まだ受付中なので、納得されていないように伺いましたので、別な観点からお話しします。
空気については、一応、純粋な空気と言うのは、(工場からの排気ガスその他からの物がないという意味)窒素N2が78%、酸素O2が21%、両者で99%占めている事は案外知られてないのではありませんか。その他はアルゴン0.60%、炭酸ガス0.03%、水素0.01%、残りの中にはHe,Ne,Kr・・。とされています。そこに人間が、工場を作り、自動車を走らせ、飛行機を飛ばしているわけです。
そうこうするうちに、工場からの石炭の煤煙が住民に害を及ぼし、公害の始まりになりました。その対策が集塵機です。
次に、ドイツで森林が枯れ出し、研究した所、車からの排気ガスによる酸性雨となりました。排気ガスとは何か。燃料の石油(化学名は、炭素Cの数珠紐の回りに水素がてんぷらの衣の様にくっついた●炭化水素です)の燃えカスの炭素紛と、ガソリンを燃やすのに必要な酸素O2をピストンに吸い込む際に、空気の主成分である、性質のおとなしい窒素N2が一緒に吸い込まれ、強制的に圧縮点火爆発と言う激しい処理のために窒素と酸素が結合して排出される、窒素酸化物であることが分かったのです。
全て被害が大きくならないと、人間は研究しないのです。常に自然現象の後追い研究なのです。
人体の病気も同じです。症状があらわれてから分析するのです。
本題に戻り、
「窒素」と「酸」素が「化」合した「物」だから「窒素酸化物」と言うのです。他の意味はありません。
● 科学的に知られている窒素と酸素の性質。
1.窒素原子N(ナイトロジェンの頭文字)は磁石の手を3本持っていて、この手で2個くっつきN2になり、空気中では化学変化を起こさない安定ガスになっています。この性質を利用し、食物が酸素で結合して酸化されないように、食物の袋に1緒の封入されます。
2.酸素原子O(オキシジェンの頭文字)は、磁石の手を2本持っていて、その手で2個くっつき酸素分子O2になりますが、それでも2本の磁石の手を持っています(詳細は省略)、ですから、2本の手で書籍でも、衣類でも、食べ物でも、食用油でも、空気の酸素にくっつかれ、ゆっくりでは有りますが酸化されるのです。
しかし、酸素のお陰で、湯気の充満する銭湯でも、サウナ室でも呼吸していられるし、孤島で焚き火して暖を取り煮炊きして生き延びられるのです。
本題に戻り
窒素酸化物が空気中で水(つまり雨水)に溶けると、酸性の液になり(酸性液になる事は実験で確認されての事、あなたがリトマス試験しを入れると分かリます)森林を枯らしたことが分かったわけです。
●酸性とは、+電気を帯びた水素イオンが多く溶けた状態である事が化学の方で分かりました。舌に、スッパさ(★酸っぱさ)を感じるので酸の性質(酸性)と言っているのです。+電気の影響なのです。酸味ですね。
酸素と窒素の結合の事実に関して。
車の排気ガスでは、酸素1個と窒素1個の★一酸化窒素。これは空気中ですぐ酸素2個と窒素1個の★2酸化窒素に変化する事が分かっています。
先に述べた、両者の磁石の手の数から、酸素1個に窒素2個くっつく一酸化2窒素の存在も考えられます。詳細は知りません。
人体内では、一酸化窒素が心臓を動かしている仕組みが発見され、平成10年10月、3人の博士にノーベル賞が発表されました。
科学知識は、自然の事実を見つけて発表した暗記文の集まりです。条件が変わると、どのような作用をするか、また、どんな性質をむき出すか分からないのです。
窒素酸化物に関し、現在分かっているのは以上の通りと思っています。
窒素は、アミノ酸、タンパク質の結合成分でもあります。
お礼
あ~なるほど…。 ということは、車から排出されるときはまだ一酸化窒素で、それが大気中で酸化するのですね。ありがとうございます!