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子供の頃、親に叱られなかった人間との付き合い方
まず、初めになりますが、非常に長い質問で申し訳ないです。 それでも読んで頂ける方で、何かご意見を頂ければ幸いです。 私は現在オランダ在住の26歳の男です。もう、こちらに移って2年になります。 オランダ人の彼女(26歳)と交際してもう4年ほどになるのですが、彼女の地元オランダに移り住み、そこで彼女の性格が変わってしまいました。先に彼女の家庭環境等を箇条書きで書かせて頂きます。 ・【実家が金持ち】家は有名な会社の社長一家。彼女の父親が創業者の息子。(現在の経営者は叔父)新聞に株価が載る程度に有名で、家族が問題(交通事故等)を起こすと、ニュースになってしまう位の家柄。その為家族以外との付き合いには非常に慎重で敏感。 ・【家族・結婚に対しての悪いイメージ】3人兄弟だが、幼少期に両親が離婚、彼女は父親側についた。(姉と弟は母親側についた)その為かなりのおばあちゃん子だったが、現在おばあちゃんとの関係も疎遠。 ・【母親】真偽は不明だが、母親は精神病持ちで、子供の頃に母親に何度も殺されそうになって、警察に行ったと言う。「私の母親とは絶対に会うな。」と私に約束させた。(内緒で一度だけ挨拶したが、確かにちょっと変な感じだった) ・【父親】幼少期は父親と彼女の二人で生活し、父親は全く躾けなかったらしく、お金ばかり与えていた。(例えば、13歳等の頃にクラブで日付が変わるまで遊んで帰ってきても何も叱らない等。そして13歳位からドラッグ等に手を出し始めた。現在はドラッグ・酒・タバコは一切やらず、逆にヴィーガン・ベジタリアンになり、極端な健康志向) ・現在は家族との関係が非常に悪く、父親、兄弟とは会話しない、目も合わせない。(母親は論外) ・【お金】しかし、お金は毎月父親からの仕送りで生活している。(ただ、値段は少なく月1000ユーロ(約10万円)程度、金使いも非常に質素で、装飾品などの高い買い物もほとんどしない) ・十代の頃ににリストカット経験あり。感情が不安定。 ・【プライドが高い。】警戒心が強く、相手を見下す傾向があり、すぐに「馬鹿な人」とレッテルを貼る。また、相手を見た目や職業で判断する。(太った人、ホームレス、公務員、モロッコ系移民等)は、総じて「馬鹿、Ass hole」と考えている。 ・【自分の主張を押し付ける。】現在ヴィーガンベジタリアンだが、それを他人に押し付ける。(これも同じく、肉を食べるのは不健康、勉強不足、ただの快楽主義だ、というような考えで、牧場や屠殺場の様子を見せられたりして、動物可哀想!という考え。) ・【他者に対して攻撃的。】運転中マナーの悪いドライバーに中指を立てたり(ファッ◯ユーのあれです)、ルールを守っていないと思われる人には、知らない人でもガンガン文句を言いに行く。その為何度か喧嘩やトラブルになった事があります。もちろん、私や身近な人にも攻撃的です。 ・【友人】家族関係以外で友達と呼べる人間はゼロ。 ・【遊び】過去の悪友(ドラッグ、タバコ仲間)に会いたくないという事で街に出歩かない。行けるバーやレストランも非常に限定的。 ・【学習障害】幼少期より学習障害を持っている。また非常に物忘れが激しい。 ・【仕事】人生で今までちゃんと働いた事がない。(家族の会社でのみ半年位) また今、学校等にも通っていない。 ・【普段の生活】基本的に家でテレビを見ているか、おばあちゃんの手伝い等をしている(しかし現在はおばあちゃんの事も嫌いで、嫌々やっている状態)ネコを飼っているが、そのネコを子供のように溺愛。 ・【人間不信】子供嫌いであり、人間嫌い。地球に人間が多すぎるから、これ以上子供を作るべきではないという考えを公言し、世界人口削減、国際関係、社会制度改革の為に戦争が必要だと考えている。 ・【夢】彼女曰く「馬鹿な人間」の居ない無人島(もしくは小さなコミュニティや田舎)で暮らすというのが夢。「良い人間」は一緒に住んでも良いとの事。(その正否の基準は彼女の心の中) ・【宗教】反宗教。宗教は全て、貧しい人を騙すビジネスだと考えている。過去にその件で神父と喧嘩した経験あり。(私自身は特定の宗教を持たず、多文化主義者ですので、宗教を信じませんが信仰者を攻撃もしません。) ・【志向】右翼的志向で、特定の移民人種(モロッコ系イスラム教徒等)を差別する。 ・【じゃあどこが好きなのか】私が好きになったのは、彼女が非常に情熱的で感情豊かだったから。また、とても行儀よく、人当たりが非常に良いので、紹介すると大体みんな彼女の事を気に入る。(しかしこれは日本に居た頃の話)基本的に初対面では八方美人なのでモテます。 ・【関係】現在1年セックスレス。半分別れているような状態。 非常に長く細かい事で恐縮ですが、考えつく限り全ての状況を書かせてもらいました。 質問はここからなのですが、このような環境で育った人間に話を聞いてもらうには、どのように話せばいいのでしょうか? 私はビザの関係や金銭的な面で非常に弱い立場にあり、少しでも彼女にとって耳の痛い話をすると、 「じゃあ日本に帰れば?」 「今まで誰がお金払ってきたと思ってるの?」(過去の話、現在私は仕事をしているので、折半で生活しています) 「私はいつも貴方の為に全てやってきた、でもなんで貴方はそんな事を言うの?私を全くリスペクトしていない!」 「あんただって◯◯の時は◯だったじゃない!」という過去の話を引っ張りだし、最終的にはヒステリックに泣かれて、叫ばれ、聞く耳をもとうとしません。 その後、私から「気分を害したならごめんね」と言うと、無視、もしくは「早く出てって」という言葉の返答のみで、会話にならないのです。 私も今まで彼女を傷つけてしまった事もありますが、過去のもう解決出来ない問題を引っ張り出されると、何も言えなくなってしまいます。 当然私も一応言葉では謝りますが、内心「理不尽だな。」という気持ちが拭えず、どんどん会話が減っていってしまいます。(そして場の空気は悪くなる一方) ならば会話しないで、ハグやキス、という事もやりましたが、結局は彼女を逆なでするだけでした。 また、質問の前に検索してみて引っかかった某掲示板の意見の抜粋で恐縮ですが、 "一度も怒られないで育つと、“怒られ”の意味を知らないまま「自分の理念が正しい」と思う大人に育ち、 怒ってくれる人を“攻撃者”と捉え、たとえ親でも“敵”と見なすこととなる。 " "人間は小さい時には自閉的で自己中心的です。何でも思い通りになると勘違いしています。 それが、度重なる挫折の経験を積んで、それによって、この世の中には思い通りにならない 事がある(=他者がいて、社会があって、社会のルールがあって、自分の好き勝手にはでき ない事がたくさんある)という事をだんだんと知っていきます。それによってだんだん人間らしく なって行きます。 親からの教育、躾(=攻撃)も、そういう「挫折の経験」の1つです。1つというより、主なものです。 親からの攻撃がなく、挫折の経験を積まずに大きくなった人間は、社会のルールの存在を知らず、 他者の痛みも知らない化け物になるでしょう。 " という文章を発見し、「なるほどな」と思いました。そして非常に悲しい気持ちになりました。 しかし、その(私はそうは思いませんが)"化け物"にどのように接していいのか、本当に分からなくなっています。 おこがましいですが、今一番近くにいてあげられるのは、自分だけという気持ちもあり、このまま「じゃあサヨナラ」というのも悲しすぎると思うのです。 私たちの恋愛関係を修復するのは非常に難しいので、恋人ではなく一人の人間・友人として、彼女の将来が心配です。