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TVのセーフティーゾーン
テレビ放送にはセーフティーゾーンというものがあり、 映像を編集している際、プロの方が使用しているモニターなどには全体が映っていても 一般家庭のテレビモニターには映像の周囲10%~20%は表示されないと 聞いたことがあります。 そのため、テロップなども外側ギリギリではなく、多少内側に入れることになっているとか。 そこで質問です。 現在はほとんどのテレビがデジタルの16:9表示だと思いますが このテレビで4:3の映像が放送されているとき(左右は黒くなっていることが多い)は 映像自体はフルで表示されていると考えてよいのでしょうか? それとも周囲10~20%切れたものが表示されているのでしょうか?
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- OKWavex
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16:9か4:3かは無関係 実際には10%~20%もないですけど多少見えない部分はあるということ
- tama80ji
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>一般家庭のテレビモニターには映像の周囲10%~20%は表示されないと聞いたことがあります。 正確には20%も削られてはいません。20%と言ったらそれこそTV受像機登場の黎明期まで遡ります。 1970年代以降では10%程度がセーフティゾーンとなっています。 このセーフティゾーンは、ここまではどの受像機でも確実に表示されるので、各種テロップ、時刻表示などはこの範囲内に収めるようにとの目安に過ぎません。 アニメの制作現場でも使用されています。 人間の視覚の特性で画面中央部は認識、記憶しますが、周辺部分は脳内処理で切り捨てる情報に含まれます。そのために重要な情報はこのセーフティゾーンに収めれば上手く伝達できると言うことです。 ブラウン管でも上下左右の周辺部分は実際は投影されていますが、この部分は筐体のフレームで隠れています。これらは走査線の切り替え部分だったり、管理信号や同期信号部分で実際の映像では不要な情報部分も含まれます。 制作現場では必要不可欠な情報ですが、一般家庭では完全に不要な情報部分です。 ブラウン管時代の家庭用TVはオーバースキャン(拡大)表示が前提でした。不要情報部分を表示させないための処理でもあります。 但しオーバースキャン量はメーカーや製品の個体差があったので、とにかく絶対確実にどの受像機でも投影される部分としての設定がセーフティゾーンです。 現在の液晶、プラズマはドット・バイ・ドット、或いはアンダースキャンが基本なので全画面分は表示されています。 アンダースキャン表示の場合、良く見てみると判るのですが左右2~8ドット分は黒枠があります。 素の信号をそのまま表示すると走査線、管理、同期信号情報部分も表示され、その部分は必ずしもスパッと直線で切れているわけではありません。特に左右はギザギザに波打っています。 人間の視覚特性上、周辺部分の認識が低下すると言っても、素の信号をそのまま表示するとかなり目障りになるためにこの部分はマスキング処理が施されます。 このマスキング量はメーカーによって異なります。左右のマスキング比率も異なります。中にはマスキングが無くスッパリ切れている場合もあります。