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ストロンチウム90の影響とは?
- ストロンチウム90は核実験の影響で60~70年代に北海道の牛や馬に含まれ、現在も微量検出されています。
- 牛乳や他の食品からストロンチウム90は人間の骨に蓄積される可能性があります。
- 原発事故や核実験によるストロンチウム90の濃度は健康への影響を心配されるほど高くないとされています。自然界に残ったものの方が多いと考えられます。
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質問者が選んだベストアンサー
心配要りません。 微量の放射線について一般の方が、ナーバスになる必要はありません。 放射線が体に障害を起こす時は、体の中にまずある物質を作ります。それが遺伝子を傷つけて発ガンなどを起こします。 しかしその物質は、放射線以外でも発生しています。 タバコもそう。ストレスもそう。夜更かしでも生じます。 タバコを吸う人が、低線量被曝を心配するのは滑稽でもあります。心配しすぎてそのストレスで被曝の数十倍の物質を発生させている人もいるでしょう。 あまり考えすぎないことです。
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- ww_0
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すいません。ちょっと間違ってましたので訂正。 単位の件ですが、「Bq/kg」→「mBq/kg」ではなくて、 「Bq/kg」→「mBq/g」でした。 なので質問者さんの表記で間違いないです。 「Bq/kg」も「mBq/g」も同じ事です。 とすると、牛・馬の骨中のSr-90汚染の度合いはかなりに高かったようです。 ですので私のNo2の回答の一部で重大な誤りがあります。 現在でも牛乳内には核実験時代のSr-90が無視できないほど大量に存在していると思われます。
- ww_0
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1960年代頃は大気圏から地上へSr-90が降下していた為、Sr-90が大地上に生育する牧草に付着してました。或いは野積みされた飼料にもSr-90は付着してました。 加えて牧草の根が到達している深度の比較的浅い土壌部分に吸着されていました。 牛や馬はSr-90汚染したそれら牧草を直接食べるか、その牧草を加工した飼料を食べるかして、体内に大量のSr-90を取り込んでいたと見られます。 昨年の福島第1原発事故の際も飼料からの同様の放射性物質汚染があったのは記憶に新しいです。 その後、核実験も次第に地下核実験が主流になっていってSr-90の大気からの降下も減少しますと、牧草・飼料が直接汚染されにくくなりましたので、それ以前に比べれば牛・馬のSr90汚染も激減してます。(2~3桁減くらい) 環境内に蓄積されたSr-90は、主として土壌内部に吸着されました。 家畜へどの程度のSr-90が発生するかは牧草地の土壌汚染を調べれば分かります。 なお、単位が間違っていて「Bq/kg」→「mBq/kg」ですね。1/1000の桁です。「骨の中」のSr-90密度。 牛乳内のSr-90はこれより更に1~2桁以上は下回ると予想されるので、現在では核実験の影響による牛乳汚染はほとんど検出限界外かと。 放射性ストロンチウムはSr-90の他にもSr-89が原発事故によって出てくるようですが、Sr-89は半減期が50日なのでその検出量によって、過去の核実験の影響と原発事故の影響を分別できるはずでした。 が、政府・東京電力はわざとSr調査を先延ばししてきましたので、今となってはその詳細を確認できなくなりました。 今では核実験によるSr-90の中に原発事故によるSr-90を含めてしまってます。 ちなみに核実験の時代から随分時間がたっていますので、土地造成その他の原因によりSr-90の物理的半減期からの計算よりはかなり少なめの残留量しか出てこないのが普通です。 例えば東京都庁敷地内は新規に造成されてますので、Sr-90残留量はゼロに近いです。 > 核実験の影響で自然界に残ったものの方が多いと考えてもいいのでしょうか? 原発事故によって発生したSr-90は当然の事、原発の近くに集中して落下していますので、どの地点においてなのかを指定してくれませんと、なんとも言えません。 例えば半径5Km圏内においては原発事故による汚染のほうが高いです。 一般に、その土地がどのくらいSr-90汚染されているのかは、Cs-137による汚染状況から推定されます。 Cs-137汚染がほぼ無ければ、Sr-90汚染もほぼ無いと見積もっても間違いないです。(Cs-137のほうが測定しやすい)
お礼
間違いを訂正してくれて有難うございます。 セシウムとストロンチウムの比率は数十対一~数千対一との事で、原発に近い程狭まっているようですね。 僕は原発から100km以内のものを口にしていないので、気休めは出来るかなと思います。 機会があったら頑張って調べてみようと思います。