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ウソ発見器の精度とは?犯人扱いされる苦しみについて
- ウソ発見器の精度について疑問を持つ人がいます。実際にやましいことをしていないのに、なぜ犯人として扱われるのか、心境の苦しみを訴えています。
- ウソ発見器の仕組みによれば、回答者が心理的ストレスを感じると身体に反応が見られるとされています。しかし、疑わしい理由だけで犯人扱いされ、証明するための証拠も無視されることに苛立ちを感じています。
- 彼らは自分がウソをついていないことを信じているが、一方的な虐げや中傷を受け、無関係なこととして流されることに納得できないと述べています。親しい人には信じてもらえるが、他の人はそう思っていないという状況に悩んでいます。皆さんはどのように思いますか?
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その番組を見ていないので正確な回答ができるかは分かりませんが… >でも思うに、ウソ発見器の精度って、どのようなものでしょう? >ウソ発見器とは名ばかりで、誤審を聞かないことはありません。 マスコミはおろか刑事訴訟の学者でも誤解している人が非常に多いのですが,一般に思われているような嘘発見器というものはありません。 >あまり詳しくはありませんが、質問に対する回答。 >その回答に心理的ストレスを感じて、身体の方に反応が見られる。 >何もやましいことがないなら反応はしない。そういう理屈だったと思います。 違います。 いわゆる嘘発見器によるテストというのは,ポリグラフ検査のことを指しているのだと思いますが,今日一般に犯罪捜査において用いられるポリグラフ検査は,秘匿情報質問法(法学の世界では,緊張最高点質問法などと呼ばれる〔もっとも,厳密には同一ではない〕)によるものです。 秘匿情報質問法とは,犯罪事実である裁決質問と複数の中立な非裁決質問とを織り交ぜて質問し,裁決項目に対する生理反応が、非裁決質問よりも一貫して大きければ、「被験者が犯罪に関係した知識を有する」と判定するものです。 こういう一般的な言い回しをすると意味がよく解らなくなってくるので,具体例を挙げましょう。 例えば,犯行に用いられた凶器がナイフだとします。 マスコミ等の報道では,「他殺」としか報道されておらず,「ナイフで殺されたこと」は捜査関係者と犯人しか知らない情報だとします。 このとき,秘匿情報質問法では,次のような質問をします。 「あなたは包丁で被害者を刺し殺しましたか」 「あなたはロープで被害者を締め殺しましたか」 「あなたは素手で被害者を締め殺しましたか」 「あなたはで六画レンチで被害者を殴り殺しましたか」 「あなたはナイフで被害者を刺し殺しましたか」 「あなたはガラスの灰皿で被害者を殴り殺しましたか」 どの質問も,「○○という方法で殺したか」という内容の質問であり,殺害方法を知らない無実の人にとってはどの質問も違いがないのですから,どれに対しても同じ反応を示すはずです。 その反応の中身は「落ち着いている」「動揺している」「怒っている」など色々あるかもしれませんが,「落ち着いている」人はどの質問に対しても落ち着いているし,「動揺している」人はどの質問に対しても動揺しています。 つまり, >実際にやったのか?犯人なのか?ウソを付いているか?と、事細やかに聞かれて、心が動揺しないワケがない。と思っています。 そうであったなら,どの質問でも動揺しっぱなしであり,結局「犯罪事実について知らない」と判定されます。 これに対し,殺害方法を知る犯人は違います。 犯人にとっては,どの質問も同じというわけではなく,「あなたはナイフで被害者を刺し殺しましたか」という質問だけは,真実を突いた,性質の異なる質問となるはずです。 そうなると,残りの質問とは異なる反応が導かれることになります。 例えば,他の質問に対しては「怒っている」反応を見せていたのに,「あなたはナイフで被害者を刺し殺しましたか」という質問にだけは「動揺している」反応を見せた,というようなことです。 このように,ポリグラフ検査は,厳密には噓を発見するのではない(近しいものがあるが)し,「動揺=有罪」とするものでもありません。 あくまで,他の質問に対する反応と比較して,「検査対象者にとって特殊な質問」が存在するか,というものです。 しかも,実際には,「犯人でない」ことの確認には使われても,「犯人である」ことの確認には使われない場合が多いです。 少なくとも「全てに同じ反応を示した」のなら「犯人でない」といえます。 これに対し,「真実である質問にだけ得意な反応を示した」場合に「犯人である」と断定はできません。 その質問にだけ特別に動揺しただけかもしれません(例えば,昔ナイフで脅された経験があって,「ナイフ」という単語がトラウマになっている)。 ですから,ポリグラフ検査は積極的に犯人を見つけ出す検査ではなく,犯人でない人を確定していくことで消極的に犯人をあぶり出していくものです。 ここからは,質問に対する回答ではないのですが, >警察にしても一般人にしても、それを犯人としたら、犯人に仕立て上げる証拠ばかり集めて、犯人の無罪潔白を証明するものは何も調べませんよね? >だから冤罪事件も絶えないのに・・・ という貴方のご意見も,警察組織や刑事司法が「冤罪を生み出す悪者だ」という証拠ばかりに眼を向けて,警察組織や刑事司法が,真に犯罪者のみを裁き,無実の人に決して刑罰を科すことのないよう,いかに苦心しているかという点を無視しているものだと思います。 あなたが警察関係者・刑事司法関係者でもないのであれば,聞きかじりの噂で彼らを「犯人」扱いして,自分に都合の悪い証拠には眼を向けていないといえるのではないでしょうか。 確かに冤罪事件は存在します(それでも数自体は全体の中で非常に少ないものです)し,それが捜査機関や裁判所の落ち度によるものであることも多いです。 