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繋がり易い時代なのに恋愛離れや晩婚化?
携帯やネットで直ぐに人と繋がれる時代なのに、恋愛離れや晩婚化が進むのは何故ですか? 厚生省の調査で独身男性の6割が彼女無しとの結果を最近見てふと疑問に思いました。 調査対象の18~35歳って一番ケータイやネットが勃興した時代に生まれてますよね。 人と簡単に繋がれるツールや機会が増える程、恋愛がややこしくなるんでしょうか?なんか矛盾した現象だと思いません?
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「恋愛離れや晩婚化が進むのは何故?」 思いつくものを列挙します。 1)すぐそばにいる会える友達Aが恋人と出かけて寂しいという場合、 「寂しい、自分も恋人が欲しい」となるところを、 とりあえず大して仲のよくない友達とでも電話・チャットして時間をつぶせてしまう。 2)ヒマな時間にネットにつないでいれば時間がつぶせてしまう。 ヒマな時間がつぶせると、人間は孤独や焦燥感を感じる時間がない。 3)結婚しない人が増えた、恋人がいない人が増えた、という情報を見て じゃあ自分も大丈夫なんだと(何の根拠もなく)安堵してしまう 「赤信号みんなでわたれば怖くない」現象。 4)会えない時間が愛情を育てるのに、すぐ連絡が取れてしまうため うっとおしくなったり、愛情が冷めたりする。 ※これは逆も言える(すぐ連絡が取れるので恋愛関係になれる) ため、有効な理由になりませんね。 5)ネットで自分の見たい情報を探して見れるため、 恋人がいなければいけないというのは「恋人がいない自由」を 許容していない自由の制限であり、自由な選択肢を選んでいるだけで このままでもよいと感じて自分と同じ考えの文章だけ見てしまう。 自分の気に入らない文章は読まない。選択肢を選んでいるのではなく 恋人が作れないだけだと気がつくチャンスもない。 6)周囲にあふれる情報が多様すぎ、その情報を見ているだけで手一杯で 自分がどういう人間かと気がつくことが遅れている。 ※近年の日本人の精神年齢は30歳で大人といわれており 実際、女性の初婚年齢は29歳まで上がっています 例えば「自分は家族がいないと寂しく感じてしまう人間だ」と いうことを感じることができない。それに気がつくのは、 本人も親も高齢化して親が死んだ後。 7)日本が豊かで、自宅でゴロゴロ・親にちやほやされているほうが、 男女ともに居心地がよく、 20歳以降に新しい人間関係を切り開こうという気持ちになれない。 ※親友ができるのは学生時代がほとんどであり恋人もできやすい。 それ以降は意識して新たな人間関係を築く努力しないと恋人獲得は困難。 8)昔は企業で男性がメインで女性はその結婚相手という位置づけで採用 だったためむしろ社内恋愛が推奨されていた(※現在の40台前半くらい) が、その後男女雇用機会均等法により、逆に推奨されない雰囲気になった 9)結婚は楽しいよ、面白いよ、うちの妻かわいい。子供かわいい。 という言い方をする日本人は少数派。自分の妻のことは”愚妻”というように、 自分を卑下して相手を立てる文化。この文化では結婚のよい面は抹殺され 伝わらない。 10)周囲に恋人がいない人が多いと安心してしまい、がっついていると 恥ずかしいという感情もあって自分も積極的に恋人をつくろうとしなくなる スパイラル現象。恋人がすぐできるグループとできないグループの2極化 11)「家選び」と「恋人選び」が似ているが「家」と違い 「恋人」は上限を決める条件がない。「家」なら、お金がないから この程度など、決定せざるを得ない。恋人の欠点(大した欠点ではない)に対し すぐNGにする。自分の身のたけにあったのはこの程度の人だから、等 妥協をせず「もっといい人がいるはず」など高望みしてしまう。 過去は情報が少なかったので自分の身近にいるエリアで選び 自分も努力して合わせる状況であったが、 「この欠点はおかしいと皆も言ってくれるので、自分は妥協や努力をせず 全国からもっといい人を探す」と自分の価値を省みず候補からはずしてしまう。 というあたりでしょうか。自分の感覚的には7)と11)のケースで恋人がいない あるいはいなくなった友人が多いです。
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- tomban
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や、やっぱり「ツールだから」でしょ?。 何らかのフィルタをかけなくてはいけないのがツールというもの。 手紙だってツールですけど、いきなり「それでさ!こう思うんだけど」ってやったら失礼になってしまいますよね?。 先に枕詞を並べて、導入部を作ってから「さて、何々」と始める。 人間らしい知恵ですよね?。 ただ昔はその知恵を「相手との激突を回避するために」使っていたわけですけど、今はむしろ「攻撃のために」使ってると思うんです。 それだけ、人ひとりの「バックボーン」そのものが薄っぺらなんだと思います。 親戚郎党背負っていれば「迂闊には動けないぞ」になります。 