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フェアな恋愛って…
- フェアな恋愛についての現代の問題意識と昔の恋愛事情を比較した男性の意見
- インスタントなコミュニケーションツールが恋愛に与える影響と男女の考え方の違い
- 自己中心的な恋愛感が現代の社会問題に繋がっている可能性
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40歳既婚男性です。 読ませて頂きました。 あまりにも男性の気持ちが軽視され、フェアな恋愛ができる状況でない… とお考えのようですが、僕の場合はそのような実感がありません。 物心ついた時から「男は女性に気に入られるために男を磨くモノだ」という 感じでした。なので、今までの身近にいたモテる男性をみていると、何かしら 「女性に対しての“ウリ”」があり、それを落としたい女性に提案してみて、 それが受け入れられるか否か?の判断がされていたと思います。 その意味で、すでにアンフェアだったと言えます。 もちろん逆のパターンもあったとは思いますが、どちらかと言うと男側の方に 「選ばれたい」という欲求があったように感じます。“自分が選ばれる”ということで、 恋愛におけるカタルシスを得たいと考えていたように思います。 この状況における恋愛の当事者には、男なら「磨いた何か」が必要だし、 女には「それを見極める(評価できる)能力」が必要でした。どちらかが欠けると、 そもそも成り立たなかったのではないかと思います。 そのように考えると、ケータイ出現前の恋愛では、恋愛をするためには 何かしらの「能力」や「武器」が必要だったのかもしれません。 その昔は「思いを伝える文章力」だったかもしれないし、「告白に至る行動力」が 必要だったし、バブルの頃はそのものズバリ「お金」が必要だったし、そのころから おそらく「情報を持っている」ことが武器になってきたのだと考えられます。 そういう能力や武器を持った、ある意味で「資格のある」人間たちが恋愛を謳歌し、 それらの能力がない者は、恋愛という土俵にすら上がれなかったのではないかと思うのです。 言い換えれば「恋愛勝者」と「恋愛弱者」がいたのではないかと。 ところがケータイが出現し、相手のアドレスを知りさえすれば、いつどこででも 相手と連絡が取れるようになると、上記のような能力がなくても第一段階をクリアできる ようになるわけです。それほどの覚悟も要らず、ましてや感動的な文章も不要。 とりあえず“繋がってみる”ことができるようになってしまった。 こうなると、当然ながら「恋愛弱者」も、参加が可能になります。 それによって恋愛市場には、玉石混合のいろんな男女が登場することになります。 女性の側にも本来は「男を見極める力」が必要であったところに、 それを持たない「男を見極められない」女性も市場に入って来ます。 N01の回答者様も言われてましたが、僕も「脈アリ、脈ナシ」という言葉があることに 最近気づき「そんなことも分からないのか?」とビックリしています。 しかし「恋愛市場に玉石入り乱れている」と考えれば納得できます。 少しエラそうに言ってしまうならば、こうです。 「自分が相手にどう思われているかすら想像できないような人間が、恋愛をしている」 なので、質問者さまの言う「昔は男性にも敬意をはらった」というのは、おそらく 今でもそういう人は存在するのですが、「そんなこと気にもしない」という輩が、 大勢恋愛をしているから目立たなくなってしまったのだと思います。 また「女性に都合の良い男を演じる」のも、残念ながら「それでも良い」と考える男が 恋愛をしているからこそ、成り立ってしまっているのだと思います。 そして「そんなこと気にしない」「それでも良い」状態でも、なんとなく恋愛し、 結婚し、生活して行けるようになったことが、様々な問題に繋がっているのだと思います。 僕の場合は、手紙で告白したこともあるし、面と向かって告白されたこともあるし、 メールで愛情表現をしたこともあり、メールで別れ話もしました。 どちらが悪いとか良いとかは解りませんが、「誰でもそうできる」というところに 不安と失望を感じます。 できることなら、自分の周囲にはたとえ便利なツールがなくても、言葉や態度で 通じ合える人間がいて欲しいと願うばかりです。またそういう人間かどうかを 見極められるよう、常に心がけたいと思っています。 こんな感じに思います。長文失礼しました。
