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“子音字+y”で終わる英単語の片仮名表記
-ar,-er,-or で終わる英単語の片仮名表記には揺れが見られますが,“子音字+y”で終わる場合にも揺れが見られます。後者の場合,英語では伸ばさずに発音します。ところが片仮名表記では普通,長音符号“ー”を付けます(最近は原語の発音を尊重して付けない場合も多いが)。 なぜこのような事態になったのでしょうか。
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実際に会話したり、教材の発音を聞いたり、動画を見たり、何でもいいので英語ネイティブスピーカーが子音字+yで終わる語をどう発音しているのかお聞きになってみるといい。中には本当に短く発音する人や場合によって短くなることもあるかもしれませんが大抵は “日本人の耳には” 長めに聞こえる発音をしています。長音符号を付けることを始めた人の耳は強ち悪いとは言えません。 確かに、city の -ty を「ティー」ないし tea のような長さで発音すると英会話の授業などでは「長過ぎる」と指摘を受けることがあります。かと言って本当に「ティ」のように短く発音するとこれもまた英語らしくない発音になる。スペイン語やイタリア語のように語末を短い母音で終えるのは英語の苦手とすることです。日本語に不慣れな英語話者が日本語の語を発音すると語末が伸び気味になるのはこのためです。 語末の開音節の母音が強勢を持ち明らかな長母音である場合(例:before, afar, thereto 等)以外、強勢がなく発音記号では短母音で書かれる場合でも子音で閉じられる(閉音節)以外ではやや長めに伸び気味になるのが英語の特徴であり、これは -er にも当てはまります。単語自体は開音節であっても冠詞の the や a は通常アクセントを持たず次の語に寄りかかっているもの(前倚辞)は短く発音されます。
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- hrsmmhr
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ヘボン式だったかの仮名のローマ字表記は ta chi tsu te to だったかと思います 日本語のた行は単純に英語などの子音tではないみたいです それで片仮名表記の時に、伸ばすだけでは発音しにくいのだと思います
お礼
ご回答ありがとうございます。
- yespanyong
- ベストアンサー率41% (200/478)
英語以外の言語の影響によるものかも知れません。 例えば「カテゴリー」はドイツ語のKategorieから来た言葉ですが、これはドイツ語でも語尾を伸ばします。他にもドイツ語由来で「エネルギー」「アレルギー」「イデオロギー」など、全て原語でも語尾は長音です。 これらと英語との比較類推から、英語の「-y」は長音表記する習慣が帰納的に発生したということはないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- mota_miho
- ベストアンサー率16% (396/2453)
community や identity については、 「コミュニティ」と書くと「コミュニテイ」と、 「アイデンティティ」と書くと「アイデンティテイ」と読まれる可能性があるから、ということがあると思います。 つまり、「コミュニティー」のほうが「コミュニテイ」より英語の発音に近い(?)からということ。
お礼
community,identity はそれぞれコミュニティ,アイデンティティと読んでいます。
- nebnab
- ベストアンサー率34% (795/2317)
理由を考えてみました。 (1)「鈴木さんは19世紀ロンドンのコミュニティーについて研究している。」 (2)「鈴木さんは19世紀ロンドンのコミュニティについて研究している。」 さて上の2つの文を音読したときに、どちらのほうが発音しやすいでしょうか。 私は(2)より(1)のほうが発音しやすいですし、(2)の「コミュニティ」を音読するときにもうっかり語尾を「ティー」と伸ばして読んでしまいそうになります。 皆さんはいかがでしょうか。 また、日本語の会話中で「コミュニティー」と語尾を長音で発音するのはよく聞きますが、「コミュニティ」と語尾を短音にする言い方はあまり聞きません。 つまり、多くの日本語ネイティブの人にとっては「~ティ」より「~ティー」のほうが発音しやすいのだと思います。 なので表記もそれに合わせて長音記号「ー」をつけているのだと思います。 「英語の発音にできるだけ似たカタカナ表記をすべきだ」と考える方もいらっしゃるでしょうが、私はその説には与しません。 日本語の文字体系であるカタカナで表記した時点でその音も日本語の発音体系に縛られますから、日本語としてより発音しやすい形で表記すべきと私は考えます。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- statecollege
- ベストアンサー率70% (494/701)
・日本人の大部分がこれらの単語を間違って発音しているからだと思いますね。community, identityという英語を普通の日本人に発音させてごらんなさい。コミュニティー、アイデンティティーと発音するでしょう。er、arについては最近より原語に近い読みのカタカナで標記されるようになってきたのは、発音の間違いに気付いたからでしょう。典型的例は、performanceという英語です。昔は「パーフォマンス」といっていたのです。今は言語の発音に近い「パフォーマンス」というカタカナ語に変わりました。 ・英語が日本では間違って発音されるのには英語のローマ字読みとでもいえる影響があると思いますね。例は Berkeley, Stanley これらは日本語では、バークレー、スタンレーと表記されています。より正しくは、バークリー、スタンリーで、間違いに気付いたのかこのように書く人、新聞等も増えてきましたが、もっと正確にはバークリ、スタンリと伸ばさないのが原語に近い表記法ですね! ・ローマ字読みの典型はbusinessで、ビジネスと表記されていますが、より原語に近く発音するなら、ビズネスと表記されるべきですが、この言葉は前者で完全に定着してしまったので、このように変更される可能性はありませんね。このbusinessの発音に関しては英語にうるさい村上春樹も「羊をめぐる冒険」の中で間違えていますが、どこだかおわかりになりますか? ・英語の日本読みとでもいう現象によって最も影響を受けているのは日本へ来ている留学生たちです。かれらが日本語を学ぶときに何が一番困るか知っていますか?外来語、カタカナ語(日本語読みされた英語)です。発音が原語と違っているだけでなく、意味まで原語とは違っているから、困っているのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
identity、 community のような物でしょうが、カタカナで書いた途端英語ではなく日本語になった訳ですから、焼いて食おうと煮て食おうと、長音だろうと単音だろうと勝手だと思います。 >> なぜこのような事態になったのでしょうか。 僕の考えでは、片仮名で書いた途端、英語ではななくなるからだと思います。
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ご回答ありがとうございます。
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ご回答誠にありがとうございます。