中古マンション購入の場合の月々の支払い

質問

良く毎月支払いの家賃が手取りの30%を越えると生活が厳しいと聞きますが
中古マンション購入の場合の支払い（借入返済、管理費、修繕費、駐車代など）も
30%を越えると生活が厳しくなるのでしょうか？

回答No.1

86tarou · ベストアンサー

その割合というのは一般的な目安に過ぎず、各家庭により各項目に支出する割合も違ってくるでしょう。ただ、収入が一定な以上、返済にお金を掛ければ他のどこかを削らないといけません。これが許容出来るかどうかもありますし、30％という数字も目安にしか過ぎないということが分かると思います。
なお、無理のない返済額ということなら定年までの返済で収入の20～25％までが目安ですが、これも収入の多い少ないによっても変わってくるでしょう。収入が少なければ20％までにしておく方が無難ですし、収入が多ければ30％を超えていても問題ない場合も十分にあるでしょう。これは、例えば年収が倍になっても生活費が倍になることはないからです。ただし、変動金利の場合は将来返済額が増える可能性がありますので、試算だけは全期間固定金利で行ない、その上で差額を貯蓄して金利上昇に備えておくことが必要だと思います（一部繰上返済）。
また、返済率から試算する方法以外にもっと分かり易い考え方もあります。現在賃貸に住んでいるなら、この費用と比較すると簡単です。購入することによって増えるのは固定資産税（年10万円～）や修繕積立金、管理費等ですので、今の家賃よりこの分少ない返済額なら現状と家計状態は変わらないことになります。購入を考えられてるので頭金貯蓄も当然されていることと思います。それ以外の貯蓄が少なくても、この貯蓄分を今後も確保出来るでしょうから、家賃より数万円以下の返済なら問題ないと言えるでしょうか。
返済額についてはこんな感じですが、頭金は20～30％以上欲しいですし、これ以外に生活費の半年から１年分は常に現金で置いておくと安心です。諸費用については物件価格の５～10％程度ですが、これについては基本的に現金が必要です。多くの頭金を用意することによってローン残高＞マンションの価値になり難く、いざという時に売却して精算で着るメリットがあります。逆の状態ですとローンを完済出来ないので抵当権が抹消出来ず、買う人が居ないことになりますので。この場合は差額を現金で用意して売ることになります。現金がない時は借金で賄う方法もありますが、多額になると売却で担保となる不動産がなくなるため貸してくれる金融機関もないでしょう（売るに売れない状況）。

質問では中古マンションとの前提ですが、新築であっても返済額が同じなら基本的に同じ状態で、これによる差があるとは思えません。ただし、築年数や現在の年齢によっては平均寿命程度まで持つかどうかは問題となるでしょうか。一生に一度しか買えない経済的状況なら終の棲家とする必要がありますし、将来住み替えが必要にならないことが前提となります。この可能性があるようならその分の貯蓄も必要となり、高齢では収入も無くローンも組めないということを理解しておきましょう。購入すれば永久に住めるのではなく、住居も所詮消耗品ですので。

お礼

この度も回答ありがとうございます。別の質問もさせて頂いておりますのでアドバイス頂けたら幸いです