(私も精神的にキツく、そろそろ彼女の元を離れようと考えています) 逆に今までは、恋愛関係を修復する事を考えるあまり、厳しい事を言えなかったという事もありますが、もうある程度そこは諦めがついたので彼女に最後にぶつかろうかと思います。 特に私は彼女に新しい社会コミュニティを見つける事が必要だと思っています。(仕事や学校や趣味のコミュニティ等の新しい友人や環境など) しかし、単純にぶつけた所で、相手は聞く耳を持たず、泣かれて、「出て行け」という話になるのは目に見えています。 また彼女の父親は現在病気で、過去の事も含め父親が面と向かって彼女と話をするとは思えません。 第三者(家族の叔父さん等)の介入も考えてみたのですが、このような状況を他の人間(ましてや家族)に伝えたのが知れたら、彼女の恥ずかしさもあり、おそらく激昂するでしょう。 私は幸いにも自分の家族との関係は良好で、彼女が何を求めているのかわかりません。 このような家庭環境や性格で育ってきた人間と付き合う場合、どのような点に注意し、どのような手段で接するのが良いのでしょうか。長年考えてきた事で、色々な人にも相談しましたが糸口が見つからずにいます。 もし同じような経験や家庭環境をお持ちの方かカウンセラーの方がいらっしゃいましたら、建設的なアドバイスを頂ければ幸いです。 (さっさと別れたほうが良いよ。という意見は耳が痛くなるほど頂いたので、できればそれ以外で心理学、社会学、精神医学、コミュニケーション学等のカウンセリング的ご意見を頂ければ幸いです。) 大変な長文失礼致しました。よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
金銭的に裕福な家庭の父親が放任で、母親との仲も悪く、家庭内別居や離婚をしていて母親は精神的に不安定で精神病や神経症を患っており度を越した過干渉で完璧主義、人を信用せず見下した態度の無宗教。プライドが高く人種や職業差別で基本的に家庭内がバラバラで子供は幼い頃から飲酒、ドラッグ等を経験出来る環境にあり友達がいないベジタリアン。オランダ人に限らず白人社会の富裕層家庭に多い典型的な例だと思います。 このような白人社会の富裕層の思春期の子供達を描いたアメリカ映画「Less than zero」、ロバートダウニー・ジュニアの若い頃の作品が思い出されますが、25年ほど前からこう言った環境に育った子供達が成長し生き難さを訴えたり、問題を起こしたり事件に関与したりと諸外国で話題に上り始めました。あなたの質問を見て、今でもなんら昔と変わりなく同じような生き難さがあるのだとの印象を受けました。 彼女にイーティング・ディスオーダー(拒食障害)の兆候はないですか?母親との葛藤や、過干渉、妄想癖、神経症やその他の疾病、完璧主義である母親に育てられた場合大抵は拒食障害を起こす可能性が高くなると考えられます。ただ大量に食べているところや吐くことを人に見せないプライドの高さがあり、配偶者や恋人でもその事実を知らない例も多くあります。例えば拒食障害まで行っていなくても、彼女は内心あなたを失うこと、逆に受け入れることを常に恐れている状態にあると思いますから、彼女自身の心の揺れが負担になっているのだと私には思えます。 こういった人の中に時には異常な上昇志向を持つ人もいるようで、反面家事には感心がなく金使いは荒くないのに貸し借りには敏感で自分が利用されているのではないかと常に疑心暗鬼の人が多いようです。寂しがりで動物を愛すわりには人間を愛せない特徴があなたの文面から伺え、私の知る人々と酷似しています。母親との関係を見直すことが彼女のような女性にとって必要不可欠かと思いますが大抵は元凶である母親と疎遠になっていたり、母親と離れる為だけに海外を飛び歩いたりする人が多いので改善は非常に難しいと言えます。 現在英国で活躍している某有名ジャーナリストもその一人で、話しを伺う機会がありましたが彼女も疲れ果てていました。