「清掃中」との表示があったのですから、本当に緊急の「急用」ならばエレベーターを使って各階に出向けば探し当てられたのではないでしょうか。
貴殿は、携帯から携帯にかけたのではなく、「家の電話」から管理人の「携帯」にかけたのですね。「家の電話番号」は連絡してあるとしても、その番号は管理室の「ノート」に書かれているだけで管理人の携帯には入力されていないかもしれません。そうしますと、電話番号の数字を確認する手段がありませんので、単なる間違い電話と判断されてしまったのかも知れません。そもそも管理人への連絡が通常の電話機でなく携帯というのも不思議なのですがね。
それに、後になって、管理人室の前を通って素通りしたということでは、「急用」はどうなってしまったのでしょうか。「あっけにとられて」急用も忘れてしまったのでしょうか。
よって、慌てて探しに行くほどの急用でないのでしたら、管理人は清掃が終わり次第戻るのでしょうから、管理人室の窓口にメモを残しておいたら良いのだと思います。氏名・部屋番号と、念のために、知っている筈などと思わずに、電話番号も明記しておくべきでしょうね。それを第三者に見られるのが嫌ならば、もう一度、時間を置いて、管理人室に出向いて話をするというのが良いのだと思います。
あるいは、携帯電話は、清掃中、持ち歩かないという決まりになっているのかも知れませんね。管理会社から、そのように指示されているかも知れません。清掃中にかかってきた電話に出たばっかりに、部屋の前で会話されては迷惑だと文句を言う居住者もいるからです。清掃中の管理人の携帯にかかった「急用」であると気づかず、部屋の中の住人が、単に、無作法な他住人とその来訪者が共有の場所で騒音を上げていると勘違いされたら大変です。犯人捜しをしようと思ったら、犯人は管理人だったというのでは、具合が悪過ぎます。更に、通常の電話機ではなく、携帯電話が管理人室との連絡手段だとしますと、使用料金のみを勘案しての通常の固定電話代わりの携帯ということになり、持ち歩かないのが基本ですしね。
今回のことは、どちらにしても不自然ですので、一切忘れて、携帯電話は「清掃中」に持ち歩いているのかどうかだけを尋ねておくということにとどめるべきでしょうね。分譲マンションのオーナーでしたら、賃貸にでも出さない限り、持ち回りで、必ず理事や監事や理事長が回ってきます。そういう場合を考えますと、なるべく、管理会社や管理人と波風を立てない方が宜しいように思います。ある程度は総会などに関心を持ちつつ、どうしても納得できなければ、管理会社を変えることも可能なのですが、結局、当初の「管理規約」上の解釈や意味合い(殊に地主との)を正確に承知している人が居なくなるわけでして、何か重大な問題が発生した時、対応できません。数十年が経過して、修善積立金とか建て替え問題も真剣に考えるようになった時、何も解決しないという事態を招きかねません。新しい管理会社も、ちょっと住人役員の気に障るようなことを言えば、あるいは自分たちも取り換えられるかもしれないわけで、何か事が起ころうとも、積極的に問題を解決しようとせず、なんとなくうやむやになる方向を模索します。管理会社を変えた当時の理事長は、何時までも「無茶苦茶な経理(?)をしていた管理会社を代えたのは俺だ」などと自慢しますが、どうなのでしょうかね。
お礼
なんだかかけ離れたお話のように感じますが、ありがとうございます。