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ブラジルレアル債についての個人的な意見をお聞きします
- ブラジルレアル債について個人的な意見をお聞きしたいです。
- ブラジルレアル債を買った会社の社長が売却を考えているようですが、私は残すべきだと考えます。
- 満期までの利息と元本の返済を考えると、利益が見込めると思います。
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ANo.3です。 お礼いただきありがとうございます。 ＞通常、こういう国債は金利が変動するものなのでしょうか？ 国債の金利には「固定」と「変動」がありますので契約書あるいは証券会社にてご確認ください。 -------------- 以下は一般的な債券のお話になります。 「固定金利」は文字通り「固定」で、発行時に決定した「額面に対して○○％」という金利（クーポン）が償還時まで支払われます。 「変動金利」の場合も「元本」部分についてはあくまで満額返還です。変動するのは受け取れる金利（クーポン）です。 ※「割引債」はクーポンが付かない代わりに安い値段（割引）で発行されるもので「固定」の一種です。 ※「物価連動債」など元本部分が変動するものもあります。 『国債とは』 http://www.saiken-tousi.com/syurui/kokusai.html ＞格付けがあがると利率が下がるものなのですか？ 結論から申し上げますと、「格付け」が変わろうとも「金利固定」なら「固定」ですから金利（利率、クーポン）は変わりません。 「元本」も満期まで保持すれば「額面」どおり償還されます。 ※もちろん、格付けが下がれば「元本割れリスク」は高くなります。 ------------------------ ------------------------ 以下は、「固定金利型」の国債を「満期まで保持」する場合は関係がありませんので読むとかえって混乱する可能性があります。 その点ご注意ください。 ----------------------- 「格付け」の影響を受けるのは、「変動金利型」の場合と「固定金利型」の「中途売却」の場合です。 まず前提として、「格付け」は「破綻リスク」の評価ですから格付けが変わるとその企業や国のお金の借りやすさが変わります。 たとえば、「格付けが上がる」→「信用が上がる」→「低い金利でお金が借りられる」となるので、これを国債や社債に置き換えると「低い金利でも債券が売れる」となります。 という訳で格付けの変化は「新規発行」する国債の金利に影響します。そうなると、当然既存の（既発の）国債の金利（利回り）にも影響します。 どのように影響するかですが「変動型」は説明不要でしょう。 「固定型」の場合は金利は固定で変化のしようがありませんから債券価格が変化することで実質利回りが変化します。 たとえば額面100円の債券の市場価格が120円になると、償還はあくまで100円のままですから20円の差損が出ます。よって「実質利回りが低下」することになります。 このように債券価格と利回りにはシーソーのような関係がありますので、金利が上がると国債（の市場）価格は下がります。 説明上一つ一つ順番に書きましたが、市場に大きなニュースが流れれば一瞬で国債価格（利回り）は変動します。 金利上昇により債券価格が下がったところで中途売却すれば売却損が出て、逆に金利低下で債権価格が上がれば売却益が出ます。（※為替の影響を除く） （参考） 『債券投資のしくみ』 http://www.takagi-sec.co.jp/start/saiken/shikumi.php 『債券のしくみを整理しよう』 http://allabout.co.jp/gm/gl/855/ ※不明点、間違いなどありましたらご指摘ください。
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ANo.6です。 ご報告ありがとうございます。 あとはやはり為替がポイントになりますので「対ドル」ですがレアルの長期チャートのリンクを貼っておきます。 http://stooq.com/q/?s=usdbrl&c=30y&t=l&a=lg&b=0 過去のチャートを見ても予想が可能になるわけではありませんが、どのくらいの動きをするのかの参考にはなると思います。 ※証券会社なら「対円」のチャートも出してもらえると思います。 また、為替の変動リスクに比べれば微々たるものに感じますが、「為替スプレッド（両替手数料）」と「税金」は確実にかかる費用なので契約内容を確認して一度シミュレートしておいたほうが良いかと思います。