母親が彼女に異常な完璧性を求めた余り、彼女はテレビに映るモデルや雑誌に掲載されている女優の記事にある美しい写真を静止することが出来ず、いつも当時の彼と喧嘩になっていました。信じがたいですが、彼女が「今ここに来て」と彼に言い、数十秒で来なければ「出て行け!」と怒鳴ったこともありましたし、プライドと同じだけコンプレックスも多く、女性としての機能に自信が持てず通常の男女の行為からも遠ざかっていると話していました。子供を産む自信もなさそうでしたが、それをコンプレックスからだと認めることが出来ないようで元来の頭の良さで、沢山の言い訳を考え出してはその実、疲れ果てていました。 男性と通常の関係が精神的に出来なくなってからは、彼女の提案で臀部での関係で安心を得られたという事も彼氏から伺いました。私は当時大学の論文を仕上げる為に、アメリカでこう言った方数百名に話しを聞く機会を持ったのですが、これはほんの一例で類似した方が大勢いる事に私自身も非常に驚きました。大学の教授に彼らの将来を聞いたことがありますが、非常に高い確立で彼らがアルコール依存症、薬物依存症、精神障害、躁鬱病での入退院、拒食障害の悪化等で健康を害したり死亡するケースもあることを知りました。周囲に笑顔を絶やさないなど人に対する印象は抜群なので、ビジネス業界、芸能界、その他各業界にも一見わかり難いですが、多く存在していると言われています。 あなたが彼女と別れようと思っていると言うことですので正直に言わせて頂きますが、彼女達の心の未発達から来る葛藤や恐れ、反応はそう簡単に人の愛情で楽になれたり緩和されるものではないと私は思います。富裕層の人間しか基本的に「同類」とみなさないので、他を認められない感覚に囚われている事により、結果的に同じ類の男性と結婚をし家庭内別居で発作等を繰り返す確立が非常に高くなります。 もう一人のあるオーストラリア女性は、彼女が彼氏と別れる前、唯一安心した行為は「暗闇の中で発作(泣いて騒ぎ罵倒する)を止める為抱きしめられていた事」と「臀部での行為中に軽く侮辱されながらのスパンキング」だけでした。それ以外は不信で一杯であり、彼氏を頭が悪いと思っていたと言います。彼女達は自分の存在を憎んでいるふしがあり、自分自身を愛し大切にすることを知りません。ですから心から彼氏があなたを受け入れる事を内心懇願しているのに、不信がまったくない状態、つまりあなたが無心で彼女を受け入れようとしている事がわかると「こんな私を受け入れるなんて、なんて愚か者なのだ」と感じてしまうようなのです。 彼女があなたを罵倒したり、出て行けと言うような彼女の言動は、彼女からすれば本来母親と乗り越えなければならない感情のやり取りを彼女も無意識の内にあなたに対してしているのだと思われますから、あなたが個人的にそれらの中傷に悲しむ必要はないと思います。ですが彼女達は一様にして現在も母親との葛藤が内心繰り返されていることを認めませんし、それに気がついていない人も多いのです。あなたが男性であることから、彼女の必要としている母性を与えることがあなたに出来たとしても、性的な繋がりを求めた時点で彼女がまた元に戻ってしまう可能性が大と言えます。 あなたが彼女を説得して診療内科或いは精神科に女医を探して通院をすすめ、いつか彼女の母親も一緒に同行出来る事を心から願うばかりです。
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NO.1です そうですか・・・色々と複雑な事情ですね この手のタイプには気長に付き合うしかないですね ただ自身の心身も心配してくだされ、、、としか言えませんかな 彼女を信じて付き合うのも道 もし挫折して帰ってきても道・・・ その時だってきっと送り出した人は暖かく受け入れるハズ とにかく納得いくまで付き合い、悩む事は悪い事じゃないですね 無事を祈ります お役に立てない書き込みとなりました Minukaさんに幸アレ!
