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武蔵野線新久米川駅の可能性は如何でしょうか?
東京都東村山市の交通網整備の方針の中で「西武新宿線の久米川駅付近へ、JR武蔵野線の新久米川駅(仮称)を設置し、交通利便性を高めるべきであるという意見があります。その実現に向けた可能性を、長期的取り組みとなりますが、検討していきます」とありますが、実現性はあるのでしょうか?新駅ができる場所は久米川病院辺りではと聞いていますが、実態はどうなっているのでしょうか?JR・西武のメリットもありますが、利用者の利便性を考え実現して欲しいと思っております。
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他の方の回答にもあるとおり、新駅設置は全額地元負担が原則です。したがって、 (1)地元自治体に財政力があること (2)多額の税金を投じることになりますから「税の無駄遣いだ」と言われないくらい地元の切望・熱意があること この2つの条件をクリアすれば不可能ではありません。ただ、この種の意見・提言というのは具体的な実現可能性や費用対効果を精査せずに現れた、単なる願望のようなものも多いですから当然全てが叶うわけではありません。 それに久米川の場合、他にもクリアすべき課題があります。 ●仮に久米川駅付近に新駅を設置したとしても現久米川駅からは距離がありますので、秋津~新秋津間のように不便で時間がかかり、かつ道路交通上も危険な乗換を強いられるおそれがあります。地元や地元自治体も当然対策の必要に迫られます。 ●新駅が久米川駅付近だとした場合、西武拝島線・多摩湖線からは乗換の恩恵が受けられない(仮に乗り換えるとしても相当距離がある)ので、新駅の効果は小さくなります。 ●既存の西武線の駅や新小平駅から1km程度しか離れておらず、新たな駅勢圏の拡大につながらない可能性があります。 ●武蔵野線のこの付近は地下線ですが、それでも駅設備一式を設けるには用地買収が必要です。地上の駅出入口部だけでなく、駅全体のトンネルを拡幅して掘らないといけませんから、相当広範囲な用地買収が必要です(もちろん全額地元負担です)。買収に反対する人が出れば、冒頭の条件(2)が崩れますから新駅設置は非常に難しくなります。 ●地下駅は新たにトンネルを掘ることになるため、建設費用が膨大になります。高架駅(越谷レイクタウンなど)や地上駅(吉川美南、新三郷など)と比べて数倍~10倍くらいはかかります。もちろん全額地元負担です。 武蔵野線と交差していて乗換できないのは西武新宿線だけ、という記載がありましたが実は他にもあります。京王相模原線、小田急線、東急田園都市線、東急東横線、横須賀線、湘南新宿ライン。つまり、府中本町~鶴見間の貨物線ですね。この区間はほとんどが地下線のため駅の設置が難しく、旅客線化を断念した区間なのです。つまりそれだけ、地下に駅を新設するのはハードルが高いのだということがわかるでしょう。しかしもちろん不可能なことはありません。地元の総意があれば、時間はかかっても実現は可能といえるのではないでしょうか。
- hiro431944
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実現性はあります。 ただし新駅設置にかかる費用はすべて市の負担となります。作った後のメンテナンス費から駅員の給与まですべてが含まれます。そのほか駐輪場も必要になるでしょう。 JRでは一銭も出しません。 これはある地方都市が新駅を作った時の契約ですが。
お礼
ご回答ありがとうございました。全額東村山市の負担ということですか...費用がどのくらいかによりますが、市単独では難しく、東京都や近隣市町村、国などの援助が必要ですね。東京近郊の全体的な交通網整備の観点でも必要性は高いと思われますので総合的な見地から早期の検討と実現を望むものです。
補足
東村山市から当件について回答が来ました。 ------------------------------------------ 「武蔵野線の久米川駅又は萩山駅開設の可能性について」(回答) 日頃より当市の行政運営にあたり、ご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 武蔵野線新駅設置につきましては、昭和61年頃から市議会でもたびたび取り上げられるようになり、平成3年には調査検討を実施しております。また、平成12(2000)年から平成32(2020)年までのまちづくりに関する基本的・総合的・長期的計画として定めた「東村山市都市計画マスタープラン」には、ご指摘の内容が掲載されるとともに、近隣の小平市・清瀬市・東久留米市・西東京市と当市で構成する多摩北部都市広域行政圏協議会でも、重点課題とした経過があります。 平成3年の調査検討報告によると、駅舎やホーム、駅前広場等の整備で総額100億円程度という莫大な費用がかかると試算されております。この費用の中には、近年バリアフリーの観点で設置が進むエレベーター、エスカレーターの費用等は含まれていないため、更に費用が増大する可能性があります。 