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「色」の持つ隠語的な意味合い?
東京で育ち「村社会」的な環境には慣れていません。 現在は「地方」で暮らしています。 最近気づいたのですが、どうも、綿密な人間関係が張り巡らされ、微妙なバランスで対立しているような気がします。 みな、あまりはっきりとものを言いません。曖昧な表現が多く感じます。 その中のひとつで、どうしても疑問なのが「色」です。 赤・青・黄・緑・橙・茶・紫・白・黒など、人々のグループによって標榜する「色」の違いを明らかに感じます。お前は何色なんだ、どっちなんだ、という場面に多く遭遇するのですが、「色」の持つ意味合いが解らず窮しています。一般論でかまわないのですが、それぞれの色の持つ隠語的な意味合いを教えてください。
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- dadacha36
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日本の伝統的色彩は、祭事や風俗・習慣と密接に結びついていると言います。日本の伝統色には、十二単(じゅうにひとえ)の「襲色目[重色目](かさねいろめ)」に代表される「合色目」がありますが、この複数の色彩の組み合わせにも様々な意味があります。また単色でもある種の意味を持っています。 これらは、中国伝来の文化に大きな影響を受けていますが、だからといって全く一緒ではないようです。例として現代日本では葬礼時は黒ですが、朝鮮半島では白、中国では赤の場合もあるようです。 色彩の意味は平安期にその形が作られたと思われますが、その後の変遷で、地域により異なった色の意味が生まれているようです。中には意味の逆転まで起こっている場合もあると思います。 このような伝統色とその意味については、なかなかまとまった文献が無く図書館で様々な書物を紐解くしかありません。カラーの本や学術書は高価なので・・・。中では、「色彩から歴史を読む」「平安の配彩美」などは比較的手にしやすいと思います。また、色彩分野に関するリンク集がありますのでそれを下に記します。 上記の書籍や下記のHPだけでなく、色彩学、風俗・歴史や民俗学などのジャンルの文献を調べられると、より理解を深められると思います。 質問者さんの問いに満足に答える事ができなくてスミマセン。