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TPPに参加しなかった場合に輸入品が品薄になる?
TPPに参加しないとして輸入しにくくなることはありますか? そういう規則になるかどうかとうことではなくて、売るほうが関税がかかるなら他の国に売ろうって思うようなことになる懸念はありませんか? もし仮に品物が入ってきにくくなると仮定して、 今の日本の食卓に乗るような料理って、ほとんど輸入に依存していると聞いたことがありまして、輸入品が品薄になったら、日本の農業ってそれをカバーできるほど、農産物ってたくさんつくってもらえて雇用も促進されるるということになるのでしょうか? なにか食卓からいろんなものがなくなってしまいそうで質問します。
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質問者が選んだベストアンサー
たった数%の関税のために アメリカが自国に次ぐ最大の顧客である日本への牛肉や飼料を売るのをやめる、 オーストラリアが自国に次ぐ最大の顧客である日本への牛肉や飼料を売るのをやめる、 シンガポールが日本人観光客の受入をことわる、 なんてことは120%あり得ない。 10円のために1000円損してもいいなんて企業はない。
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- Kunfu
- ベストアンサー率38% (164/424)
「参加しなかったら」というのが今の状態のことです。 食料の関税を払っているのは、われわれ消費者で輸出国は払っていないから関係ありません。 参加していない現在も、輸入食料は品薄にはなっていませんし、カロリーベースで60%が輸入品です。 多くの食料は家庭で食べられずにゴミとなっているし、コンビニ弁当は時間がくると捨てられます。 だから絶対品薄になんかなりません。 それに日本の農政は零細農家を守るため、法人の農業参入を様々な方法で制限しているので雇用が生まれることはありません。 日本の農政は農業を守るのではなくて、農家が持っている票を守ることを目的としています。 農業は死んでも構わないのです。消費者に高い関税を負担させて輸入すればいいんですから。 そして生産性の低い農家でも経営が成り立つように国際価格よりはるかに高い農産物価格を維持して、さらに戸別所得補償までします。 ここまでして農業ではなく、農家を保護しています。 ロシアなんか、ソビエト崩壊でそれまでの国営農場と集団農場が経営破たんすると民間企業が農業に参入しました。 すると生産性が著しく向上して、小麦の生産は飛躍的の増えて食料がロシアの戦略的輸出商品になってしまいました。 農家の保護をやめたら、農業が発展してしまったのです。 日本の零細な兼業米農家は、国が丸抱えのソビエト国営農場みたいなものです。 これを全部潰して法人化すれば農業は生き返ります。 しかし、日本の政治はそんなことは絶対しません。 他の産業の所得を農家に移転することで日本の農業ではなく農家を維持してきました。 TPPに参加しないことで、輸出産業が疲弊しても農家だけは残します。 だから心配は要りません。
お礼
参加の方向で、結局参加出来ないってパターンもありそうですね。 参加しなかった場合の世の中がどうなるか、ちょっと興味があります。
補足
なるほど、清き一票のために参加するかしないかが決まるということなんですね。 清き一票の人口が、減ってくればそれらは守られないと。 守ることと発展することが同じ方向に向けばいいんでしょうけどね。
- dairy6260
- ベストアンサー率53% (14/26)
関税を負担するのは、日本の消費者ですよね。
お礼
参加の方向で、結局参加出来ないってパターンもありそうですね。 参加しなかった場合の世の中がどうなるか、ちょっと興味があります。
補足
はい、関税を負担するのが消費者であることは承知しています。 売り手の心理として、日本のマーケットの大きさを無視できないからこそアンフェアでも売りにくるんだというのが現状なのだとしたら、 同じ規模のマーケットならフェアなほうへ売ったほうが、例えば広告費など同じ売り上げを上げるための労力も相対的に少なくてすむのではないか(それが売価に跳ね返れば、TPPに参加してない市場だけ値段があがっていく)と考えるのが、売り手の心理ではないかなと想像しています。 そんなことはないでしょうか。 ほとんど輸入に頼っている品目は明示なので、だんだんと輸入品のものの値段(関税を除く部分)があがっていったりとか。 以前、マグロが別な国に買い占められて値段が上がっていくみたいな話があったように思いますが、実際そんなに大きな問題になっていないところをみると、それが日本の市場のバランスなのかもしれませんけども、 TPPをきっかけに、各国の枠組みや仕組みをこれから議論していくのだとすれば、TPPへ参加しない国に対する報復(?)ではないでしょうが何がしかの談合のような事も起きないか。 TPPに参加しすることによるネガティブな話、ポジティブな話はでてきますが、TPP参加しないことによるポジティブな話ネガティブな話で、今と同じとの意見が本当にそうなのか気になっています。
- Mumin-mama
- ベストアンサー率45% (1140/2503)
