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福島第一原発周辺の住民の井戸水の汚染度は?
- 福島県は16日、福島市内の水道水から放射性ヨウ素とセシウムが検出されたと発表しました。
- 検出された放射能の強さは、ヨウ素が177ベクレル、セシウムが58ベクレルで、国の基準を下回っています。
- 福島市在住の質問者は井戸水を飲料水に使用しており、地下水を直接モーターでくみ上げる方法を採用しています。この場合でも、飲料水に適しているのか疑問に思っています。
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先ず、どの様な井戸と自家水道設備であるかによって対応が異なります。 もし、つるべ井戸の様に井戸の口が開放だった場合は元々飲料に使用できませんので今回も危険です。 次に、手動の手押しポンプや井戸の上にモーターやポンプが付いている深さが15~20m以下の浅井戸も飲用には安全性が懸念されます。 深さが20m~40mあるいはそれ以上の掘抜き井戸(水中ポンプを使用)であれば、近くに地盤を掘り下げるような土木工事をしていなければ先ず安全であると思われます。 普段から水の状態を観察していて最近変化が無いかどうか思い出してください。 長期的には、一応検査しておけば安心ですが、今すぐしてもあまり意味がありません。 20m以上の深さの掘抜き井戸だと10年単位の時間で水が浸透して地下水になるためです。 また、地表にはバクテリアがいて、普段から不足しているヨウ素を吸収してしまいますので、多くのヨウ素は地表10cmまでにとどまります。 半減期が8日なので地下水には影響が出ないと思います。 しかし、放射性セシュウムは半減期が30年なので心配ではあります。 でも、掘抜き井戸は20m以上の土のフイルターと粘土層の下です。 おそらく、ストロンチューム等を含めほとんどの放射性物質は主に非水溶性の微粒子ですので途中で浸透できず留まると思われます。 消防のハイパーレスキューの放射能防護服が特殊なフイルターを付けた防毒面であるのはこのためです。 なお、地中の放射性物質は半減期以上の年月で減少すると思われます。 これにたいして、PCBやダイオキシン等の水溶性の液体からなる化学汚染物質は地中に浸透するので井戸でも検査や対策が必要になります。 一方、上水道のフィルターは砂や活性炭等で数日から1週間でろ過しています。 また、浄水場は雨や塵がそのまま入る屋外の施設が大部分です。 最後の殺菌で通常の細菌を防いでいるものですので、開放型の井戸よりも危険度が高いかも知れません。 以上から、これまで安全に深井戸型の井戸水を飲料水として利用して問題が無かったのであれば、水道に切り替えるほうが危険であると言えます。 なお、直下型の地震等で地盤が割れた場合は上記範囲でありませんので直ぐに検査確認が必要になります。 ちなみに我が家も30年前の新築時から46mの井戸を使用しています。千葉市です。 15年前に近くに水道が引かれましたが、家の前で水栓を設けて止めています。 特別な事情が発生した場合は、引き込み工事をしようと思いますが、たぶん無いと思います。 以下のHPを参照下さい。 http://atmc.jp/water/ http://atmc.jp/ http://atmc.jp/ame/ http://risuikankyo.co.jp/waterworks.html http://www.ustream.tv/recorded/13373990?lang=ja_JP http://takedanet.com/ http://www.youtube.com/watch?v=tziLt7ksN7k
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- 86tarou
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地下水の深さや経路にもよりますが、数年とか数十年前(最低でも数十日~数ヶ月前?)に降った雨等が水源になっていることが多く放射能に汚染されている可能性は低いと思われます。ただ、どこかで雨水が混入するような構造になっているとこの通りではありません。
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ありがとうございます。 水道の本管は、近くまで来ているのですが、この集落はみんな地下水利用なので・・・・。 周りが果樹園なので消毒薬が怖くて、以前水質調査したときは農薬成分は、全然混入していませんでした。
お礼
うちは 掘り抜き井戸です。 ありがとう ございました。