- 締切済み
原核と真核の細胞構造
ペニシリンは原核には有効だが真核には効かないということでしたが、それはなぜですか?原核にもペプチドグリカンという層があると思いますが、それでは毒は防げないのですか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
noname#29428
回答No.1
前に紹介した下記URLを良くお読みになりましたか。 http://www.chem-station.com/yukitopics/antibiotics.htm ペニシリンの選択毒性は,細菌のような原核生物にしか効きませんが,ペプチドグルカンに作用し,その結果細胞壁形成を妨げるために生じます。ですから極めて高い選択毒性なのです。 ペプチドグルカンと細胞壁を共に持つ生物はどのような生物だと思いますか。高等植物は,細胞壁を持ちますが,ペプチドグルカンはあるでしょうか。動物は,どうでしょう。 下記にもっと詳しいURLをあげておきます。しかし,成書を買い求めるべきではないかと思いますよ。 ◎微生物の世界 (Web講義室) http://micro.fhw.oka-pu.ac.jp/microbiology/microbiology-index.html