浸透マスが油分や屑で目詰まりします。
また広大な土地であればよいですが、狭い住宅地だと10年もすれば土壌自体も水分の吸収が飽和状態になることもあり、谷はさらに湿潤するでしょうし、平地でも芝が育たず苔むすこともあります。
できるだけ、油、洗剤、ゴミを流さない方が環境にもよく、ながく使えると言えば簡単に聞こえますが
実際にそういう使い方をするのはとても大変なことだと思います。
目詰まりしたら、バキュームで汚泥処理を依頼します。
浸透枡のメンテだけでなく、土壌が粘土で水を通さない水はけの悪い土地であればさらにその危険性はあるということになります。
雨水垂れ流しとおっしゃいますが、きれいにいえば「宅地内処理」です。
基本は降った雨ぐらいはそこで吸収するのは自然なことです。
それ以上の生活排水に困った時は、浄化槽と貯留槽を設置する方法もあります。
浄化槽は点検が必要ですが、浄化槽である程度きれいな水にするので目詰まりは少なくとも防げます。
それを浸透枡で浸透させるか、貯留槽にためてその水を汲み取りしてもらう方法です。
以前類似の質問でこの処理水の汲み取り方法があったことをうっかり忘れていました。
当座はこのままご利用になり、排水設備のメンテをしても厳しくなった際には考えてみてください。
待っていれば道路側溝くらいできるようなところで処理水の放流が可能であればそれを待って工事ということでもよいと思います。
お礼
いろいろと調べて頂ましてありがとうございます。 大変参考になりました。