- ベストアンサー
石田流にしたいのだが角交換されたら?
戸辺誠 石田流の基本 を買った。 ★7六歩 ☆3四歩 ★7五歩 ここから☆4二玉 ★6六歩 と続いて、角交換をさせない指し方が説明されています。 それはよしとして、★7五歩の次、四手目に☆8八角成 とされたらどうしたらいいのでしょうか? 私の考察:同銀として、それから7七銀とあがる。しかし飛車を7筋に振った瞬間に☆4四角が常に存在する。どうしたものか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは! △77角成はよくある手です。 以下,▲同銀と取り,先手の構想は,▲68飛!→玉をミノに囲う方針とし,▲78金型。▲66歩から▲65歩とし,▲77銀型か77桂型。 ▲66飛から,とうとう▲76飛で石田流ふうの戦型になります。 立石流といいます。 結論として,△88角成としてくれると,立石流に1手早く組めるので先手はありがたいですね。 ▲68飛→▲66飛→▲76飛のコースをお忘れなく!
その他の回答 (2)
- mekuriya
- ベストアンサー率27% (1118/4052)
結論からいえば先手は石田流には組めません。 私の研究によれば石田流を目指すには▲7六歩▽3四歩▲7五歩▽8八角成▲同銀▽5四歩▲6八飛▽6二銀▲4八玉▽5三銀▲3八玉▽6四銀▲7八飛と指しすすめるほかなさそうなのですが、ここで▽5三角と打たれると7五の歩を守る手段が無い。▲8六角や▲6六角といった手段では一時しのぎで、後で角がいじめられて先手不利になります。 この手順の意味を初めから説明すると▲7六歩▽3四歩▲7五歩の3手は、先手石田流を目指した手ですが、この瞬間に角交換されると先手は▲同銀と応じるしかない。▲同飛は▽4五角で先手不利です。そこで▽5四歩が癪な手です。▽5四歩は▲5五角の筋を消す意味と右銀の進出をつくる2つの意味があります。7五の歩が角の引き成る場所を消しているので▲5三角の打ち込みが成立しません。▲5三角と打てば、待ってましたと▽6二角と合わされて、▲同角成▽同銀で先手の手損になるだけです。 そこで先手は▽4五角の筋を警戒して▲6八飛と途中下車します。後手は右銀を進出させて7五の歩を取りに行きます。先手が▲7八飛と振りなおすには▲4八玉▲3八玉の2手を指して2七の地点を守る必要があります。▽6四銀に▲7八飛でなんとか間に合ったようですが、▽5三角と数を足されると、もう守れない。2手かけた▲7五歩が只取られでは▽7五銀を追う手段も無く8筋突破が受からずに惨敗となるでしょう。 といって▲7四歩▽同歩▲同飛と交換するのは▽7五歩と蓋をされて飛車は生きて帰ることができません。 後手としては▽5三角と打たない方が良いのかも知れません。 なんにせよ、石田流に対する四手目角交換はプロの実戦例も少なくて、確たる定跡も確立していません。 将棋の棋譜でーたべーす世界最大の将棋の棋譜データベース http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?lan=jp&page=FrontPage フリー手検索v2の機能で調べてみたのですが、先手も後手も未開の荒野に突入する乱戦になることが多いようです。明確な回答ができなくて申し訳ないけど、後は質問者さんご自身でプロの実戦例を調べて、戦いの勘所をつかんでいただくほかありません。
お礼
将棋は奥が深いですね。 ご回答ありがとうございました。
- dragon7788
- ベストアンサー率46% (66/142)
将棋倶楽部24で中級のものです。 序盤にすぐに角交換されてしまう戦型は「早石田」という戦型で確立されています。 参考引用元は「島ノート」「先崎学の良く分かる現代将棋」などでしょうか。 前者の本は現在は出版されておらず、ネットオークションなどになってしまいますが、 後者の本は手軽に手にはいるので、その書籍を参考にするといいと思います。 >しかし飛車を7筋に振った瞬間に☆4四角が常に存在する。どうしたものか。 正しくは△45角ですよね?(たぶん。) 角交換してきたのは向こうなので、6手目は後手です。 仮に後手が△42王などと指したとしましょう。 そして、こちらが▲78飛。 そこで△45角なら以下 ▲58王△27角成▲74歩△同歩▲55角△33桂 ▲74飛△73歩… といった展開があります。 あくまで一例で▲58王のところ▲68金とかあります。 あんまり書くと書籍の価値がなくなりそうなので書きませんが(汗 とにかく膨大な変化があるので、これ以上は書籍を買ったりネットで検索するなどするのが好ましいと思います。
お礼
なるほど。 ご回答ありがとうございました。
お礼
立石流か。 ご回答ありがとうございました。