- simotani
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今ブラジルの格付けが上昇し債券価格が上昇(利回り低下)しました。ですから、格付け動向を見ながら売却か買い増しかを検討すれば良いかと。 私の読みで良ければ「満期償還でとんとんか差し引き200万程度の黒字になる」と見ます。途中売却はよほどの事が無い限り回避を(会社の運転資金捻出に必要なら別で、損得抜きに売る必要がありますが)。 会社の資金に相当な余裕があれば、取締役会の議決(社長は議決権無し)で会社が1850万で引き取るのも可能です。
お礼
個人的なご意見をありがとうございます。 自分の立場に立った意見をどううまくいおうかという内容より、 皆さまが投資されているご本人なら今の時勢どういう理由で どう判断されるのかという内容のほうがとても興味がありました。 金利が変動の場合、そのくらいの利益になるとの私見ですね。 あとは固定金利か変動金利か調べてみます。 もし固定なら私が買い取ってもいいぐらいに思っていました。 （そんなお金ありませんけど・・）
- のり たま（@nrtm5002）
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耐えられないなら売るべし！ キッチリリスク管理して、どこまでなら耐えられるか予め決めておられないのですか？ 人に今後の展望を聞いても意味はないと思います。 事実としては、 利下げが続いてる。インフレが鈍化してきている。 これでご自分で判断してください。 ブラジルレアルの為替は、乱高下が激しいです。 為替の動きを予想できないのならヤメテおいたほうがいいです。
お礼
＞キッチリリスク管理して、どこまでなら耐えられるか予め決めておられないのですか？ こういう自己管理の出来ている方なら、損したらどうしようと 慌てないと思います。 今までは地道に定期預金でお金を残してきたのですが、 歳をとってそれなりに財産をこさえてから周囲から色々すすめられるようになり 反対に耳を貸さず、証券会社の方の熱心な勧誘で買いました。 海底資源や、自給率、今後のオリンピックなど 明るい展望もあるので5年で破たんというのはどちらかといえば 可能性が低いと読んでいますが、やはりどんな結果になるかわからない それを踏まえて買った本人の自己責任としたいところです。
長いうえに決定的な解決策も申し上げられませんが、それでもよろしければお読みください。 ＞社長がレアルが下がったので、怖くなって売りたい売りたいと騒ぎ出しました。 ごく自然な行動です。 多くの投資家は値段が上昇しているときに買いたくなり、その心理を利用して証券会社も営業をかけてきます。 そして値下がりしてくると「もっと下がるのではないか？」と怖くなり売り払ってしまう人が多く、「高値づかみの安値売り」となって「相場はこりごり」と定期預金に戻っていく。 というのがよくあるパターンです。 ※もちろん売って「傷を浅く」出来る場合も往々にしてあります。 ですから、証券会社としては大事な「手数料の元」が銀行に逃げてしまわないように、客が怖くなって売りたがっている頃合いを見計らって「その時の人気商品」を勧めてくるわけです。 ※このQ＆Aサイトの相談事も「ブラジルブーム」です。もちろん「もっと下がるか？」「売るべきか？」という趣旨のものばかりですが。 ＞破たんと異常な為替変動が無い限り1000万の利益が予想されるような気がします。 実質「為替」以外は考える必要はありません。 なぜなら、国債はご承知の通り国家の保証が付いているのでほぼ現金と一緒だからです。（もちろん途中売却は市況次第で損益が出ます。） それに、財政破綻したら「国債」も「通貨」もどっちみち共倒れです。 というわけで、「ブラジル国債を買う」≒「ブラジルレアルを買う」と考えて問題ありません。（ようはFXです。） レアル相場の変動の大きさを考えたら国債の金利がなぜ高いかよく分かるはずです。 『レアル/円 為替チャート (BRLJPY)』※5年まで表示可能 ttp://jp.advfn.com/p.php?pid=qkchart&symbol=FX^BRLJPY 『米ドル/レアル』 http://finance.yahoo.com/q/bc?s=USDBRL=X&t=5y&l=on&z=m&q=l&c= ---------------- 「試算」に意味があるとすればあくまで購入前です。 「為替リスク」（と「破綻リスク」）を総合して妥当な投資かどうかを検討するわけです。 