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お百姓さんの現代の大変さと農協について
- お百姓さんの現代の生活は本当に大変なのか?江戸時代から変わらないのか気になる
- お百姓さんの仕事は農作業だけではなく、季節によってさまざまな作業が求められる
- 農協とは農業協同組合の略で、農家の生活や経済を支える組織であり、さまざまなサービスを提供している
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親が専業農家なので 大変かといえば収入面で言えば割が合わない労働っていえると思います。 でも米農家の場合、繁忙期を除くと体力面では休めるとも言えますね。 (ただ、現実には農閑期に出稼ぎに出ないと生活出来ないけどね。) まず、他の方がイチジクの話が出てましたが現実を知らないわけだから貴方の意見も当然です。 現実を言うと普通の農産物を作る農家が直接、事業者に卸したって市場に出すより一層叩かれます。 理由は簡単、市場で落札されている価格を事業者も知っているからそれより高く買わないからです。 簡単に言うと一番安値を見てそれから市場に支払う手数料も引いた価格を上限として交渉が始まります。 では違いはどこか?地元へ卸すのなら運送費や箱代が市場より少なくて済むだけです。 じゃーみんなと違う物を作れば?って思うかもしれませんね。 その場合、市場に出したって相手にしてもらえないかカスのような値段で落札されるだけです。 (そういうのが激安店で売られるんですけどね) つまりその農産物の産地でなければ普通の卸値の価値は無いという事です。 今の農家ってその為に多くが地区でグループを作り(つまり産地になる)量を出す事により 市場(JA)へやっと出荷出来、有名産地で量があってやっと少しマシな価格で取引がされます。 ただ、例え産地になったとしても市場価格が暴落するとキャベツ一箱(1個ではない) 100円以下って事もありえますけどね。 (箱代150円などで後からJAから請求書が届く、、、出荷したのに支払いをする事になる) でもそこで違いが出てきます。真っ当な産地でちゃんとしたルートで出荷すれば かけていた共済(つまり保険)で赤字の補填が少し出来るのです。(儲かるわけではない) そこで補助の差が出ます。つまり独自ルートではこういう時に補助金は無いといえるのです。 ただ、補助がもらえるとしてもその補助金の手続きでしっかり手数料を取るのもJA、 だから農家はJAが大嫌いだけど逃げられない奴隷状態なのです。 あと、農家なら補助金は出ていると安易に考える人もいますが補助の多くって 土地改良や集団で購入する機械代金などです。 つまり農家の手元には現金は入ってきません。 潤うのは農機具屋と土木業者とJAね。 だから農家に補助金って言っても?って思う方が殆どです。 (まぁー間接的にはもらっているのだがそれを言えば商工業者だって同じ) ちなみに昔から独自販売ルートを模索する農家は多くいます。 その為の努力も勿論されています。 特に大きな耕作をしているところほど模索します。 ただ、そのことによりどうなったかと言えば売った先に金もらえず逃げられたり 買ってもらえるはずで作ったけど買ってもらえず捨てる事になったり (突然やめたからいらないっていう企業もあった。) 独自作物で多きな借金したけど売る相手いなくて借金だけ残ったり、、、 こんな経験をした逃げたり苦しんだりした農家は多くいます。 (農家としてはプロだけど商取引でみればアマチュアだから騙される) ウチもそうでした。それで親父の肥料代のJAへの支払いの滞りを子供が連帯保証人に なって借りてカバーしたし俺(兄弟皆)がかけたJA共済を勝手に解約して親父の借金の 返済にあてられたからね(俺がかけた保険金。親父の金ではないのに勝手に解約してね。) JAってそんなところだから殆どの農家はJAの悪口をいいます。 よって結局はJAに出荷して低収入で耐えて質素な暮らしで金貯めた農家の方が 賢かったというの現実です。(世間ではウチのような農家はアホ) つまりJAの奴隷(いいなり)になった方がリスクが無いのです。 だってよく世間で言われる直売所もJAが国や市町村の補助金使って建てた JA経営の直売所ばかりだからね。 そこに出している農家だってJAに踊らされています。 だって自分の手間代考えず売り上げしか見てませんからね。 (農家同士で下等な価格競争しているし、、) あれ見ているとほんま農家って原価計算出来ない奴ばかりだなって思います。 よって本当にJAや補助及び一般流通に頼らず自社経営の直売所など販売網を 自分で作り出して売っている農家って殆ど存在していないと思います。 これからはこれもできる農家が生き残れるかなとも思いますが それができる力があるのなら他の物売る商売もしますよね。 よって農家は本当に大変か? JAのいいなりなら大変ではなく、下請け飼い殺し(生かさず殺さず)、 JAに刃向かって独自路線するのなら大変って私は親を見ていて思います。 尚、TPPに関しては農業に関してはほっておいても高齢化でつぶれるから どうでもいいです。 ただ、農業以外の他の面が心配ですので反対です。(雇用とか医療とか治安とか) まぁー今の農家は無料家族労働と親などの年金があるから成り立っているわけだし こんな低収入、知識を持っている農家の子供が継ぎたいと思う方が希でしょうね。 というか私の場合はさっさとこの安値の原因である年寄農家引退してやめて欲しい。 そうすりゃ別事業として事業参入する価値が出てくるのにね。 農業が自立するにはTPPでつぶれるのではなくて年金や無料労働で成り立っている 年寄寄生(親のすねかじり)農家が無くなる事かなって思います。
