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世界の色の意味やイメージの違いについて
今、卒業論文で世界の色のイメージの違いについて書いています。たとえば、 1.ドイツ語のblau(青)には青と言った意味以外に“ひどく酔った”という意味を持っています。黒だと、不正という意味があり、schwarzsehen(schwarz黒+sehen見る)で“受信料を払わずにテレビを見る”といった意味になるようです。 2.顔色が悪いとき日本語では顔が青いといいますが、黄色や白や緑と国によって表す色はさまざまなようです。 このように各言語の日本語にはない、色が持つ意味や特徴を調べています。いろいろな言語について調べているのですが、特にフィリピノ語・ベトナム語・ビルマ語・ウルドゥー語・ハンガリー語・スワヒリ語・アラビア語に関してはあまり資料が集まりませんでした。 何か日本語とは違う色の意味やイメージをこれらの言語でご存知の方、小さなことでもいいので教えていただけませんか? 対象は赤・青・緑・黄・黒・白の6色です。 お願いします。
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はじめまして。パトリラワーディです。 ウルドゥー語の話されているパキスタンでは、顔色が悪いという表現は、黄色を使います。「zard」(ザルド)という形容詞があるのですが、「黄色い」という意味のほかに「青白い」という意味もあります。 その他、パキスタンでの色のイメージ 赤…血・争い・炎・怒った・情熱的 青…高貴・空 緑…イスラム・神聖・伝統・繁栄 黄…結婚式など祝いの席(パキスタンやインドでは、結婚式にマリーゴールドの花で飾り付けをしてお祝いします) 黒…威厳・欺瞞・罪 白…平和・朝 ここからはイスラムの話になります。。 イスラム教の預言者、ムハンマドは緑色のターバンをしていたと言われているので、パキスタンをはじめ、イスラムを国教としている国では、緑は大変神聖な色で、イスラム教国の国旗には緑色が使われています。 赤・白・黒は、ムハンマドの後継者たちや、初期のイスラム王朝の人々が自身を表す色として用いられていたため、これらも旗によく使われます。赤は力強さ・闘争・血、白は平和・清らかさ、黒は暗い過去・敗北、という意味で用いられているようです。 青も同じように神聖な色として扱われています。陶器やモスクなど建物のタイルの模様にもよく使われる色です。イスラム圏の国へ行くと、青がひときわ目に付きます。 参考になりましたら幸いです。
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- sacristain
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#5です。 ご質問の内容とはちょっと違うかもしれませんが、 色の持つイメージの違いについて追加です。 日本では、りんご=赤、メロン=薄緑という固定したイメージがありますが、 ヨーロッパ(特にフランス)では、 りんご=緑(青りんご)、メロン=オレンジ色、が一般的なイメージです。 りんごは青りんごの色ということでわかりますが、 メロンがオレンジ色というのは、日本人にはちょっとしたギャップですね。 フランスでは、メロンというと夕張メロンのように、赤肉のものが主流なので。
お礼
食文化の違いといったら大げさかもしれませんがどういったものが主流かで、色のイメージに反映されているんですね~。メロンをオレンジとは日本人ならしない発想ですよね^-^いろいろ参考になり面白い情報ありがとうございました♪
- lupinletrois
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あなたが知りたがっている言語で、色に付加された意味まではわかりませんが 一つの調べ方をかきます。 ----- たとえば、ハンガリー語の場合 (1)検索エンジン(ヤフーアメリカなど)で "Hungarian English dictionary" で をキーワードにオンライン辞書を探す。 (2)English → Hungarian で 英語の色名("red")に対応する語を調べる。 (3)Hungarian → English で (2) の語を調べる。 (4)元の色名以外の意味が得られる。ただし、英語のイメージは除外する。 以上を繰り返すと得られるものもあると思います。 私が調べた例では、ハンガリー語「赤」~悪賢い など。
お礼