A.No.2さんの回答と同じ意見を持つ者です。 TPPに参加するとMONSANTOなどが日本にも簡単に入って来ます。 MONSANTOは世界的な遺伝子組み換え種子、牛乳用成長ホルモン等を扱う会社でその手法はTPPによる米国の戦略や腹中そのものを表現している様な会社です。 一度、MONSANTの種子を買うと、毎年種子を買わなければいけないルールがあり、農民は自分の田畑で取れた種子を次の年に使うなど出来なくなります。 日本の米などは長い年月と努力や叡智をかけて改良をし、その土地や気候に合った最適の種子をつくりだしてきました。 MONSANTOはその種子の使用を許可しません。 もし、日本の数件の農家がMONSANTOの種子等を使い始めても日本の農業は壊滅的になると思います。 EUはMONSANTOを大変警戒しています。 http://www.youtube.com/watch?v=V-ESDpUrKck&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=kmwczeLR2Uw また、TPPの陰には相手国の生き血を吸うのに派遣されるエコノミック・ヒット・マン(EHM)と云う存在があります。 http://www.youtube.com/watch?v=oBq8ivJVSq0&feature=related 現在の日本の食糧自給率は40%弱と言われています。 もし、これが、TPPにより30%以下になった場合で、穀物の輸出国が不作の時は日本国民は飢餓に陥ります。 また、TPPで米国が狙っているのは、日本国民の貯蓄です。 米国の保険会社などに日本国民のたんす貯金や銀行預金などを吸い上げたいのです。 その殆どのお金は今、ニューヨークでデモの対象になっている1%の人たちに行くのです。 まるで、007の様なフィクションの様な話ですが、事実です。
お礼
参加の方向で、結局参加出来ないってパターンもありそうですね。 参加しなかった場合の世の中がどうなるか、ちょっと興味があります。
補足
たんすに入っているのが米国債だったら簡単には吸い上げられなくなるのかもしれませんね。 遺伝子組み換えとか全頭検査していない肉とか好んで食べる気はしてませんが、買う側がちゃんと選択できるような世の中になっていればいいかと思うのですが(選択の結果淘汰されるかどうか決まると思うので)
- equrea
- ベストアンサー率41% (89/214)
TPPに参加しても参加しなくても需給のバランスがありますので入ってこなくなることは有りません。 心配無用です。 設問の趣旨が違うので詳しくは説明しませんがTPPやFTAに参加しないことがベストです。 少し考えればわかる話なのですがFTAもTPPもパイの大きな国が小さな国を食いつぶすための制度です。参加した国は根こそぎ大国に食いつぶされます。 関税があるからと言って日本という世界有数の消費国を無視して消費を進めるのは無理な話です。心配はいりません。
お礼
参加の方向で、結局参加出来ないってパターンもありそうですね。 参加しなかった場合の世の中がどうなるか、ちょっと興味があります。
補足
>心配無用です。 なるほど。 >FTAもTPPもパイの大きな国が小さな国を食いつぶすための制度です。 農業も含め、関税がないことは理想ではないかと思いますがいかがでしょうか? そのなかでFTAやTPPに問題があればそれを是正するように働きかけるためにも、話し合いに参加して、よりより制度にしていくという前向きな参加というのはありえないでしょうか? (もともとも質問の趣旨とは違う補足で申し訳ありません) >日本という世界有数の消費国 農業以外が疲弊すると世界有数の消費国であり続けるのも難しいかもしれませんね。 農家が作ったものさえ買えないみたいな。
- rokometto
- ベストアンサー率14% (853/5988)
日本の農業は規制が厳しく、企業や新しい若い人たちの参入が難しいです。 ぬくぬくと保護されてきた日本農業が、いきなり国際競争に晒されるとつぶされるのは当たり前の話。 国内でも競争相手増やさないようにつぶしてるんですからね。 もう海外を相手に成功している農業も増えてきています。 国際競争の波にもまれ、海外の安い農作物相手にも戦える製品と戦略をもてるよう鍛えられないと、もう先がないよ。 日本の産業は500兆円、その中で農業は10兆円未満、10兆円未満を守って490兆円を崩すのが国全体のためになるのかな? ってことです。 品薄になる、というのはありえますがまったくなくなることはないでしょう。 需要があれば売るというのが経営ですから。
お礼
参加の方向で、結局参加出来ないってパターンもありそうですね。 参加しなかった場合の世の中がどうなるか、ちょっと興味があります。
補足
結局は「需要と供給のバランス」のなかでなんとか落ち着いていくということですね。 でも回答の人の話を全て聞いても、 日本の農家で自給率を100%に近づけられるから大丈夫という人は一人もいないんですね。 もちろん自給しなくてもよいものもありますし、食料の半分ぐらいは捨てているという話もあるので自給率をあげなくてもよいのかもしれませんけど、有事とは異なって「需要と供給のバランス」の中で気が付かないうちに、他国の買占め等で値段が高いからと、食卓から意図せずなくなってしまったものとかないのかなと、ちょっと気になってしまいました。 だから何と言われれば特に問題ではないのでしょうが。
お礼
言いきりが気持ちよかったのでベストにさせていただきました。 また、よろしくおねがいします。
補足
突然やめることはおっしゃるとおりないと私も思いますが、 アンフェアな国にはおのづと足が遠のくのも心理ではないかと思います。 日本がそもそも魅力あるマーケットであり続けることが出来るかどうかも怪しい状況ですが、 足元みられて輸入ほぼ100%に頼っているものの値段があがったりしないかと。