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気は優しくて力持ち-どうすればなれますか?
雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち 慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている 一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ あらゆることを 自分を勘定に入れずに よく見聞きし分かり そして忘れず 野原の松の林の陰の 小さな萱ぶきの小屋にいて 東に病気の子供あれば 行って看病してやり 西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い 南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい 北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい 日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き みんなにでくのぼーと呼ばれ 褒められもせず 苦にもされず そういうものに わたしは なりたい
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- tpg0
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本人が修行して心身を鍛え上げるしかありません。 そして、周囲の愛情に感謝する心を持てば「気は優しくて力持ち」な人間に近づくことが出来ると思います。 私は、5人姉弟の4番目に生まれた長男ですから、父親にとっては待望の男の子だったようで、欲しがる物は何でも買い与えられて育ちました。 しかし、その裏には長男に対する過大な期待がありました。 その期待に応えられないと悟った私は思春期に父親対して猛烈に反抗するようになりグレましたが、出来損ないと見放す父親に対して母親は厳しくも愛情を持って接してくれました。 父親に見放された私は、親に負担を掛けたくないと思うようになり、高校時代は専業者並みの新聞配達を始めて稼ぎましたから、稼ぐ大変さを知ると共に頑張れば結果が出せることを学びました。 それこそ、雨にも負けず台風にも負けずに、弱音を吐くことなく2年8ヶ月間で休んだ日は修学旅行の時ぐらいでしたから、人一倍の使命感や責任感が青春時代から付きましたし、早朝から駈けずり回るような新聞配達で腹を空かせて、朝からドンブリ飯三杯を軽く平らげてたので体力も人一倍付きましたが、風邪をひいて熱を出しても休まない根性も培いました。 私は、高校時代の新聞配達は「情けない自分自身を鍛え上げる修行」と思ってましたから、堪えられたのです。 この辛かった経験があったから、社会人になっても連日の深夜残業や徹夜勤務・休日出勤なども屁とも思わない体力と精神力が続いたと思いますが、並みの人達には真似が出来ないとも思ってますから、人には優しく出来る余裕があります。 結局、己の「体力や精神力に自信」がなければ人に優しく出来る余裕は生じないものだと思いますから、己を極限に近い状態までに鍛え上げることです。