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- advanced7
- ベストアンサー率9% (52/551)
農家は、毎日作業が大変ですが、自分の意志でやるので、慣れれば楽でした。 農協が買ってくれて、営業経費はありませんし、 減米なら、国からの補助金、機械は、農協からの補助金と、クレジットです。 まあ、年収は、安いけどね。
お礼
あっ経験者さんですか?今も? やはり先ず農協に売る、ですか? 他の回答には年収はサラリーマンより良いとか。 やはり良く解らない。 どうもありがとうございました。
実感が全くなく、どうこう考えるには、 あまりに無知過ぎます。 まず農業についてよく調べてからにましょう。
お礼
実感の無い人は多いと思いますけど。 どうもありがとうございました。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
大変ではないと思います。 ○農業は機械化されているところが多い。 ○年収はサラリーマンを上回っています。 ○国からは補助金が沢山出ています。 天候不順で不作になれば直ぐに援助してくれます。 ○サラリーマンの過労死は珍しくもありませんが 農家の過労死など聞いたことがありません。 ○そもそも競争原理が働いていません。 これほど楽なことはないはずです。 尚、江戸時代の農家は言われていたほど ひどくは無かったことが、最近判って来ました。 武士は、農家の了解が無ければ何事も 決められないのが、常でしたし、古文書などにも 百姓は、年貢さえ納めていれば、これほど楽な 商売はない、との記述さえ見られます。 むしろ、下級武士の生活の方が悲惨だったそうです。
お礼
自由化などの話となると先ずは大反対の声が上がります。 政治家は困ります、今がそうです。 ただ今一実態の解らない産業ではないか、政治家も解ってないのではないか。 本当に大変なお百姓さんと実はそうではないお百姓さんを良く見極めてほしい。 あ、郷士と言いますか下級武士さん、生き様は武士を要求され殿様からは ろくな支給は受けられず、農機具などの修理でお米とか貰ってたそうですね。 どうもありがとうございました。
こんにちは。田舎生まれの田舎育ちです。実家の周りは農家が沢山います。親類にも農家がいます。野菜作りは大変そうですね。夏は暑いし、冬は野菜を水で洗う。味は変わらないのに形が悪いと売り物にならない。一般的に時間が自由で羨ましそうに見えますが大変そうですね。天気予報は毎日チェックしてるそうです。台風が来て田んぼや畑を見に行き亡くなる人がいる事は悲しいですね。どんな仕事でも楽な仕事はありません。
お礼
最近スーパーなどでも生産者の名前が表記されてます。 良いことだと思います。やる気が出ますよね。 形が悪いからと市場に出さない、これを最初にやった奴は諸悪の根源と言えます。 うまくていびつな野菜を作りましょう。 どうもありがとうございました。
それでも、生き物相手の商売は大変です。 朝は早くから、夜は遅くまで、、 待ってくれませんからね。 そういう時期もあります。 一度家庭菜園でもやったらそれだけで嫌気がさします。 もっとも、だから、税金を潤沢に投入して守れ。 というのは話が別の次元ですけどね。 日本は、零細農家を守ることに粛々として、 大規模化、効率化が極端に遅れてきたので、 悪く言えば甘やかされた、よく言えば国策とはいえ 力をつける機会を逸してきた可哀そうな業種です。
お礼
何かで(恐らく漫画)庇護されすぎて力を失っている、 と読んだことがありまして。 はた目では時間がフリーでいいな、みたいな感じもあります。 仰るようにすごく忙しい時期もあるでしょうけど。 どうもありがとうございました。
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お礼
JAの言う通りにすればなんとかやれる、と言う感じでしょうか。 又文面からは、日本の農家には明日は無い、とも感じました。 もう一人農家の倅さんから回答頂いてますがやはり否定的です。 (と言うか親がやめとけって) 確かに父ちゃん、母ちゃん、ジジババはもちろん子供まで総出で借り出されます。 そんな風にやらないと出来ない商売って他にはありません。 でもある意味今の日本では貴重な家族間の協調かもしれませんね。 少し大変の側に寄って来ました。 どうもありがとうございました。