明るい部分の周りに出る青紫色のカスミの正体は?
某社製の400mm望遠レンズ(20年ほど前の製品です)を使って、主に野鳥を追いかけています(カメラはデジタル一眼です)。
最近気がついたのですが、輝度の高いものを黒いバックで撮影すると、
輝度の高い部分の周りに(フチではありません)モワッと青紫色の霞のようなものが写っています。
テレコンをつけるともっと酷くなります(テレコンの銘柄によって程度が変わります)。
最近購入した別の400mmで同じものを撮影してみたら、その青紫のカスミが全然出ていないので、気がつきました。
従来より、画像の周辺部で建物の角や窓枠の線などに紫色の縁取りがつくのはよく経験していますが、これはレンズの収差として理解しています。でも、このカスミはそれよりも広い範囲にフワッと発生していますし、レンズの中心部でも発生します(モニター画面に合わせた表示ではよく判りませんが、ピクセル等倍で表示してみるとかなりの広がりです)。
遠くに見える白地に赤い字の看板などの赤い字が少し紫がかって写りますが、今までこれはレンズの癖だろうと思っていました。
でも、新しく入手したレンズでは、看板の赤い字がずいぶん鮮やかに写っているので、いままでの赤のクスミは、この青紫色のカズミの影響では無かったかと思われます。
ちなみに、新しく入手した400mmもメーカーは違いますがやはり20年ほど前の製品です。
こちらはテレコン(そのメーカー指定の純正)をつけてもこの紫のカスミは出ていないようです。
雲をバックに遠くの梢に止まる野鳥を撮影すると、野鳥も梢も紫にくすんでしまって使い物にならなくなることがおおいのですが、考えてみればこれも同じ現象のように思えます。
一体この紫のカスミの正体は何でしょうか?
防止、または軽減する方法があるのでしょうか?
普通にフレアと呼ばれているものとは違うようですし、いろいろと検索してみましたがよくわかりませんでしたので、詳しい方の回答がいただければ、と思い質問させていただきました。