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メチル~のメチルとはなんですか?
高校生の質問ですいません。 よく薬で、メチル~とメチルがついていても ついていなくても成分がほとんど変わらない物が ありますが、メチル化とはどういうものがくっついた 状態でしょうか?薬においてそれをする意義はなんで しょうか?改良された薬の多くにメチル化されたものが あるので何故かなと思い質問させていただきました
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薬効を含めた生理活性は.良く.鍵と鍵穴の関係に象徴されます。生体内酵素(含補酵素等)やホルモンや神経伝達ぶしつが鍵であり.これらのの作用部位が鍵穴です。 薬は.これら「鍵」に相当するぶしつに類似した構造を持ち.鍵穴が鍵と間違えて結合して.本来の機能を増強したり.本来の「鍵」ならば.不要になったときに分解されてしまうのですが.いつまでも分解されず残って.「鍵」の作用を妨害したりします。 この「鍵」の形をちょっと変えて.生物特異性(名称疑問.脊椎動物には効果が無く.細菌にのみ効果があるような.特定の生物に限って作用する性質)を強くしたり.「鍵穴」にたどり着くまでに.他のにたの「鍵」に間違えて作用しないようにしたり.肝臓での分解が比較的穏やかになるようにしたり.「ちょっと生理活性を替えたいな」というときに.最初にみつけたぶしつに.いろいろ変なものをつけて.特性をちょっと変えます。この「ちっょと替える変なもの」が「メチル基」であったりその他のいろいろなものであったりします。実際のところは.1万とか2万とか種類を総当りで合成して.効果があるものをみつけます。見つかったら.各種検査をして.最後まで残るのが1つあるかないか.たまたま「メチル基」がついてたものが検査で最後まで「毒性があるから使えない」と判断されなかっただけです。
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- papi-pu
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メチルというのは官能基の一種で、#2さんのおっしゃるように、分子の性質を変えることができます。 このメチルは官能基のメチル基がくっついているよということを表していて、メチル基はCH3-と表されます。 たとえばプロパン CH3-CH2-CH3 の真ん中にメチル基がくっついて、 CH3-CH2-CH3 CH3 という分子ができたときには メチルプロパンといいます。 官能基は他にも エチル基 CH3-CH2- プロピル基 CH3-CH2-CH2- ブチル基 CH3-CH2-CH2-CH2- や カルボニル基 -COOH アミノ基 -NH2 といったものがあります。 この辺は有機化学で習うと思います。 メチル化された薬が多いのは、効果が大きいとか毒性が低いということが大きいと思いますが、メチル化する薬品が安いというのもあると思います。よく注意してみれば、エチル化やプロピル化した薬品もたくさんあります。
- sanori
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#1のお方も指摘されていますが、 要は「メチル」とか「メタ」とか「メタン」っていうのは、Cが1個のことです。 Cが2個は「エチル」「エタ」「エタン」。 こういった接頭語は、高校の有機化学の最初に必ず習います。 ただ、上の例の1と2だけは特殊というか変則的で、本来は、1=「モノ」、2=「ジ」。 3は「トリ」。 私のときは、1の「モノ」から10ぐらいまで覚えさせられました。覚えられない人は、ぶん殴られました。ただし軽く、ですけど。 (ちなみに余談ですが、その化学の先生は、その後、地元の教育界のVIPにまで上りつめたそうです。)
- 134
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メチル…とは、CH3-という構造をいいます。 たとえば、メチルアルコールはCH3OHという構造というふうに。 薬においてというより、有機化学の中でもっともシンプルな構造と言えます。 薬については、ステロイドのように複雑な環状構造を持っているものが多いのが実際です。 詳しくは、これからの学習または、大学などで学ぶことになるかもしれません。