昔の大名同士の手紙なども、いらないことは書かない人とか、秀吉のように積極的に「効果」を使う人もいました。 しかしいずれも「個人プレー」ではなかった。 肩にかかる重さが、人の数が、半端なく多かったからです。 今はすべてが分散化・効率化してしまってるので、ほとんど「個人プレー」で生きられる世の中です。 せいぜいが会社での部署くらいですか?気になるのは。 あとは自分の家族くらいですが…これまた独自プレーに走ってますよね?。 だから「差別化上等!」になる。 われもわれも、押すな押すななんですよね…2CHなんかみてると。 自分のことしか言わない。 そうやって差別化社会の中で育まれてきたわけですから (しかも、わが国の教育?…) それは互いを「愛そう」なんて、そうできるわけないと思うんです。 言葉ではいくらでも言えるんですけど、現実はそういったものじゃない。 互いが求め合い、罵倒しあい、奪い合うところからは、未来も夢も生まれっこないんですよ。 …あー、ややこしい!。 恋愛なんて「出会った、惚れた、はれた(流石に漢字で書けない(汗))」で良いんですよ。 直接接触による物理現象で良いんです。 化学反応で良いんです。 ツールなんて邪魔になるだけ…だと思います。 あ、ちょっと自己主張しすぎだなコリャ?(汗)。
お礼
とっても参考になる回答をありがとうございます(^O^)感謝感激です 個人プレーの時代は自由な反面難しいんでしょうね。
欲張りの人が増えてきたためでしょ。 携帯やネットで人がすぐ繋がれる便利な時代になっても、 相方の本性が分からないと不安感を抱くのが賢者の常識ですから、、、 人生はいつの時代でも、運+感+根が必要ですよ。
お礼
回答感謝です!!めっちゃ参考ににりました。お知恵を活用します☆
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
インドの女性教授か誰かの研究で、人は6種類くらいの中だとどれを選んでいいか選べるけど、60種類の中からだと選べなくなるとかいうのがありましたよね。そういった影響もあるかもしれないですね。 でもその調査のデータ、私も読んだのですが、1982年かそのくらいのときの調査と比較しても「現在恋人がいます」という人の割合はほとんど変化がないのですよね。つまり今も昔も恋人がいるという人の比率はたいして変わっていないということになります。 ところが80年代と今でまったく違うのは、「恋人はいないけど、異性の友達ならいる」という人がガクンと激減していて、「恋人もいないし、友達もいない」という人が激増している。そして、「別に恋人も友達も欲しいとも思わねえよ」っていう人も確実に増えていることですね。
お礼
ありがとうございました。お蔭様でめちゃくちゃ勉強になりました。 その部分は知らなかったので、衝撃でした!
- kumasan0001
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やっぱり恋愛まで行くには直接会わないと発展しません。 ですが、ネットでの出会いの場合、ネット同士のつながりはそれなりに発展してきましたが、ネット同士で出会った人が直接会うことについては、事件とかもあり警戒する傾向にあります。 更にそれに追い討ちをかけたのは出会い系サイト規正法ですね。出会い系サイト規正法は出会い系サイトだけではなく、SNS等も対象になりSNS等で男女の出会いを目的としたオフ会やイベント、更には男女の出会いを目的をしていなくても、そのように取れるオフ会は開催しにくい状況です。ですので、恋人探しとしてはネットでの出会いはますます難しくなっております。 昔は、いい年で独身だと周りがそれなり世話することが多かったのですが、今はそのような時代でもなくなり、出会いは自分で見つける時代になってしまいました。ですので、男女の出会いがない環境のひとは恋愛も難しい。かといってネットでも難しいと八方ふさがりの状態です。 僕個人的には今の出会い系サイト規正法を緩和してほしいなと思いますね。
お礼
目からウロコが落ちました\(^^)/素晴らしい回答サンキューでーす☆ 出会い系については考えが及んでなかったので勉強になりました。
結婚して子供を作るメリットが感じられないからですね。 昔の話ですが戦後、多くの若い男性が戦争で命を落としたため、女性は早く結婚したがってましたし、沢山子供を欲しがってたんですね。 人口問題を考えるなら、戦争が一番良い特効薬です。
お礼
論点が逸脱してますし、人道的に受け入れ難いご意見です。
ハードウエアが充実しても、それを有効に利用できないからです。 いろいろな人との出会いは確かに簡単になりました。 でも、出会った相手がどういうものなのかを見極めるチカラは昔とたいして変っていません。 むしろ、多数の相手と遭遇することで1名あたりの見極めの時間が減り、わかりにくくなっています。 こういった問題は恋愛だけに限らず、ほとんどすべてに共通しているはずです。 少し脱線しますが、 新幹線が開通する以前は、安易に出張もできないので、訪問した先で打ち合わせしたら結果まで必ず出していたそうです。 現在は、打ち合わせして「お持ち帰り」するのが普通で、意思決定は確実に遅くなっています。 簡単に「次のチャンスがある」とみんな考えるから、提題のようになっているのではないでしょうか?