しかし,警察や裁判所が不当で無茶なやり方をしたから冤罪が生まれたのではなく,警察や裁判所も最大限,「冤罪を生まないように,冤罪を生まないように」と悩み抜いたけれども,所詮は人間である以上,どうしてもミスをしてしまうことがあるということです。 刑事司法の世界において,最も大切にされている原則として,「無辜の不処罰」というのがあります。「たとえ99人の真犯人を見逃すことになっても,1人の無実の人を処罰してはならない」という意味です。 私は刑事司法を研究している人間ですが,自分の眼で確かめたわけでもないのに,警察や刑事司法を悪者にしている言説を見ると,非常に心が痛みます。 それは,(貴方の苦しみに比べれば小さいものかもしれませんが)貴方が高校自体に感じた悲しみ・苦しみ・憤りと同じ種類のものです。 貴方が高校時代にした経験は,非常につらいものであったでしょうし,人として憤らなければならないことだと思います。 でもだからこそ,貴方自身は,そのような「決め付けで人を悪人呼ばわりする人」にはなって欲しくないです。 どうか苦い経験をバネにして,「自分の眼で真実と向き合うことのできる人」になっていただけるよう,祈っています。 おせっかい,並びに長文失礼致しました。
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- eroero1919
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松本サリン事件のとき、河野さんが容疑者としてマスコミにもセンセーショナルにとりあげられているのを見て、私は「へー、サリンて意外に簡単にできるんだなー」って思いました。A液とB液を混ぜたらサリンができると思ったのです。 ところが、後々一連のオウム事件が明らかになったときにサリンつーのは結構しっかりしたプラントがないと作れないものだと知りました。そもそも、誰かが専門家のところにいってサリンというのはどうやって作るのかと聞けば河野さんはサリンなんか作れないことは一発で明らかなのに、つまり警察もマスコミもだーれもそんな基本的なことも調べなかったんだと驚きましたね。あれは実にずさんな冤罪事件だと思います。 また質問者さんの冤罪事件はお気の毒だと思いますが、周囲と協調しなかったがゆえにあらぬ疑いをまねいてしまったという側面はあると思います。 私はアラフォーの独身男ですが、普段から町内の掃除などの活動には積極的に顔を出し、ご近所の方に出会えばこちらからにこやかに挨拶をします。もし万が一、町内で小学生の女の子が行方不明にでもなったときに可及的かつ速やかに容疑者リストから外してもらうためです。いや結構これが本気です。もしそういう事件が起きたら、いい年をして結婚もしない独身男性というのが真っ先に捜査線上にあげられるでしょう。そのときに、ご近所のおばちゃんから「あの人は挨拶に返事もしないし、なんだか不気味な人だわ」といわれるのと「あの人はいつもきちんと挨拶して明るい人だわ」と思われるのじゃ全然違うだろうからです。 「和して同ぜず」という言葉もありますしね。質問者さんが学生かどうかは分かりませんが、社会人となったらある程度周囲と協調する能力というのも求められます。なんとなれば、世の中の仕事で自分一人だけちゃんとやってればいいなんて仕事はあるようでありませんからね。周囲におもねるのが嫌ならば、職人系の仕事などをチョイスしたほうがいいですよ。
質問されても動揺せず、発汗や心拍数が上がらないように 訓練されていたら、ウソ発見器はアテになりませんね。
こんにちは。 「ウソ発見器」は、私の中ではバラエティー番組のネタ以上のものではないですね。 松本サリン事件ですが、この事件では河野さんご夫妻は本当に大変な思いをされましたね。 世間一般では河野さんが犯人だろうと騒いでいた様ですが、私は最初から最後まで河野さんは絶対に無実だと思っていました。 (もちろん、私は河野さんの関係者じゃないですよ) でも河野さんがサリンを作ったとは思えない、というスタンスで報道していた所もありました。 そういう所があったとはいえ、情報を鵜呑みにする怖さを思い知りました。 質問者様も、学生時代にずいぶんな目にあわれたのですね。 もし自分の子供がその様な目にあわされたら、絶対に学校に乗り込んでいきますけど。 学校側からしたら、問題が発生したら犯人を見つけてきちんと厳しく指導をした、という実績が必要だったんじゃないですかね。 教師が起こした問題ならもみ消して、生徒が起こした問題なら厳しく指導、という感じなんじゃないですかね。 警察とて、堂々と交通違反をする時代です。 自分の身は自分で守らないと、「公」はアテにならない時代です。 お互い気をつけていきましょう。
- athanasius
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意外に知られていないようです ウソ発見器 ことポリグラフは 裁判では証拠として使えません せいぜい参考資料程度です いつぞやのテレビドラマ 踊る大捜査線で 刑事がポリグラフを根拠に尋問していたのを見て笑ってましたけど 実際 当てになりません 理由は色々ありますが ポリグラフの根拠としている 心拍数や発汗などは ウソ以外の理由でいくらでも有り得て 警察の尋問で緊張しているだけだったり お酒や何かでもあれば当てにならず 精神安定剤でもあれば やはり当てになりません 同じような理由で自白剤も証拠になりません こちらは酩酊状態になるので余計に また ある種の精神疾患では判定出来ません 自分のウソも信じるような真正の虚言癖は分かりません なまじ ウソ発見器という名前だけに過大に見られているようですが 大層なものではありません 昔 アメリカのFBIでも捜査に使おうとしてましたが 結局 信用出来ないという結論になったはずです