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青色申告特別控除が受けられるために

現金主義と発生主義があることを存じております。 発生主義だと55万円の控除ができるそうですね。 http://www.taxanser.nta.go.jp/2072.htm 私は個人事業主ですが、お教室を自営しています。 掛け仕入れができそうなのは教材費くらいなものです。 でも、教材はめったに発生しません。 主な収入は月謝ですが、これを入金があった時点で 普通口座 ×× 売上 ×× としています。これでは現金主義の記帳と見なされてしまうでしょうか?もしくは未払い金や売掛金勘定がなくてもそういう仕分けをする機会がないから発生主義だと主張しても正しいのでしょうか? 発生主義と主張するためにはどのような工夫をすればよいでしょうか? クレジットカードで備品を購入したときに 消耗品 ×× 未払金  ×× と記帳していれば発生主義と見なされるでしょうか? やよいの青色申告というソフトを使用しているので(決算書と複式簿記)最低でも特別控除45万円は受けられると思います。できれば55万円控除を受けたく思います。アドバイスお願いします。

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  • souta_n
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回答No.1

発生主義で行うということは、日々の記帳方法を言っているのではありません。 確定申告時の財務諸表が発生主義会計に基づく内容になっているかどうかという事です。 例えば4月1日から保険料年額12,000円を支払って 保険料12,000 現金預金12,000 として12月31日の決算財務諸表にそのまま12,000円で損益計算書に計上すれば、その基準は現金収支のみに基づく現金主義という事になるでしょうが、決算整理で 前払費用3,000 保険料3,000 という修正仕訳を行うと、損益計算書の保険料はその期に発生した9,000円の計上になる訳ですから、りっぱな発生主義会計という事になるでしょう。 これと同じように月謝についても、ある生徒が例えば月半ばから入学してきて、1月21日~2月20日が2月分月謝として それを受取ったときに 普通口座 ×× 売上 ×× という仕訳を行い、以降 2/21~3/20 普通口座 ×× 売上 ×× 3/21~4/20 普通口座 ×× 売上 ××        ・        ・ 11/21~12/20 普通口座 ×× 売上 ×× という仕訳を連続して行い、そこで完結させて損益計算書に売上計上すれば現金主義ということになるでしょうが、12月31日決算整理で 12/21~12/31分として 売掛金 ×× 売上 ×× という仕訳を入れれば、りっぱな発生主義会計に基づく売上高になるのです。 つきるところ、日々の記帳方法をどうしているかという問題ではなく、決算書の科目毎の金額の計上基準が何であるかという問題です。 もちろん生徒が沢山いてだれが集金済みでだれが未入金かを帳簿上で把握したいということならば、売掛金勘定を使用して (売上確定時の仕訳) 売掛金 ×× 売上 ×× (入金時の仕訳)   売掛金 ×× 売上 ×× すべきでしょうが、仕訳量は倍になりますから、そこまで帳簿で管理しなくてもいいや、ということならば決算整理で、その時点の売掛金を計上するだけでよいと思います。 

noname#6037
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 発生主義が氷解しました。わかりやすかったです。決算整理仕分けが大事なんですね。これで安心して55万の控除を受けられます。

その他の回答 (1)

noname#24736
noname#24736
回答No.2

発生主義で処理をするということは、1番の回答に有るように、日々の処理は今まで通りに、現金主義で行ない、決算の時に修正仕訳を入れて、結果として発生主義になっていれば、発生主義で処理をしていると認められます。 そのためには決算の時に次のように処理をします。 年末の未回収の月謝や未払の経費などを拾い出しまて その金額を次のように仕訳をします。 12/31 売掛金    **** / 売上 **** 水道光熱費   *** / 未払金 **** 翌年の決算の時には、この修正仕訳を一旦取り消しして、新たに、その年の未収と未払の額を計上します。 翌年の仕訳 12/31 売上     **** / 売掛金   **** 未払金     *** / 水道光熱費 **** 売掛金    **** / 売上    **** 水道光熱費   *** / 未払金   **** (上の2つは前年の計上分で、下の2つは当年の分です)

noname#6037
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 さらに理解できました。翌年の仕訳が忘れてしまいそうです。私の簿記の知識とは少し違う感じがしました。 なるほど、実務ではこういうことなんですね↓ >翌年の決算の時には、この修正仕訳を一旦取り消しして、新たに、その年の未収と未払の額を計上します。 簿記の知識も身につきました。