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人口問題と貧困の関係について
一般に人口は産業の発達に伴って、出生率・死亡率のバランス関係によって第1局面から第2局面に移行をし、生活水準の高まりを持って第2局面から第3局面に移行すると言われていますが、これは全ての国に対して言えることなのでしょうか? というのは全ての国が発達する過程において産業革命という過程は免れないものであり、そうしなければ人口問題も解決することはなく、貧困も悪化し悪循環は続いていってしまうのでしょうか? それとも貧困問題と人口問題とは切り離して考えることができるのでしょうか? 詳しく人口増加と貧困問題の関係について教えてください。
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私なりに考えている内容を述べます。 まず非文明国が文明化することにより、出生率の向上と 死亡率の低下が実現します。 これは主に高度な医学を受け入れることで、幼児死亡率と 成人の死亡率が改善されることによります。 死亡率が減ることで、人口が増加の一途をたどるようになります。 しかし人口の増加に、経済の発展が伴わなければ、一人あたり の所得は減り、貧困問題が生じると思います。 貧困化が進むと社会情勢も悪化しやすいので、ここが大きな 分岐点かと思います。 もし国家に有能な指導者が現れなければ、経済を発展軌道に 乗せることは困難ですので、ここで有能な指導者が出てくる まで、国は貧困の歴史を歩まざるをえないでしょう。 例をあげれば、明治時代の日本は西洋化を進めた明治の元勲 の指導により経済発展を遂げ(本格的に飛躍するのは大正 時代までかかりましたが)、近代中国ではトウ小平の指導に より、経済発展を成し遂げましたが、日本も中国も有能な 指導者が、適切な政治指導をするまで、国民は貧困の道を 歩まざるを得ませんでした。
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- taroimo_hasami
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私はど素人ですが、人口問題と貧困問題は全く別だと思いますよ。四番の方と同じ回答になりますが、都市が人口を維持するのに必要な経済力を持っているなら貧困は生じないでしょうし、余剰が高ければ富裕層の集まる都市に、逆であれば貧民層の集まる都市になるのではないでしょうか。 科学技術の発展に関しては、実は、施設の規模や科学者の数の多寡によってあまり差が生じない事が知られています。科学技術が経済力の鍵を握っている以上、見逃せないポイントだと思います。 貧困地域で人口増大が生じるのは、避妊知識の欠如、避妊具が浸透していない、文化的な要素などが絡み合い、各家庭で子供の人数をコントロールできないが原因だと聞いた事があります。ですので、正確には、貧困であるが故に人口問題が発生する、のではないでしょうか? ただし、文頭でお断りしましたように、私はど素人ですので、こんな考え方をする人間もいる、という程度にとどめておいてください。 なお、社会主義国は、旧ソ連や中国を見れば分かるように、元来が近代化や工業国化に乗り遅れた国が社会主義国になっているケースが多いですので、一概に資本主義国と経済力で対比することは出来ません。 個人的には、貧困問題は今以上に食糧生産などに関する技術が向上し、世界中の国々で飽食が発生するくらいのレベルまで達しないと解決しないと思いますが。ただ、仮にそういう状態が発生しかかった場合、食料品を売ってお金を儲けている人達が食料品の生産量を意図的に減少されたりして深刻な社会対立が起きるかもしれませんね。
お礼
ありがとうございます。お礼が大変遅くなり申し訳ございません。長らくの間インターネットのない環境に身をおいていたもので・・・。 おかげさまで無事エッセーも終わりました! 改めてありがとうございました。
- myeyesonly
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こんにちは。 人口過密・増加と貧困問題は全く別の次元の物ではないでしょうか。 もちろん引き金になる事はあるでしょうけど。 つまり、人口が増えようと減ろうと、社会保障・福祉が徹底している場合は貧困問題は起きないでしょう。 また、階級が一切無く、全ての生産物、食糧・・・等など生活に必要な物が共有され、平等に配布される社会でも同じですね。 当初の社会主義諸国はまず貧困問題から取り組まなければならなかったので、多くの国々は、前者の形を取り、その福祉、社会保障水準は資本主義諸国のはるか上を行きました。 その後、軍備偏重による支出増、行き過ぎた分業化や官僚機構のサボタージュなどによって本来起こる筈のない停滞が発生し、代表格だったソ連が消滅した事は御存じでしょう。 後者の例としては、旧アメリカインディアンの社会はそうであったようです。 現在でもアイルランドなどではこれに近い形が見られます。
補足
どうもありがとうございます。 そういう観点から捉えることも一つですね。 ただ社会主義というのは現在までの歴史において成功した例があったでしょうか? わたしの勉強不足なのかもしれないのですが、現在においてのいわゆる「開発」というのは冷戦時に西側と呼ばれていた国々によって行われている、つまり民主主義国家が主導権を握って進められているものであって、私自身、東側、社会・共産主義の側面を垣間見ることができないのです。 それはつまり、社会主義の方法が上手に現代社会では機能しないといことになると思うのですが。 現在開発が求められている国は貧困という一つの問題を抱えている発展途上国で、尚且つ多くの国は人口増加という問題を抱えていると思うのですね。 その場合に、社会主義のアプローチというのはどういう意味を持つのでしょうか? なんだかいまいち支離滅裂な質問ですみません。 人口問題に焦点を当てた場合の貧困との関係、人口問題は貧困を引き起こすのか?ということが一番知りたいのですがね(汗)すみません。
- gutugutu
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貧困の悪循環ということが有るようです。
お礼
再びどうもありがとうございます。 貧困の悪循環の一つの要素として人口増加を捉えるという考え方ですよね? この場合は貧困に焦点を当ててみた場合であって、では逆に人口問題に焦点を当てた場合からは、どうやって貧困問題への繋がりを導き出したらよいのでしょう?
- gutugutu
- ベストアンサー率14% (184/1234)
下記参考になりますか? http://www.jica.go.jp/activities/report/field/pdf/ pdfファイル 『2001_07c.pdf 30-May-2002 15:24 54k』 参照
お礼
どうもありがとうございます。 教えていただいたページでは ・人口増加の過程 ・人口増加によって生じる問題 ・人口増加の抑制手段 などを理解することができました。 しかしその人口増加・過密の問題から少し発展した部分、貧困問題との関係がいまいち明確になりませんでした。 かなり簡略した質問をしますと、 人口過密・増加は貧困問題を引き起こすのか? ということを知りたいのですが、なにかその二つの関係についてありましたらどうぞよろしくおねがいします。 またはそれについてどう思うか、よければ意見をください。 ワガママ言ってすみません。
お礼
簡単に分かりやすい説明どうもありがとうございました。 お礼を申し上げるのが遅くなってしまってごめんなさい。 おかげさまで無事エッセーも終了しました。 本当にありがとうです。