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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ついにストロンチウム89を検出。)

東京各地でストロンチウム検出、放射能汚染問題の深刻さを考える

このQ&Aのポイント
  • 横浜市港北区でストロンチウム89を検出。
  • マンション屋上の堆積物からストロンチウム90が検出される。
  • 最近の放射能汚染発表についての疑問を考える。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ww5
  • ベストアンサー率30% (17/55)
回答No.2

体内に取り入れられた放射性ストロンチウムは、成人に対しては放射性セシウムとほぼ同等の被曝量しか与えませんが、骨格形成期の子供に対しては著しい健康被害を発生させますので厳重なる警戒をしてください。 ICRPの指針として、放射性ストロンチウム(Sr-90)と放射性セシウム(Cs-137)による内部被曝量を推定したデータがありますので載せておきます。 これは放射性物質の経口摂取後の50年間(子供については70歳まで)の積算被曝量を表したものです。 放射性ストロンチウム ------------------------ 100BqのSr-90の経口摂取において 1歳以下 23.0μSv 2歳以下 7.3μSv 7歳以下 4.7μSv 12歳以下 6.0μSv 17歳以下 8.0μSv 17歳以上 2.8μSv ------------------------ 放射性セシウム ------------------------ 100BqのCs-137の経口摂取において 1歳以下 2.1μSv 2歳以下 1.2μSv 7歳以下 0.96μSv 12歳以下 1.0μSv 17歳以下 1.3μSv 17歳以上 1.3μSv ------------------------ 以上のようにSr-90は若年者に対し著しい毒性を持ちます。 若年者は骨格発育期にあるため、カルシウムに似た化学的性質を持つストロンチウムが骨に蓄積されやすく、一端蓄積すれば長期間に渡って残存する為、放射線内部被曝の害が大きくなります。 また、Cs-137は筋肉量の少ない女性に関しては、腹部(卵巣・子宮部)に集積される傾向があり、生殖機能にダメージを与えます。 一般に内部被曝は成人のCs-137による被曝に関して計算される事が多いですが、上のデータからその2倍量が1歳以下のCs-137及びSr-90の合計被曝量であると推定されます。(Sr-90の存在量をCs-137の5%と見積もっています) つまり、現状で成人がCs-137により年に10mSvの内部被曝をすると見積もれるなら、同条件で生活する1歳以下の子供はCs-137とSr-90によって20mSvの内部被曝をすると推定してください。 ただしこれは人体の受ける総合被曝量としての数値であり、被曝をする場所によりその影響は大きく異なってきます。 筋肉に被曝するのと、骨髄に被曝するのと、卵巣に被曝するのと、、意味が全然異なってきます。 また、細胞分裂の速度が大きいほど、放射線傷害の被害は拡大されます。成長期の子供には厳重な注意が必要です。 更に、障害を受ける細胞が生殖細胞であった場合、これが奇形発生の原因になります。

その他の回答 (2)

回答No.3

セシウム 比重 1.843 ストロンチウム 比重 2.63 黄砂 比重 約2.0 中国から黄砂(比重 約2.0)が日本に飛んでくる >東京電力福島第一原発から約250キロ離れている。 セシウム 比重 1.843 ストロンチウム 比重 2.63 どう思うかな?

  • fisker
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回答No.1

原子炉の中にはセシウムとストロンチウムがほぼ同量あるので、セシウムが漏れるのならストロンチウムも漏れるのは当然です。ただ、沸点とか水(蒸気)との結合しやすさなんかの関係で大気中に放出されるのはかなり少なくなるというだけで、ゼロではありません。 原子炉が完全にオープンになったチェルノブイリではセシウムの1割くらいのストロンチウムが出ました。福島では、蒸気に乗って出た分だけなのでもっと少なく、ばらつきはありますがだいたいセシウム比で1%未満です。プルトニウムも、ストロンチウムより更に量は少ないものの検出精度を高めてやれば日本中どこでも検出されます。 だから、「検出された」という事実だけでは当たり前すぎて何の意味もなく、問題はその量なのです。ご質問の例でもセシウムの1%未満なので、特に驚くべきこともないごく妥当な値だと思います。 ストロンチウムはセシウムと違ってγ線を出してくれないので、検査はかなり面倒です。だいたいセシウムのゼロコンマ数%程度、ということが分かっているのなら、わざわざ手間暇かけて計らなくてもセシウムの検査結果から推定してもそんなに大きく外すことはないでしょう。対策にしても、数百倍のセシウムの方が遙かに危険なわけで、ストロンチウムに注目する意味はほとんどありません。 「原発は安全です」にしても「ストロンチウムは出ません」、「プルトニウムは飛びません」にしても、文字通りゼロだと解釈することがおかしいのです。事後のリスクがゼロのシステムなんてあるわけないし、原子炉からセシウムが出てるのに他の核種の放出量がゼロなんてことがあり得ないことくらいちょっと考えれば分かりそうなものです。 だからといって、他のリスクに比べて無視できるくらい小さいリスクを取り立てて大騒ぎするのも無意味です。ごく微量なら事故の前から摂取もしてるし蓄積もされているでしょうが、それより桁違いに大きなリスクがいくつも存在する環境の中で我々は普通に生活しているのです。

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