ありがとうございます! 教えていただいたとおりにやって、かなり情報が得られました♪ 今までもオンライン辞書を調べてみて 他に見つからない言語があったのですが、 Yahoo アメリカで英語で検索すると結構あるんですね!とても助かりました。 ありがとうございました^-^
日本では「青」と「緑」を混同するきらいがありますが、向こうでは厳密に区別します。信号の「青」も最初は「green」を直訳して「緑」と呼ばれていたんですが、みんなが「青」と読んでいて いつの間にか「青」という呼びかたが定着しました。それで、信号の色も「緑」から「青」に移行しつつあるとか。 そういえば green with envyといえば 激しく嫉妬していることを指します。 赤はフランス語でrougeです。「口紅」という意味もありますね。また中国語では「紅(ホン)」といいます。 「赤」という漢字は あまり使われないようです。 フランス語で白はblancです。英語のblankと語源が同じです。ついでに英語でwhite marriageといえば、肉体関係のない結婚生活を意味します。 フランス語で黄色は「jaune」です。それで rire jauneというと「引きつった笑い」を意味します。 砂糖もクリームも入れないコーヒーのことをblack coffeeと言いますが、フランス語では cafe noirと は あまり使わないみたいです。 このくらいしか知りませんけど。
お礼
このくらいどころかとても参考になりました!! 信号の呼び方にもそんな背景があったんですか。 色の表現って引きつった笑いとかどっからそんな意味がというような、いろいろ面白いのがあるんですね。 いろんな国の情報をありがとうございました。(^-^)
- sacristain
- ベストアンサー率28% (194/691)
まずは、日本では太陽は、日の丸同様「赤」ですが、 欧米では「黄色」か「オレンジ」です。 また、信号機の「黄色」も、フランスでは黄色ではなく「オレンジ色」と言います。 ヨーロッパで「血が青い」と言えば、貴族の出のことです。 英語では嫉妬に狂うと「グリーン」になるという表現をしますね。 また、日本ではトイレ表示などに見られるように、赤=女性、青=男性 といったイメージが強いのですが、 ヨーロッパでは、「赤」は文句なしに男性カラーです。
お礼
いろいろ情報ありがとうございます! 赤が男性カラーなんですか! トイレの表示で赤と青で男女を分けるのは 日本くらいだということをなんとなく聞いたことはあるのですが・・・。(あんまり詳しく覚えてないんですけど^-^;) 勉強になりました、ありがとうございます。
- poisson
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「青」について: アメリカの場合=セクシー、エロティック (日本だとエロ、セクシーは「ピンク」になりますよね。日本での「ピンク映画」はアメリカだと「blue film」というそうです。)
お礼
ご回答ありがとうございます!! アメリカではどこから青がそんなイメージに なったんでしょうねえ。 青とピンクって逆の色ってかんじですけど… 日本との大きな違いですね! ありがとうございました!
- okowa
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ご要望とは違うので、ご参考に 中国の場合 赤(紅):恥ずかしい時の顔色、嫉妬した目、慶事、革命、人気がある 青(藍):寒い時・具合が悪い時の顔色 緑:驚いた時の顔色・・・緑帽(不貞の妻を持つ) 黄:だめになる、好色な 黒:悪い・・・黒客(ハッカー)、黒人(戸籍がない人/黒人) 白:潔白、空白、無駄、無料
お礼
中国語についても一応自分で調べてみたんですけど 緑に驚いたときの顔色とかあるんですね! 気づかなかった意味をほかにもいろいろ新たに知ることができてうれしいです^▽^ ありがとうございます。是非参考にさせていただきます!
No1.に転換ミスがありました。 白・・・純潔です。
お礼
ご丁寧にどうもありがとうございます~!!
スペイン語の場合。 赤・・・議論が白熱したとき、共産主義、興奮状態など 青・・・幸運(魔よけ)、高貴な(家柄) 緑・・・未熟な、生の、好色な、 黄・・・青ざめた 黒・・・陰鬱、悲観的な、立腹状態 白・・・蒼白い(顔色)、純血、
お礼
さっそくご回答いただきありがとうございます!! 違いって結構あるものですね。とても参考になり助かります(^-^)ありがとうございました。
お礼
はじめまして(^▽^) こんなに詳しく教えていただけて、非常に助かります!!知らないことが多かったので新しい発見ができたことと、その違いにとても興味が持てました。 ぜひぜひ参考にさせていただきます。 ありがとうございました!!