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ガスクロマトグラフ法での定性分析
液体物質を定性分析する場合、沸点の高いものほど保持時間はどうなりますか?気化しにくいので固定相にとどまっていやすいから保持時間は長くなりますよね?これであってますか?
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この前やったんですが、固定相の種類によります。 固定相の種類とは極性のあるものか無極性のものか、ということです。 そして流動層が極性か無極性かにもよります。 ○ここがポイント 固定相と流動層の性質がより同じなら引っ付いていたいので、保持時間は長くなります。 性質が逆だと保持されにくくなり、早く検出されるというわけです。 沸点の高いものというのはたいてい、分子間力が大きいものや、水素結合などによります。 水素結合は電子求引性の元素に引っ張られるためなので、極性が大きいということです。 てなわけで、固定相と流動層の極性の度合いにより保持時間は変化するのです。
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- himajin1
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カラムの液相が無極性の物であれば、一般的には 高沸点(低蒸気圧)=長保持時間 の関係が成立します。 その関係を利用して、新規化合物の沸点(蒸気圧)を推算したりしたこともあります。 確か、蒸気圧と保持時間を両対数のグラフにプロットして、きれいな相関を見たことがあります。 この場合でも、OH基を持っている化合物と、持っていない化合物を比較するような使い方では相関のプロットは厳しいと思います。 あくまでも、似たような化合物の間での比較にとどめるべきです。 異性体分利用のカラムのように液相に極性があると、リテンションタイムと沸点の関係は相関がほとんど無くなります。
お礼
沸点はひとつの目安に過ぎないということですね。
>固定相に より.固定層と流動層があるガスクロの話として.答えます。 答えは.わかりません。固定層にもいろいろな種類があって.特定のきがあるぶしつを優先的に取り込む場合がありますから。始末に困るのが.分子ふるい関係の固定層です。これは.特定の大きさの分子だけが固定されやすく.他のぶしつは固定されないで流れていってしまいます。
お礼
要するに沸点だけで保持時間の長短を決めれないということですね。わかりました。ありがとうございました。