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サンプルレートについて。

このサンプルレートを上げたり下げたりすると音質が良くなったり悪くなったりするまでは、わかるんですが、これを下げると音ズレとかもするんでしょうか? 例えば、サンプルレートが44100Hzの動画を、11025Hzに変換したときとか。 回答待ってますm(__)m

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  • ベストアンサー
  • asciiz
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回答No.1

音はズレませんが、汚くなります。 まず、基本原理としてはこうです。 「サンプリングレートが44100Hzならば、0Hz~22050Hzの音まで表現できる。」 ということは、サンプリングレートを11025Hzにした場合、その半分の5012Hzの音までしか表現できません。 この範囲だと、少し高い音でも引っかかってくるので、影響が聞いてわかるようになって来ます。 いわばグラフィックイコライザで、高音成分を全く落としてしまったような、くぐもった音になってしまうでしょう。 もう一つ、「音色」の問題があります。 ドレミの「ド」の音は、400Hzなのですが、例えばピアノの「ド」とバイオリンの「ド」は音色が違いますね。 実際の楽器の音には、「倍音」と言って、基本の音程以外に、2倍の800Hzの成分や、4倍の1600Hzの音の成分が、強さを違えて、同時に鳴っています。 基本音程は一番低いもので認識するのですが、その倍音の各成分の多さの違いが、音色の違いとなって、各楽器の音の特徴を形作っています。 でもここで、(11025Hzサンプリングによって)5000Hz以上の成分を無くしてしまったとすると。 バイオリンの音が、非常に汚くなってしまったり、高音域ではバイオリンに聞こえなくなったりしてしまいます。 (例えば2オクターブ高い「ド」の基本周波数1600Hz、それに含まれる倍音が3200Hz・6400Hz・12800Hz…となるので) ですので、「音ズレ」は出ませんが、「汚く」なるというのが実際の感覚でしょう。 なお、44100Hzというサンプリングレートは、前述のように22050Hzの音成分まで表現できるわけですが、実際そこまで聞ける人は非常にまれです。 1万数千でも人によってはだいぶきつくなって来て、20000Hz越えだとほとんどの人で聞こえないため、十分に音声・音楽をデジタル化できる、と言う感じで決まりました。 ですので、44100Hzからサンプリングレートを下げていくと音質が悪くなることには気付きますが、上げていった場合の音質変化は、ほぼわからないと思います。

noname#211680
質問者

お礼

回答ありがとうございます^^

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