原料もその一部ではありますが、ウィスキーの原酒は様々な要因が絡み合って決まります。
私はサントリーの山崎蒸溜所の見学に何回か行きました。ここに行くと非常に興味深い話が聞けますよ。
原料を発酵させ、蒸留させますが、その蒸溜釜が違います。微妙な形や大きさの違いで原酒の味に違いが出るそうです。
続いて樽で熟成させますが、樽の材料、大きさ、前に使用した酒の種類などによって違います。更に熟成の場所によって違います。同じ場所の檀の違いでも味が変わるそうです。そして、もちろん熟成の期間に寄っても味は大きく異なります。
山崎蒸溜所では、樽別に様々な原酒が瓶に入って並んでいますが、色が全然違います。コーラみたいに黒いものから薄いものまで様々です。
ウィスキー、シングルモルトと呼ばれるものは同じ蒸溜所で作られたモルトだけで作られています。製法は基本的には同じです。でも、非常に個性的です。まだウィスキーは2,3本とのことですから、是非シングルモルト、それも国産以外のものを何本か飲んでみてください。同じ製法と思えないほど違いがありますよ。
国産以外と書いたのは、日本のものは比較的おとなしくて飲みやすく、個性が薄いためです。
お礼
大先輩からの回答、感謝します。 蒸溜所の見学羨ましいですね。そんなに細かく分かれて、しかも 味が違ってくるとなると色々飲んでみるのがいいんでしょうね。 海外のシングルモルトを飲んでみたいと思います。 有難う御座いました。