不動産屋を仲介に入れないからといって何らトラブルになるとは思いませんが、確認しておくべきことはしっかりと確認されてから、取引をなされるのが良いと思います。
隣地との境界確認や都市計画上の制限、道路拡幅予定地とされていないか、敷地内に筋骨などが通っていないかなどを調べ、登記簿謄本を取って当該物件の権利関係をしっかりと把握してから取引に入って下さい。
また、固定資産税などの負担はどうするか(その年の分を買主が払うのか、日割りにするのか)、瑕疵担保責任をどうするか(見た目でわからない欠陥があとから分かった場合どうするのか。例えばシロアリなど)などについても予め話し合って決めておく必要があり、後日のため、それをしっかりと売買契約書に記載しておかなければなりません。
話合いがついた後は、登記手続ですが、権利関係が複雑でなければ、ご自分で登記するのはそれほど難しいことではありません。法務局でも教えてもらえますし、書籍やウエッブで調べてもできると思います。
しかし、担保が沢山ついていたり、賃借権や仮登記、転抵当などが設定してある場合は、素人の方では手に負えないと思いますので、司法書士に依頼するのが一番だろうと思います。
費用的には、売買の登記には、不動産課税価格の100分の5の登録免許税(一定の要件の専用住宅の場合は、証明書を取れば、安くなります。)と、登記費用が概算で3万円から5万円程度です。
抵当権などがついていますと、これを抹消するのに登録免許税が1つの不動産につき1000円と費用として1万円から2万円、あなたが購入資金を借り入れて、抵当権を
設定する場合、債権額の1000分の4の登録免許税(これも要件によっては安くなります。)と設定費用として3万円から5万円かかります。
その他にも、その不動産の権利関係の内容によっては、いろいろな登記手続が必要とされることもあると思いますので、相手方とよく話合ってきちんと売買契約を締結し、ある程度費用はかかりますが安全に取引をするために、登記手続はできるだけ専門家に依頼した方が良いと思います。
お礼
有り難うございます。早速確認したところ、友人が購入したときセットバックの問題があり、現在の塀は下げて作ってありました。 現状で引き渡しになりそうなので、ご指摘のように痛み具合を立ち会いで確認の上、減額交渉をお願いするつもりです。 これからもよろしくお願いします。