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TPPの重要性など

TPPは私も細かいところまでわからないのですが、国内の大企業(コンビニ産業や加工食品産業)は当然関税のかからないまま入ってきた安い輸入食品を買うので、国内の農産業に大変な影響が出るというものですよね。 他に外国にとってのメリットと日本にとってのデメリットになることを教えて下さい。 あと、そうしたTPPで日本がアメリカと問題になったりしているのに、「ヘタリア」など国を扱った作品で個人で二次創作として漫画や絵を描いて嬉しそうにしている人たちはどうしてなんでしょうか? わかっていないのでしょうか?知らないのでしょうか?それとも関係ないと思っているのでしょうか?

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回答No.3

メディアは「世界に乗り遅れる」「平成の開国」とやたらとTPPを推進していますが、世界でも何でもなく対アメリカです。TPPはアメリカの都合のいい協定でしかありません。 テレビや新聞では問題を矮小化してコメや食品の問題しか報じませんが関税撤廃をしたところで日本は何を得るか?内閣府の調査ではTPPに参加したとして日本のGDPは10年間でたったの2.7兆円増えるだけです。1年間で2700億円ですよ? 京都大学の教授がとても分かりやすい表現をしています。「年収500万円の人に新たに2500円の所得を約束するので君のライフスタイルを全て変えて」といっているようなものだと。 そもそもこのデフレ時に何を考えているのか。政府は国益を考えているのか。。 TPPは農業だけでなく医療、投資、保険、知的財産権、情報通信など多岐にわたります。さらに恐ろしいのはISD条項やラチェット規定などというものも日本は受け入れざるを得なくなる事です。 ISDは例えば、アメリカの企業から安い牛肉が輸入されるとしますよね。で、その牛の品質に問題があるとして輸入をストップしたとします。日本は国民の安全を第一に考えた当たり前の措置です。しかしアメリカの牛肉を輸出している企業はTPP違反だー!と言って日本を訴えて賠償金を請求出来てしまうのです。当然国内法よりも国際法の方が上なので払わざるをえなくなります。本来法整備などされていない国への投資をする際の保険のような条項をビジネスとして利用しているのです。実際にカナダやメキシコなど多額の賠償金を泣く泣くメリカに対して支払っています。 農業というより日本は保険大国ですのでアメリカが狙うは保険市場とも言われています。薬価制限を撤廃してアメリカの新薬を高額で売る。そこでアメリカの医療保険会社が入ってくるわけです。あと手術の術式。知的財産権に入るらしいですが、アメリカではある医者が初めてあみ出し行った手術を他の人が行う場合お金を払わなければいけません。とにかく日本に不利な多くの問題がのしかかってきます。 ちなみに一度そういう規制を緩和したら戻せないというのがラチェット規定です。 今の政治家が国益を考え、アメリカに物申せるはずもなく、絶対的にアメリカの条件を丸呑みせざるを得ないでしょう。 下手したら社会制度が大きく変わってしまいますよね。 長くなりましたが、結論として日本にはデメリットしかないと思います。

回答No.2

 TPPというのは、簡単にいえば、 「外国でも、自国感覚で経済活動(仕事や商売、買い物等)ができるようにするための協定」  です。  日本人が、日本国内のどこかに引っ越してそこで仕事をしたり、自分の住んでいる場所以外で買い物をしたりするのは自由ですが、今のところ、これは「海外」では自由にできません。海外で働こうとすれば、相手先の国で許可を得なくてはなりませんし、会社が海外に事業展開する際には、相手国の許可に加え、相手先のややこしい経営のルールを理解する必要があります。こうした「許可がいる」とか「ルールが違う」とかいった事が経済活動の障害になるから、できるだけ取っ払って自由にできるようにしようというのがTPPの基本コンセプトです。もちろん、国間で商取引をしたときにかかる税金、「関税」も取り払うべき障害ですが、一部分でしかないことに留意する必要があるかと思います。  このように経済の自由化を行うと、世界的に ・同じ商品、サービスに関しては同一価格 ・同じ労働に関しては同一賃金  に収束していきます。  日本に関して言えば、高い物価は全体的に安くなる(アジア出身の労働者を雇っていくとするなら農産物以外の物価も下がります)のがメリット、超高度の熟練を要する専門家以外は、給料は途上国並みに下がってしまうというのが最大のデメリットでしょう(なんでもかんでも自由化では、提案者であるアメリカの労働者も大きな影響を受けるので、即座に労働者の給料が途上国並み、ということにはならないでしょうが、中南米の影響を受けているアメリカの労働者並みの状況になるのかなと思います)。  もう一つのTPPの問題は「ルールが違う」のを是正する際に、何を基準にしてルールを変えるのか、という点でしょうか。効率性を基準にルールを決めることができればよいのですが、アメリカにとって都合のよいルールに共通化されることが懸念されています。保険事業の参入障壁などは典型的なものでしょうか。何でも参入障壁を無くすのであれば公平ですが、アメリカは国内の公共事業に関する海外企業の参入をあれこれ制限したりもしており、「自国の都合の良い部分は自由化、都合の悪い部分は規制」というお手盛りのルールを広げている点が否めません。まあ、国際間の交渉で、自国に都合の良いルールの押し付けは当たり前でしょうが、TPP推進賛成論者は純真無垢なのか、そのあたりをあまり考慮しないで、アメリカ有利の条件に賛同しているところが気になるところです。 >あと、そうしたTPPで日本がアメリカと問題になったりしているのに、「ヘタリア」 >など国を扱った作品で個人で二次創作として漫画や絵を描いて嬉しそうにしている >人たちはどうしてなんでしょうか.  実例を挙げていただけるとありがたいのですが、「実際には国同士が対立しているのに、漫画では楽しく仲良くしているように描かれているのはおかしい」というような話でしょうか。それでしたら、「利害関係でいくら対立していても外交関係では仲良くしていることをアピールするのが平時の外交のポイント」ですので、それを擬人化しているにすぎないというのが模範解答になるかと思います。

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.1

<TPP締結によるメリット、デメリット> ○メリット  海外の安い原料品や食料が手に入る  海外の安い人材を合法的に使える(医療・看護分野)  貿易振興によるGDPへの寄与  普天間基地問題でこじれた外交の改善。アメリカに手土産ができ仲良くなれる  民主党政権の功績になり支持率が上がる(経済界およびマスコミが勝手に持ち上げてくれる可能性大) ○デメリット  安い製品の流入によるデフレの加速  安い農作物の流入による国内農業の壊滅  安い海外労働力の流入による失業率の増加  貿易不振によるGDPへの大ダメージ  大量の外国人の流入による治安の悪化  外国人看護師の増加による医療崩壊 >TPPで日本がアメリカと問題になったりしているのに  これに関しては駒澤大学准教授で経済学者の飯田泰之氏の言葉を引用し、まとめる  『日本がTPPに参加してもメリットは無いが参加しないと経済圏から排除され日本は終わる』なので元から選択肢はない http://news.nicovideo.jp/watch/nw150901

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