- asflugels
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社会心理学の世界だと思いますが、「おおかみに育てられた赤ちゃんの社会復帰の方法」という命題のように、非常に興味深く、しかし難しい問題ですね。 上から目線というのは生い立ちから簡単に想像がつきます。 その中で宗教、人口問題、人種差別などはおそらく幼い頃の刷り込みであって、本心かどうかはわかりませんが、それだけにやっかいものでもあります。 (大会社の社長の父なら保守的なのは当然だし、個人的考えを公言しても反対者は表向きいないだろうから、それを見て育てば、当然それが正しいと思い込むでしょう) 一方でモロッコ人は悪でも、牛や馬やネコはかわいいというのは、正常な神経(モロッコ人のことではなく、動物のことです)でもあるわけで、精神異常と捉えるもの間違いだと思われます。 彼女の夢は正しいと思います。悪のない社会に住みたいという考えはいいと思います。 問題は何が正しかです。 ざっと拝見しただけなのでこれ以上言えることはないのですが、ふとした思い付きを書きます。 一般に成長する過程では挫折感というものを経験するわけですが、同時に満足感も経験します。 充足感とか充実感とかとも言えるでしょう。 彼女には挫折した経験がほとんどないと想像しますが、同時に満足感もあまり経験していないのではないでしょうか? 欲しいものは簡単に手に入る。 異論を簡単に押さえ込むことができる。 生活も満足とはいかないまでも努力しないで営むことができている。 これでは満たされた気分になる機会がないでしょうね。 満足がなければ当然不満の塊になり、ボッとテレビを見たり、友人をもてなかったり、学習障害をおこしたり、人間不信になったり・・・。 一方で庶民(?)は「お母さんのおつかいができた」「小高い山の頂上に上った」「一人でバスに乗った」・・・など何度も満足を味わうことができました。 その結果、努力が実を結ぶという経験を積むので、また努力したくなります。 テレビを見るより外を走って汗をかくと気持ちがいい、 ひょっとしたら今の彼女を変えるとしたら、そうした満足感、充実感を味わうことが引き金になるかも知れません。 いい具体策など提案できませんが、多少なりとも苦痛を伴なうが結果的に満足できるようなことを繰り返してみると価値観が変わっていくかも知れません。 もしあなたが彼女の友人や恋人ではなく、カウンセラーになるなら、解決できるかも知れません。
補足
ご回答有難うございます。 苦痛を伴うが、満足感のあるもの。。。。難しいですね。 彼女が何に対して満足するのか、、、一般的な地位やお金ではないでしょうし、 スポーツのようなものでしょうか。 彼女は子供の頃から、友人にたかられていたと言います。 ちょっと信じられないですが、子供時代から友達と遊びに行っても会計は彼女が全て払ったり、 車を持っていない友だちの移動に運転をして送って行ったり、色々と使われていたと言います。 彼女は金があるから満たされているわけではなく、 金がある「というイメージ」の為に羽を伸ばせないまま生きてきたような印象があります。 asflugelsさんのおっしゃるような 「欲しいものは簡単に手に入るんでしょ? 異論を簡単に押さえ込むこんでわがまま言えるんでしょ? 努力しないでも生活できるんでしょ?」というような、友達からの僻み混じりのイメージ貼りに苦しんでいたと思います。 私も裕福な家庭の友人が数人いますが、成金趣味でパーティ好きのボンボン系か、逆に金持ち(家柄)というレッテルを背負い世間に怯えながら生きているタイプがいる中で、彼女は後者の人間です。(逆に姉や弟はブランド好きの前者です) 父親は子供に求められれば無尽蔵にお金を子供たちに与えるのですが、姉弟はそれを利用して金使いが荒く、彼女はそれに反発してなのか、最低限しか求めないという状況です。 