良かったらまた回答お願いします(笑)。 おかげで色々勉強になりました、いつもありがとうございます。