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得なのはどっちですか?
教えてください。 今まで商品を購入し、手形一本で支払いをしてきましたが 来季以降は半金半手で支払をすることになりました。 その分、数%の値引きがあります。 この場合、本当に得なのはどっちなのか? どういう計算で比較するんですか?
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質問者が選んだベストアンサー
いわゆる仕入割引のことですが、どちらが得かは質問者さんの資金繰次第といえますよね。 商習慣として、仕入代金の支払は手形で…という業界があるようですが、代金を受領する側としますと手形で受け取っても資金繰り的には現金は増加しませんので、運転資金の確保のために借入れをしたり、手形を割り引いたりします。 そうしますと、当然ながら借入金に対する利息や、手形割引にかかる割引料がかかってきます。 そんなときに、現金で代金を支払ってもらえたら余計な利息や割引料は必要なくなりますから、その分を還元します…というのが「仕入割引」にあたるわけです。 ここで最初に書いた内容につながっていくわけですが、質問者さんの資金繰りに余裕があれば総て現金で支払っても問題ありませんが、一般的にはなかなかそうもいかず、利息を払いながら借入等で日々の運転資金をまかなうことがままあります。 そうしますと…仕入先に現金で支払って「仕入割引」を受け取り、不足する運転資金を借入れでまかなうか、仕入先には手形で支払い、「仕入割引」はあきらめるか…といったことを判断しなければなりませんよね。 つまり、いずれを取るか的な問題になると思います。 但し、一般論では仕入先を大事にして信頼関係を築き上げることができれば、これ以上の強い見方はありませんし、仕入先にしてみれば取引金額の多寡が重要なのは当然ですが、支払いの良い顧客はある意味で取引金額の多寡より重要になります。 …ということで、どちらが得かと云えば私はなるべく現金で支払ったほうが相対的には得なのではないかなと思います。 以上のようなところで答えになっていますでしょうか?
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。