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「窓」はどうして目標となるのか

 相場において、特に指数取引などで良く使われる用語に「窓を開ける」というのがありますね。相場はその窓を「埋めにいく」性質があるとも。  これまで何年かの観察の中では確かにその通りの動きを見せるケースが多く(もちろん窓埋め拒否etc.反する場合も多々ありますが)それなりの妥当性はあるのでは、と感じています。  しかし、判らないのはなぜ窓を埋めにいく、のかです。  どうして窓を埋めに行くような行動が起きるのでしょうか。あるいはそれが目標値となるのでしょうか。  以前知人に訊いた話では「そこには買い圧力がないからだ」ということでした。しかし、それでは他にも0ではないもののほとんど障害となるほどの残高がない価格帯も多いと思いますし、それが目標となる意味も納得できません。  どなたか、そのメカニズムがお判りになる方がいらっしゃいましたら、是非御教授下さい。  よろしくお願いします。

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  • HAL007
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回答No.1

テクニカル分析と言うかロウソク足を見る時の手法の一つで、他にも 色々なのもがありますけど意識している人が多く結果的に埋める 事になると言うことだと思います。特に日経平均などの代表的な 指数は取引量が多く上下動の多いものは、テクニカル分析の結果で 売買している人が多いです。 >>そこには買い圧力がないからだ 寧ろ市場閉まっている間に大きなニュースが飛び込んで来た時に 起こっています。ニュースは時間と共に影響が低くなり相場が元 戻ろうとする力が働き埋まる事から法則かされた様に思います。 具体的な例だと8/18と19日に出来た窓10048~10131を 今日やっと全てが埋まり、今月の14と17に出来た窓は2円ほど 足りずに、まだ空いています。8月の窓を埋めるのに3ヶ月 掛かった訳で、これほど長い時間を掛ければ埋めるのは当然なのかも・・・

m-tahara
質問者

お礼

 早速にご回答有難うございます。 >寧ろ市場閉まっている間に大きなニュースが飛び込んで来た時に >起こっています。ニュースは時間と共に影響が低くなり相場が元 >戻ろうとする力が働き埋まる事から法則かされた様に思います。  なるほど、これは一理ありますね。ただ、長期間経過後となるとこれが通用するわけではないですし、そういう場合はやはり最初に書かれているように皆がそれに注目しているから、なのかもしれませんね。25日移動平均線なども同様ですし。  大変勉強になりました。

その他の回答 (3)

  • HAL007
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回答No.4

投資を専門にしている人に聞いて見ました。 この人日経平均の先物やオプション専門で株は嫌いと 言う人です。 (理由は指数はテクニカル分析で必ず勝てるからだそうで、先物1枚で 月間最低50万は必ず勝てる暗に勧める人です・・・) 日足は必ずしも埋める事はなく、(>>窓は2円ほど ) 週足は必ず埋めるときっぱり言い切っていました。 やはり窓を目標の一つにしているようです。

m-tahara
質問者

お礼

 再度の御回答、しかもわざわざプロの重要な情報を入手いただき本当に有り難うございます。  プロの人々がそのように重要な節目として意識されているなら、それが売買の目標になるのは当然かもしれませんね。  もともとこの世界の指標はあってないような物、PERにしてもそれが重要視されることもあれば2、3倍でも見向きもされないこともあることを思い出してみれば納得出来ます。  おかげで、この用語の持つ意味と重さが判ってきた気がします。これが個別株ではあまり当てにならない理由も。

回答No.3

「窓」という言葉自体、ある一定の法則に基づいて作られた言葉です。 結局、その目標でさえ、昔に作られたものを本質として捕らえる人が多いために指標となりえます。 窓を埋める行為自体、神格化されたものですね。 とはいえ、私もそれを信じてます。 みんながそう思う以上、その行動が株価になるわけです。 本間宗久の相場秘録をもとに、チャート分析をやってるからでしょうね。 みんな。

m-tahara
質問者

お礼

 有難うございます。  やはり、ケインズの話ではないにしろ、皆が気にしている指標、数値というのが大きな壁であり目標になる、というのは妥当性があると思います。今の一万円もまさに大きな心理抵抗線ですからね。  改めて学べた気がします。

回答No.2

窓を埋めるという相場動向を厳密に1円まで達成するメカニズムがあるのかどうか私も分かりません。しかし、大雑把に言ってこれを促す投資家の行動があることは理解できます。 かつて日経平均先物など株式指数先物のディーリーングをしていた経験からするとこんなことではないかと思います。 「窓」は思いのほか前日終値と当日の寄り付きの間の値幅が開いてしまったときに生じるものです。株価が上昇した場合の窓を例にとると、前日にたまたま買いのポジションをとっていた投資家の場合には大変ラッキーな含み益の状態が出現します。投資家の心理としてはこの益の出るポジションをできるだけうまく持ち続けて大きな利益を積み上げようというのが当然の心理です。さらに買い乗せするにしても最初の買いのポジションを取った株価水準については意識しているに違いありません。 何かの事情で株価が予想外に下落に転じ、かつての窓の水準を下に割れ込もうとすると、窓明けによって含み益を得ていた投資家は何とかこれを無にしまいと株価が下がりきる前に手終おうとするのが人情でしょう。つまり窓の間を完全に下がりきる前に売ろうとする行動です。これが結局かつての株価水準に鞘寄せさせることになるのではないでしょうか。投資家心理からみた「窓埋め」の原理はこのように思います。

m-tahara
質問者

お礼

 経験者の方からの貴重な御意見、有難うございます。  手仕舞いポジションの目標値としての位置付け、確かにありそうです。先物の場合などほとんどがプロの方ですからそのポジションクローズにもシビア且つスピーディでしょうからね。窓に近づくにつれ反対売買が膨らんで結局そこまで到達(又はオーバーシュート)してしまう、とうのは実に納得がいきます。投資家心理を見事に表しているようです。  本当に参考になりました。

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