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ユーロの破綻の影響は?
- ユーロ破綻による影響は様々です。
- ユーロ圏内の人々には旅行制限や貯蓄の影響があります。
- また、通貨の変動による移住や買い物の変化も考えられます。
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国際単一通貨で、ユーロのようにある程度成功した(ように今のところ見える)例というのは、過去にあまりありません。 ユーロができてからそこそこの歴史があるということはありますが、「場合によっては」、破たんは不思議でも何でもないと個人的には思います。 そんなユーロが暴落するとどうなるか…本当のことは難し過ぎて、誰も分かりませんから、稚拙だなんてことはないですよ。 分かっているのは、世界経済が大混乱するということ。 多くの資産が失われ、多くの債務が生まれること。 そして深刻な、世界的なリセッションの引き金となる可能性が高いということ。 1)ユーロが暴落すると、ユーロ圏内の人たちは海外にはとてもじゃないが高くて旅行にいけない、といったことになるのでしょうか? ユーロ安ということで、瞬間的にはそのとおりですが、暴落というのは往々にしてリバウンドがあります。 ただ多少のリバがあろうと、長期的に見て安くなっていることに変わりはないのだから、経済が苦しい状況であることに違いはありません。 通貨安・通貨高というのは、場面によって有利でもあり不利でもあるので、一概にどちらが好ましいとはいえないというか、あまり中央銀行が為替レートに関して無駄な抵抗をすべきでないと個人的には思いますが、安いというのは、人々のその国の経済に対する評価が下がっていることを意味しているから、本来的には歓迎すべきことではありません。 2)逆に、他の通貨を持っていた人がユーロ圏へ移住した場合、お金持ちのようになるのでしょうか? ユーロ安ということで、瞬間的にはそのとおりですが、真に安全と言える通貨はないとお考えください。 円でも、ドルでも、です。 将来は何が起こるか分かりません。 また、円を持って行ってお金持ちだと言ったとしても、円を現地で使ったり、換金できない状況だったら仕方がないですね、極端な状況ですが。 3)小学生のような質問ですが、ユーロがなくなった場合、その後買い物などはどうなるのでしょうか? 各国で自国通貨を用意して、ユーロからの換金を受け付けるのでしょうか? その想定まで行くと、あまりにも劇的な変化なので、想像つかないといった感じです。 間違いのない答えを言えるのは、恐らく神様だけでしょう。 換金の手続などについては話が細かすぎて、今後の歴史についてたくさんの仮定をしなければならず、何とも回答のしようがないです。 買い物についても同様です。 単一通貨が破たんするのであれば、何らかの代替の通貨が必要になることだけは確かですね。 貨幣経済をやめるわけにはいかないでしょうからね…。 実は、暴落で損をする人もいれば、大儲けする人もいると思います。 (いずれにせよハイリスクですが) 要は、お金というもの、相場というものとの付き合い方を知っているかどうかです。 そういった世界における多くの経験が必要な話です。
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- thank27
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ユーロ破綻ならここ少しの間に、米国はお金を増刷、ドルは1/3 に薄まったはずです 基軸通貨だからなんでもありの世界経済ですね 冷静に考えるとユーロはよっぽど健全だと思います 日本の報道は米国応援モードにかたよってしまうので割り引いて考えなくてはなりません 米国と欧州の壮大な経済再出発計画ともいえます 今度はこっちが物を売る番だ!ですね
お礼
非常に詳しいご回答有難うございます。 なんとか欧州の経済も健全化して欲しいものです・・・。 回答有難うございました。