お礼、ありがとうございます。#8他です。
>タイムとラベルは、まだ理論だけの状態ってことでしょうか。
実は、もう当たり前に存在しているのかもしれません。
反物質というものがありますね、普通の物質と接触すると大爆発して消えてしまうという物質です。
これは、量子力学に特殊相対論を適用して書き直した、ディラックという物理学者が、電子の時間が反転したら電荷が逆転して電気的にプラスの陽電子というものが、理論的にあり得ることを示したのが始まりでした。
そして、実験したら本当に陽電子はありました。
陽電子は理論通り、本当に時間が反転しているのかもしれません。もしそうなら、過去へ向かう電子が、我々には陽電子として見えていることになります。
このように、過去へ行くものがあってもいいのです。ただし、本当のタイムマシンのように、結果が原因よりも時間的に前になってしまうことは、因果関係が逆転して、様々な矛盾を生み出します(過去に行って自分が生まれる前の母親を殺したらどうなるかという「母親殺しのパラドクス」等)。
意味のある情報が過去へ伝えられても、見方を変えれば未来からの通信を受け取ることも全く同様に矛盾を引き起こします。
陽電子が、本当に過去へ向かう電子であって、しかし存在しても何も問題がないのは、それが情報も何も運べないからです。たとえ未来から来ているのだとしても、世の中の因果関係に一切の影響を及ぼしません。
同様に、相対論を踏まえても、情報すら運ばないなら、超光速はいくらあっても、何も問題はありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >陽電子は理論通り、本当に時間が反転しているのかもしれません。もしそうなら、過去へ向かう電子が、我々には陽電子として見えていることになります。 >相対論を踏まえても、情報すら運ばないなら、超光速はいくらあっても、何も問題はありません。 なるほど、こう考えると少ししっくりきました。 理解できているかは自信がありませんが、わかりやすかったです。 ありがとうございます。