そういった「家柄」に迷惑をかけないように暮らしてきた結果、リスクを伴う挑戦や、自分が本当にやりたかった事が出来なかったのではないかと思います。 その為ご指摘の通り挫折も無ければ、満足もしていないと思います。 また、姉弟は逆に問題を起こすタイプの人間なので、その尻拭いをしたりしてきたようです。 そういった幼少期の経験から「私は(姉弟と違って)家族の恥にならないようにしっかりやってきた」という自負があり、家族の中で問題を起こす人間は恥と思っています。 学習障害についても学校の先生の理解も足りなかったらしく、何度も同じ所を間違えたり、簡単なスペル を間違えたりした事について、教室の前に立たされて怒られたりしたそうで、そういった意味でも人前に立ったり話したりすることに恐怖心があり、それも彼女が何かに踏み出す時のトラウマになっている様子もあります。 ただ、どのような状況であれ生まれる家柄や障害は選べないわけですから、最終的にはそれを彼女自身が受け入れる事が出来るかどうかがという事が大切だし、それを否定的に捉えるならどこまでも不幸な気がします。(それを利用しようと思えば、成功は容易だと思うのですが。) 確かに彼女には苦痛を伴うが結果的に満足できる事が必要だと私も思います。 彼女の環境を変え、誰も知らない国や街に移り住み、そこから新しい生活を始めるのがいいのかも知れません。 わたしもどのような事がいいのか、色々アイデアを考えてみたいと思います。 ご回答ありがとうございます。
こうなったら、色々線引きしてはどうですかね? これはあなたに取っても彼女に取っても・・・ 何かをして何かをされ・・・これがコミュニケーションだよね 彼女に『俺達の付き合いって何なの? 何の為にやってるの?』と聞いてみては? あなた自身(自分もですが) 何かの引き合いに出されるのは仕方ないとしても やはり付き合いとなれば、それも受け入れなきゃいけない そして何かで補う・・・ 結局何が不満なのか?ですよね でもそれは直接は聴き出せないだろうから やはり付き合う為の基準?等を聞いてみて 付き合った中で色々あったケースで この場合はどうしたらいいの?と次々聞いてみる で、最後の自分の言い分を言う やっぱりどこかでそれも伝えないとねぇ・・・ これで話がこじれるなら何度も自問自答して 答えを出してはどうでしょうか? 付き合うって、片方の都合だけじゃ成り立たないと思いますから・・・
お礼
ご回答有難うございます。 付き合うという事は、本来対等の立場であり、与え与えられる関係であるべきだと私も思います。 しかし、私達の関係は今は対等とは言いがたい状況です。 今は出来るだけ彼女を受け入れ、理不尽な状況に対してもつとめて明るく対応しています。 それはやはり彼女に「出て行け」と言われたら、私は仕事も生活も居住地もビザも失う事になるわけで、 日本人同士の付き合いとは違う関係になります。 私も既に労働ビザが取れるような別の仕事を探していますが、現在の欧州は失業率も高く、自国民を優先して採用する為中々難しい状況です。 また精神的にも、日本を出る時に家族友人にも暖かく送り出してもらい、こんな形で帰るのは恥ずかしいという思いもあり、出来ることなら留まって少しでも結果を残したいと思っています。 こちらで仕事をし始めて、やっと金銭的にも折半で生活できる状態になっていますが、 その状況で「これはこうしたほうが良いよ。これはダメだと思うよ。」という意見を言っても、 どうしても彼女は私が攻撃しているというか、、、生意気に言っているように映るらしく、 「仕事しはじめたからって、偉いと思わないで」というような論点のすり替えになってしまいがちです。 おそらく彼女は仕事をしていないという恥ずかしさもあるのだと思います。 また、元来彼女は細かい事を論理的に話したり聞いたりすることが出来ない性格で(学習障害という事もありますが)こちらが冷静にゆっくり話しても、馬鹿にされているように感じてしまうようです。 私も彼女の性格や気質は重知しているつもりですので、彼女は耳を傾けてくれるような状況で少しずつ話をしていきたいと思っています。 ありがとうございます。