全国的に、地元要望で駅を設置するとなりますと、請願駅という扱いとなり、整備費用のほとんどを地元自治体等で負担しなければなりません。 本件につきましては、こうした財源の問題や設置場所の問題等、検討・解決しなければならない課題がたいへん多く、平成3年の調査検討以来、具体的に検討が進んでいない状況であります。引き続き、課題として捉えてまいりたいと考えております。 また、バス路線につきましては、現在、9つの鉄道駅と市内や近隣の主要駅等を結ぶ民間バス路線と、市域内でこれらを補完するコミュニティバス路線により当市の公共交通網が形成されており、一人でも多くの方に満足いただけるよう公共交通の充実に努めているところです。 ご意見をいただいた市域を跨ぐバス経路については、基本的に民間バス事業者が主体となって運行する路線であると認識しておりますが、現時点で具体的な計画の有無は伺っておりません。 市域内において西武新宿線沿線と武蔵野線沿線を連絡するバス路線については、現在、久米川駅北口とJR新秋津駅を結ぶ民間バス路線がございます。是非ともそちらをご利用いただきますようお願いいたします。 担当課 経営政策部企画政策課長
- mekuriya
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鉄道に関する新駅、バリアフリー化、高架化などの企画・計画の進捗状況についてのお問い合わせは当該地方自治体の市議会の会議録を検索されることをオススメします。 本件の場合は、当該地方自治体は東村山市で、「新久米川駅」で検索されると良いでしょう。 当該市民に限らず誰でも検索することができます。 会議録検索/東村山市 http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/gikai/gikaijoho/kensaku/index.html 試しに検索したところ、わずか2件しかヒットせず、第3回 平成17年3月1日(3月定例会)を最後に質疑に現れていないようです。これは、このテーマが誰からも忘れられた過去の亡霊である事実を示唆しております。 政策室次長からの答弁がありましたが、うまくコピペできないので、この先は質問者様ご自身の努力で検索していただきたいと思います。
お礼
ありがとうございます。2011年度の東村山市の交通整備方針に当件が含まれていたので、この構想はまだ生きていると思ったのですが、6年前の答弁が最終とは以外でした。東村山市議会議員はその気がないということですね。残念です。
- ts3m-ickw
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Wikipediaによると、 「久米川駅の乗降車率を考え、更に利便性を良くするために駅東側付近にJR武蔵野線新久米川駅の設置が検討されていたが、西武鉄道と折り合わず中止となった」 と書かれています。その後、再開の予定も何もないのではないでしょうか?
お礼
早速ご回答戴きありがとうございました。武蔵野線は山手線の外側を周り、各地でJRや私鉄と連絡していますが、唯一連絡できていないのが西武新宿線(又は拝島線)です。最近は東半分には、越谷レイクタウン、吉川美並などの新駅が誕生しているので、西半分にも新駅の恩恵が来ることを願っています。その場合は久米川、萩山辺りではと期待しております。計画が復活することを祈っています。
お礼
詳細なご回答を戴きありがとうございました。地下駅の設置は並大抵のことでは困難ということがわかりました。東村山市もさほど熱心ではなさそうなので、この計画はJR自身か東京都や国交省がその気にならないと無理、すなわちよほどのことがない限り新久米川または新萩山駅設置はほぼ断念ということでしょうか...武蔵野線が定期運行で唯一乗換のできない西武新宿線または拝島線ですので、わずかではありますが希望だけは持ち続けたいと思います。
補足
ちなみにJR東日本へ新駅の可能性について聞いてみました。 回答は以下のとおりです(ご参考まで) ---------------------------------------------------- いつもJR東日本ならびにJR東日本ホームページをご利用いただきましてありがとうございます。 このたびのご意見につきまして、以下のとおり回答させていただきます。 武蔵野線新小平駅~新秋津駅間の新駅設置につきましては、現在のところ計画はございません。 新駅を設置する場合、地域における活性化や利便性の向上、採算性の確認、技術上の問題解決、費用負担といった諸課題があります。多くの場合、自治体や開発事業者が新駅設置の要請者となり、費用のご負担をいただいております。 武蔵野線新小平駅~新秋津駅間の新駅につきましても、地元自治体などからの具体的要請があれば、協議に応じて参りたいと考えております。 このたびは、貴重なご意見ありがとうございました。 今後も、みなさまに愛され、親しまれるJR東日本をめざしてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。 東日本旅客鉄道株式会社