確か、景気回復の一手段ですよね。景気をよくするためには、消費者である労働者に金銭的なゆとりを持たせる。そのために公共事業へ負債を背負ってでも大きな投資をし、お金の回りをよくしようというモノです。
公共事業というのは、基本的に土木工事などを指しますが、それらはあまり知識が要らず、体力さえあれば誰にでも出来るので、投資をし、失業者に仕事を与えることで「完全雇用」を目指した政策です。
もう少し詳しく説明しましょう。
ケインズというのは、イギリスの経済学者。「雇用・利子および貨幣の一般理論」という書を著したそうです。
この中で、有効需要(実際に貨幣の支出を伴う需要のこと)理論について語られています。
「有効需要の不足が恐慌を生む」とし、公共投資の拡大・金融の緩和、つまり国家の経済介入を理論的に説明した本のようです。
「今の大蔵省のお偉いさんはケインズ理論しか分からないから日本経済が泥沼にはまっていく」と、去年、政経の先生に習いました。
…すいません、私も高校で習った基礎的な知識しかありませんで。
お礼
基礎でも教えていただて、参考になりました。 ありがとうございます。