補足
ご専門家のご意見、本当にありがとうございます。 返信遅れてしまい申し訳ないです。 頂いたお話が、あまりにも私の彼女の状況と合致しており私も驚いております。 まず、拒食・摂食障害ですが、特にその兆候は見られません。 同じ部屋に一緒にいて、トイレに篭ったり、吐く音が聞こえる事もありませんし、食べ物が大量に減ったり、買い込んでいる様子もありません。もしくは内緒で外で食べまくっているというのも、彼女の性格からしてないのではないかと思います。 しかし、彼女は非常に極端なダイエットを栄養管理をアプリを使って行なっていて、 例えば「バナナ一本」と打ち込むと、◯Kcal,ビタミンC◯g、、、、というのが細かく表示されるアプリなのですが、 それに基づき「あ、今日はオレンジがもう一個必要だ」という風に、データで食事をしている状態です。 その為、ほとんど料理という料理をせず、生野菜、蒸し野菜、鍋料理、スープのような物をいつも食べています。(もしくはシリアル等) 食を楽しむというよりは、最低限一日に必要な栄養素を埋めていくような、そんな食事です。 (彼女は私が肉等を食べていると嫌味を言ってくるので、逆に最近は私のほうが食が細くなっています。ちなみに食事は8割別々に作って、食べています。) こういった食事も摂食障害と言えるのでしょうか? しかしTVではいつもクッキングプログラムを観ていて「美味しそう」「ウゲー、こんなにバター入れてる不健康だ。」等と言いながら、なんだかんだで楽しんでいるような様子です。 >>こういった人の中に時には異常な上昇志向を持つ人もいるようで、反面家事には感心がなく金使いは荒くないのに貸し借りには敏感で自分が利用されているのではないかと常に疑心暗鬼の人が多いようです。 これもほとんど当たっていました。 家事はあまり行わず、食器の片付け(食洗機利用ですが)、洗濯、ゴミ出し等は基本的に私がやっています。 たまに思い出したように掃除をすると、テーブルに置いてある私の持ち物に腹を立てて「あなたがいるから部屋が綺麗にならない」というような感じですし、その際は非常に完璧に掃除をしたがります。(除菌等) また、お金に関しても非常に敏感で「貴方は私を利用しているのよ!」というのも常套文句です。 ただ、社会的な上昇志向はあまり感じられず、「この国を抜け出したい。国が悪い、家族が悪い、移民が悪い、宗教が悪い。」というのも常に話しています。(今のEUの状況を見れば、納得できる部分もありますが) また、UinOZさんのお話のように、彼女も私と日本で出会う前は数カ国渡り歩いていたようで、そういった面でも母親・父親・家族から逃げたい気持ちが大きいのだと思います。 UinOZさんのお話を聞き、 >>大学の教授に彼らの将来を聞いたことがありますが、非常に高い確立で彼らがアルコール依存症、薬物依存症、精神障害、躁鬱病での入退院、拒食障害の悪化等で健康を害したり死亡するケースもあることを知りました。 という文面が非常に悲しく思います。 もちろん彼女は彼女の人生ですし、私が出来ることに限りはありますが、 出来ることなら少しでも助けてあげたい気持ちで一杯です。 というのも、彼女の父親は現在病気で、命の危険もあると聞いています。 もしこのまま彼女が父親と向きあえないまま、彼が他界してしまえば、 一生親との関係を解消できないまま生きていく事になるのが心配です。 私自身、幼少期に母を亡くしており、親を失う事の大きさを実感しているからです。 (しかし彼女の母親は彼女の家族からも絶縁状態であり、遺産や慰謝料などで揉めており、彼女が向きあう余地は今は非常に考えにくいです。) やはり私も彼女にはプロの助けが必要だと実感しました。 私が出来ることには限りがありますが、彼女の叔父等と相談して彼女をなんとか精神科のカウンセリングに行けるように、行動したいと思います。 貴重なご意見、本当にありがとうございました。勇気を頂きました。