妥当といっても（為替）相場は水物ですからあくまで「自分がどこまでの損失を受け入れるか」「どれだけ利益が出れば満足か」という基準を「自分で」決めるということです。 結論は単純で「○○円損失が出たら売却」「○○円利益が出たら売却」「中途売却しない」しかありません。 あとは投資額（資金のうちの何割か）とタイミング（何回に分けて買うかor売るか）だけです。 ＞今回、社長に証券会社から連絡があったようです。おそらく、別なものを勧められそうな気がします。 おそらくではなく「必ず」でしょう。 債券では投資信託のように「信託報酬」という手数料が稼げませんから、とにかく何かしら「売買」してもらわないことには証券会社としては商売になりません。 ※証券会社が悪いのではなくて「アドバイス料」や「成功報酬」というようなものが無い以上「手数料」で稼ぐ以外にないからです。 もっとも、投資家に「情報はタダ」「相場は楽して儲かる」と思わせてきた証券会社の自業自得ではあります。 ※なお、「有料情報は儲かる」「苦労すれば儲かる」ではないので念のため。 タダが基本の証券会社に嫌気がさすと変な「有料コンサルタント」に引っかかりやすくもなるので注意してください。 ＞みなさんが助言する立場なら、社長にどう助言しますか？ 「レアル」が（利息で補えないほど）下がると思えば「売り」。 逆なら保持です。 「ふざけるな」と言われそうですがそれ以外にアドバイスしようがありません。 -------------------- なお、売るといっても「全額」売る必要もありませんから「夜ぐっすり眠れる額まで保有高を減らす」という選択肢もあります。 なお、為替というのは昔から予想しがたいものでしたから、古くから「ドルコスト平均法」という投資法が存在します。 これは相場の予想を完全に放棄して、毎月（など一定間隔で）「定額」の買い付けをして「一気に買うリスク（高値掴み）」を減らそうというものです。 ※その代わり「たまたま底値で買えた」というような相場ならではの「思わぬ利益」を一切放棄することになります。 この「ドルコスト平均法」を自分なりに応用して、「分割して売っていく」という考え方もあります。 ※「損を減らす」ための方法ではなく、あくまで「一発勝負」にありがちな「しまった！」をなくすための手法です。 当然ながら「やった！」ということもなくなります。 『ドル・コスト平均法』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E5%B9%B3%E5%9D%87%E6%B3%95 ---------------- ただし、「一括」だろうと「分割」だろうと、売った後上がれば「売らなければよかった」、売った後下がれば「もっと早く（たくさん）売っておけばよかった」となるのは目に見えています。 つまり、「売り時」を「買う前」に決めておかない限り必ず「後悔」するのが相場です。 仮に儲かっても「もっと儲けられた」と後悔します。 「後悔」がないのは「売った時が相場のピーク」の場合しかありません。 そんなことは一生に一度あるかないかですから、経験から「分散して買う（売る）」という考え方が生まれるわけです。 今の社長さんが「全部一気に売って後悔しない」のは、売った時よりレアルが（利息分より）下がる場合だけです。 償還時に少しでもレアルが上がっていたら「早まった」となります。 ＞私はそのまま残したほうがいいと思うのですが・・・。 もちろんそれも間違いではありません。 しかし正解でもありません。 なぜなら、それはmomo5925さんの「相場観」だからです。 「すぐにでも売りたい」という社長さんの相場観とは真逆です。 どちらが「当たっているか」は償還時にならないと分かりません。 仮に社長さんがmomo5925さんの「相場観」を受け入れた場合は、 償還時にレアル高になっていれば「感謝」され、「（利息分より）レアル安」になっていれば「恨まれる」ことになります。 かように「相場」のアドバイスの結果は単純明快です。 「証券会社」はそれを重々承知のうえで商売をしています。 たとえ恨まれようが前述のとおり「何かしら売買してもらわないと飯が食えない」ので結果を気にしてなどいません。 ----------------------- 以上、やはり何一つ解決しなかったと思いますが、海外投資はとかく見通しが難しく、結局「その国を信じる（期待する）」かどうかということにならざるをえないのでどうかご容赦ください。 以下のリンクも文字通り「参考」でしかありません。 （参考） 『投資教育が教えない禁断の四択問題 』 http://diamond.jp/articles/-/13759 『金融マーケティングの何に気をつけたらいいか』 http://diamond.jp/articles/-/13903 『海外投資への扉』＞「ブラジル」 http://livedoor-search.naver.jp/blog?