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- cafeM
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30歳女性です。 全くもってそんなことないと思いますけど。 むしろキープ君だのアッシーだのメッシーだのは 昭和バブル時代の頃の話だと思います。 昔に比べて女性の社会的立場が向上したので、 男性を金ヅルにしなくたっておいしいものを食べたり ほしいものを買ったりできる時代です。 少なくとも私の周囲には「腰掛けOL」も少ないですし 責任を持って仕事に向き合い、男性に向き合っている 女性ばかりですよ。 むしろ、男性が「草食男子」「クリーム系男子」などと 恋愛に消極的で保守的になってしまっていることが 質問者さんにそう思わせてしまっているような気がします。 その原因の一つとして「女性が強くなりすぎた」というのは 一因としてあるかもしれませんけどね。 あと、ここのサイトを見ていてすごく思うのは 男性も女性も「脈アリかナシか」をすごくこだわるなあ、と。 脈がなければ諦められる程度の気持ちなのに、 人さまの時間を拝借してまで相談したい悩みなのか?と。 だから、男女関係なく「当たって砕けろ」はもう死語なのかな、 保身したがる傾向にあるのかな、とは思います。
お礼
cafeM 様へ >>あと、ここのサイトを見ていてすごく思うのは >>男性も女性も「脈アリかナシか」をすごくこだわるなあ、と。 >>脈がなければ諦められる程度の気持ちなのに、 >>人さまの時間を拝借してまで相談したい悩みなのか?と。 >>だから、男女関係なく「当たって砕けろ」はもう死語なのかな、 >>保身したがる傾向にあるのかな、とは思います。 ・・・とのご意見、まさにズバッとで、思わず笑ってしまいました。 確かにそうですね。 人生は恋愛だけがすべてではないし、毎日の生活は仕事や社会生活の中で自分がどれだけ社会貢献できるか一生懸命になっている方々も沢山いらっしゃると思います。 恥ずかしながら、つい最近バツイチの子持ち女性との恋愛で傷心になってしまい、ついこのようなネガティブな内容を書き込んでしまいました。 硬派でストレートな意見ありがとうございます。 そういえば自分の青春時代には、あなたのような硬派で切符のいいスケ番的な女性も多くいて、言葉の感覚が懐かしく感じました。
お礼
同じ40代の貴殿のご意見は、非常に感銘する部分があります。 確かに、恋愛能力不足の人たちが、ネットやメールの普及で簡単に恋愛(擬似恋愛も含む)好意を楽しめるようになった事も、自分がこのような思いを持つ原因の一つになっているのは否めないげんじつかもしれませんね。 一つだけ自分が貴殿とは違う考えの部分は、過去から現在を振り返ったときに、恋愛能力やテクニックがなくても、一般的に見て、不思議となんでアイツとあの娘が?というような者同士がカップルになっているケースがありました。 今思えば、これが縁あって結ばれるという、能力とかテクニックとかいう技量も必要としない、本当に縁あっての自然な結びつきなんだろうなとも思います。 そういった観点から見ると、十派一絡げに「恋愛強者」「恋愛弱者」という括りに捉えるのにはぎもんがあるのです。 一人の人間として捉えた場合、どんな境遇や立場であれ、人間として生まれてきた以上は誰にでも恋愛をする資格はあると思ういますし、代表選手になって土俵に上がれなくても、補欠には補欠の恋愛場というんものはあると思うのです。 決して貴殿のご意見への批判ではなく、恋愛を「資格」として捉える事に疑問を感じているだけですので、参考意見として捉えていただければ幸いです。 いずれにしても、恋愛と言うカテゴリーにあてはめるのではなく、人としてどうなのか・・・?と、考えたときに今と昔の大きな違いは、やはり義理人情に薄い人間関係になってきているという事と、損得勘定の強い人間(このような世知辛い世の中で生きている以上、致し方ないのかもしれませんが・・)があまりのも多くなってきた事に、昭和の浪花節世代の自分には、恋愛に限らずあらゆる人間関係での人と関わりあう中で、違和感を常に感じる毎日を送っているというわけです。 今回、貴殿が率直な意見を下さった事は、違和感を感じて悶々としている自分への刺激になりました。 感謝申し上げます。