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リチューム石けん基の万能グリースにミシンオイル
最初にリチューム石けん基の万能グリースというものを 自転車車輪のベアリングに使ったのですが、 回転が重くなってしまいましたので、 現在はシャーシーグリースというものを使っています。 そこで質問なのですが、このリチューム万能グリースに ミシンオイルを混ぜて少しばかり軟らかくしてベアリングに使用した場合、 シャーシーグリースのような軽い回転のグリースになるのでしょうか。 勝手に混ぜ物を加えたりすると、品質的に問題が出てきてしまうのでしょうか。
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そのままシャシーグリスでよいのでは。 シャシーグリスはカルシウム石鹸基をつかったモノが多いので、水との親和性に優れています。 水分の影響を受け易いハブベアリングなどには良いと思いますよ。 また、水分を取り込み乳化しますと、性能が落ちますので、早めのメンテナンスが必要ですね。 グリスの硬さのことを「ちょう度」といいますが。 一般的に売られているグリスのちょう度だと、そのままハブベアリングに使っても全く問題ないですよ。 ウレアでもリチウムでも同じです。 ベースオイルによるちょう度の違いと言うのは、個々の製品の目的の違いだけで、シャシーグリスが柔らかいとはいえません。 ベアリングの回転が重くなるように感じますが、それぐらいが普通です。
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- PussinBoots
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>回転が重くなってしまいましたので 「ベアリングを指で回して軽く回る」=「良いもの」とは限りません。 ホイールベアリングの場合、車重+体重という負荷を受けた状態でスムーズに回るものが良いものです。 >少しばかり軟らかくしてベアリングに使用した場合 車重+体重という負荷を受けた状態のベアリングは、ベアリングの外ワンに内部のボールが点接触して“ボールが回転してコロ代わり”になっている状態です。正確に言うと、適正なグリスを封入したベアリングの場合、ボールがより回転しやすいようにボールと外ワンの間にはグリスの油膜が維持され、負荷を受けたボールが外ワンに押し付けられて転がっても油膜の上を滑るように転がってスムーズさを維持するようになっています(グリスやオイルが油膜を維持する性能を極圧性能といいます、エンジンオイルなどにも使われる用語です)。 もし不純物を入れたユルいグリスの場合(手で回せば確かにグリスの抵抗は減り軽くはなります)、想定した極圧性能が損なわれてしまいます。このような潤滑状態で体重などの負荷を受けてベアリングが回転する際、ボールが強く外ワンに押し付けられたときにボールの接触部が「グリス切れ(油膜切れ)」して、ベアリング内で想定以上の「金属同士の直接の接触」が生じてしまうため逆にスムースな回転を損なうことになります。結果として、回転性能の低下、発熱、ベアリングの早い損耗が生じます。 ベアリングには伊達に「指定グリス」があるわけではない、ってことで。 参考になりましたら、幸いです。
お礼
専門的なご回答ありがとうございました。この後も何度か読み返して参考にさせていただきます。
- suiran2
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同じ様なことを一部の競輪選手はやっています。しかしながら、彼らは絶えずハブの分解整備をしています。何レースか走りますとタイヤ交換さえ義務づけられているほど用具にうるさい世界で、絶えずメンテナンスしている世界の話と思います。あくまでもプロ選手がやることですね。走った後毎回グリスアップをするのなら、さらに長距離乗らないのなら可能でしょう。
お礼
ご回答ありがとうございました。参考にさせていただきます。
- O-Gon
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最初は回転が重くても、しばらく使っていれば軽くなるはずですよー。
お礼
ご意見ありがとうございました。一ヶ月以上使ったのですが重かったです。
- paddrink
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良くないと思いますよ。 グリースや潤滑油は 過酷な条件でも油膜が切れないように分子構造や分子量分布を配慮しています。 無給油でカリカリ音がする状態よりは良いですが、専用のグリースに比べると衝撃や強い負荷に弱くなります。 グリースをサラダオイルで薄めて、エンジンオイルと同じ粘度にして自家用車のエンジンに使用する勇気はないでしょう?
お礼
ご意見ありがとうございました。参考にさせていただきます。
お礼
仰るように今後はシャシーグリスにします。 しかしながら、理由は良く判らないのですけど、シャシーグリスのほうが明らかに軽です。登板、向かい風のときにはっきり分かります。 ご意見ありがとうございました。