熱帯雨林は、高温多雨で土壌は動植物の死骸は、直ちに細菌や小動物・植物によって分解吸収されて、新しい森林を形成します。
一旦、火事や洪水で表土(土壌)が流失すると、植物の再生に大変な時間がかかるようです。
一方、
針葉樹林帯は、夏期の数ヶ月の日照時間の長い時期を除いて、気温の低い時期が長く、倒木等の分解が遅く、有機質として、他の動植物に利用されにくく、それが、長い年月をかけてゆっくり堆積されて行きます。
そこで、結果的に植物の生育に有効な有機質の土壌は針葉樹林帯の方が熱帯雨林より厚くなるのです。
地球的な長時間をスパンとして見るなら、極の位置も変わるようで、針葉樹林も、温暖化で水がたまったりして、落葉樹林になったり大きく変化するようです。
お礼
調べても土壌について触れている文献は少なく、困っていました とても詳しい解説、ありがとうございました