お礼
回答感謝です!!めっちゃ参考ににりました。お知恵を活用します☆ 確かに密度の問題は大きいでしょうね!次があると思っちゃうからダメなのかもですね。
- k-tamasii
- ベストアンサー率39% (60/151)
人間同士のコミュニケーションで、傷付きたくない、ケンカは嫌だ、 醜い部分を見たくない、そう願う人が増えたからだと思います。 携帯やネットのツールを通じて繋がる事と、直接会うことで コミュニケーションや接触をはかる事は、まったく違います。 パソコンや携帯電話を通してなら、お互いに欠点や素の部分を 隠して、「立派な人」「良い人」の化粧や仮面でごまかしたまま 言葉のやり取りができますけれど、直接会うとなれば そうはいきません。 ふとした瞬間に、相手の欠点が見えてしまったり、ついつい 見せたくはない「カッコ悪い」素の自分を見せてしまったり… 心無い言葉を直に投げ付けられて、傷つくことも多々あります。 しかし、キッカケは何であれ、彼女や彼氏を作るには、直に会って コミュニケーションを取ることは必須です。 でも、そのためには人前で「カッコ悪い自分を晒す」という 恥ずかしい経験や体験を乗り越える必要があり、心に傷を負う というリスクもある。 でも、携帯やネット上だけでやり取りすれば、ナマの彼女や彼氏は 出来にくい代わりに「カッコいい自分」「立派な自分」だけを 外へアピールし続けることができる。 恥を乗り越えて、素の自分を晒して、傷付いてまで、彼氏や彼女を 得るより、機械のフィルターを通して「カッコいい立派な自分」を アピールして、チヤホヤしてもらうだけで満足する人が増えたのでは? と、私は思います。 ネットゲームや恋愛ゲームなどで「理想の私自身」を演じながら 「醜い争いや諍いも少なく、自分が傷付く確率の低い」他人との やり取りができるツールも、ネットや携帯アプリ内に溢れてます。 それもおそらく、質問者さんの仰る晩婚化や恋愛離れに拍車を かけているようにも見えます。 バーチャルリアリティ内で、優しく心地よいやり取りが簡単にできる ようになった副作用みたいなものかなあ、と。私は思います。
お礼
そういう見方もあるんですね♪一人で悩んでた疑問解決しました(^∀^) 剥き出しの自分をさらす事ができない人が増えたのかもしれませんね。恋愛は綺麗な部分だけでは成り立たないですもんね。
- usagiminnto
- ベストアンサー率14% (167/1191)
現代は男女平等、男女雇用均等法が出来たのに 男女の思考基本は昭和から進歩していないかですよ。 サザエさんを夢見ながら男の給料だけでは食べていけない。 だから、草食系だの肉食系だの結婚以前の恋愛で完結。 携帯もネットも嘘ばかり、肉声じゃないから嘘が付きやすい。 メールなんて言葉だけで想いや愛情は伝えられない 害悪でしかないことは皆知ってるくせに黙殺している。 その結果が会話でのコミニケが出来ない人間だらけ せめてアメリカ並のアフター5の確立が必要なんだと思います。
お礼
回答感謝です!!めっちゃ参考ににりました。お知恵を活用します☆
- qwe1986
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つながりやすいぶん、人気のある人に集中したり、自分の望みが高くなってしまって欲がとまらないことも影響しているのではないかと。 あとはやっぱり日本だけだと思いますが、収入とか容姿とかがやたらクローズアップされて結婚や恋愛に積極的になれず自分を低く見積もって奥手になったり卑屈になったりすることも関係しているような気がします。
お礼
ありがとうございました。お蔭様でめちゃくちゃ勉強になりました。 情報化でハードルが上がってるんですね。
繋がるといっても、直接、会わなくても済むアイテムに過ぎません。
お礼
なるほどー!!めちゃくちゃ参考になりました(^∀^)ノありがとうです
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お礼
とっても参考になる回答をありがとうございます(^O^)感謝感激です こんなに沢山の選択肢を考えて下さるなんて!どの考察も納得できるものばかりでした!