傾向としては、年月を経れば不具合が増えますが、それは15年~20年時点から同じですので、30年、40年といっても特別の問題が出るわけではありません。
10年ごとの大規模修繕がキチンとおこなれている処であれば心配ありません。
コンクリートの酸化と鉄筋の錆の問題ですが、アメリカでは正しくメンテされた戦前のコンドミニアムが80年も90年も使われています。
日本では、物理的耐久性の問題ではなく、50年-60年前の建物は当時の生活水準(面積)に合わせて作られており、現代の生活水準では、広い間取りが求めら得るので取り壊されます。
築30年以上のマンションを購入する際の注意点として以下の三点を確認しましょう。
1.一戸当たりの面積がある程度あり、内装リフォームによって価値を維持できる可能性がある物件。
2.一棟当たりの住戸数が有る程度あり、管理組合が機能しており、10年ごとの大規模修繕を実施している物件。
3.一戸当たりたりの修繕積立金が高くて、 しかも徴収出来ている物件で、積立金不足が無い物件。