&q=%A5%D6%A5%E9%A5%B8%A5%EB+site:http%3A%2F%2Fblog.livedoor.jp%2Fhiros47jp%2F&ie=euc-jp 『MarketHack』＞「ブラジルを含む記事」 http://markethack.net/search?q=%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%AB 『為替王』＞「ブラジル」 http://www.google.co.jp/search?q=%A5%D6%A5%E9%A5%B8%A5%EB&ie=EUC-JP&oe=utf-8&hl=ja&btnG=Google+%B8%A1%BA%F7&domains=blog.livedoor.jp%2Fkawase_oh%2F&sitesearch=blog.livedoor.jp%2Fkawase_oh%2F 『円高に慌てるな 資産防衛3つの鉄則』 http://www.tachibana-akira.com/2011/10/3229 『金利差と為替 日本はアジアのスイス』 http://guccipost.jp/cgi-bin/WebObjects/12336a3d498.woa/wa/read/sq_131d608bb82/ 『【第1回】 なぜ銀行や証券会社は低コストで楽な投資法を個人投資家に隠すのか!? 』 http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1860.html 『インデックス投資はなぜ良い投資成果を残せないか？』 http://markethack.net/archives/51784535.html ※不明点、間違いなどありましたらご指摘ください。
お礼
興味深い内容、じっくりと読みました。本当にありがとうございました。 証券会社の儲けに利用されないように、という部分だけにおいてのみ 社長に強く助言したいと思います。 あと、 初歩的な質問ですみませんが 通常、こういう国債は金利が変動するものなのでしょうか？ 正確には10.25％だったのですが、発行時にそういう条件で償還時まで ずっとその金利だと思いましたが、格付けがあがると利率が下がるものなのですか？
- hbafe88
- ベストアンサー率18% (60/325)
社長がレアルが下がったので、怖くなって売りたい売りたいと騒ぎ出しました。 なら、社員の貴方は社長に気に入られる方法を取るべきです。
お礼
社長に気に入られる方法という選択肢は考えていません。 おそらく何をしても、損をしたら あるいは社長の期待に至らない結果だったら後々社長に 何かを言われるでしょう。 あの時、もっと強く止めてほしかったとか、もっと助言をしてほしかったとか 今の世界情勢はある程度見通せても先はわかるわけありませんので。 ただ結局は社長個人のお金なので、会社の腹は痛みません。 本債券の購入も、地球の裏側の事はわからないのでと さんざんネガティブな事を言ったのに、結局証券会社に乗せられてしまいました。
- hinatamomo
- ベストアンサー率33% (73/218)
結論から言いますと、５年後の為替レート次第という事です。今以上に円高が進めばもっと悲惨な事になるでしょうし。あとはブラジル自体の金利がそれまでにどうかという事です。現在は金利を低くする方向に舵を切りました。という事は、少なくてもあと１，２年はその方向でしょう。 はっきり言って、５年後のレートや金利を想像するだけ無駄です。そんなものわかりません、わかれば今のような状況に陥ってないでしょうから。 恐らく、ワンマンに近い、そんなに大きくない会社であると想像しますが、「会社の金」＝「社長の金」ですよね。だとしたら好きにさせなさい。社長には資産運用の覚悟も無ければ、才覚もないのです。 社長にアドバイスするならば、全て現金にして今後は相場の世界に近寄らない事、でしょうか。別の物に乗り換えなんて、証券会社を喜ばせるだけです。彼らは手数料しか興味がありません。
お礼
ありがとうございます。 社長の好きにさせるのが一番の方法だと私も思います。
お礼
詳しい説明とてもわかりやすかったです。 公社債の一般的な事は学生時代に学びましたが、個人的には 投資信託と株式しかしたことがなく、外国債については素人だったので ご回答を嬉しく思います。
補足
証券会社に確認したところ、金利は固定で１０．２５％との内容でした。