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9月末の円買い「
よく「本邦企業の9月中間決算に向けた円買い」との記事がありますが それは海外企業にとっても同じ事ではないのでしょうか? 記事の通りならば円高方面に一方的に振れるはずですが そうならないのは(介入警戒もあるのでしょうが) お互い邦貨・外貨を入手したくて「もみ合い」となるだけでは ないのでしょうか? (むしろ海外企業の方が9月決算が重要だと思うのですが‥) 傾向と対策を教えて頂ければ幸いです。 (あと、9月末日ギリギリまでこの傾向は続くのか? あるいは25日あたりのゴトー日あたりまでの傾向なのか?も 教えて頂ければ幸いです)
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先日のフィスコニュースの市況では、 >本邦勢は9月中間期末決算に向けたリパトリ(外貨建て資産売却・円買い)絡みの円買いを持ち込み、海外勢は4半期末のリパトリ(円建て資産売却・外貨買い)絡みの円売りを持ち込んでいるため、76円台での膠着した相場展開となっている。 でしたよ。質問者様の仰るとおり、もみ合いにもなります。 今年の国内はこんな情勢で、どこも自粛自粛でしたから、それほど大きくは動きませんでしたね。 9月の円買いは、9月お盆休み前の日本人の決済も含まれます。毎年の盆前の円高の傾向や、株式の下落(手放しの為の決済と、9月決算前の売り抜き)傾向は、過去分のチャートを参照されればわかると思います。 例年の傾向、「本邦企業のレパトリ円買い」は、確かに質問者様の質問通りですが、値が揉みあう時は、日本企業のレパトリ分+円買い注文と、海外でのレパトリ分+円売り注文が、少なくともイコールでなければなりません。 貿易額と海外への投資額を考慮しますと、日本>米国なので、それに加え円買い注文も乗り、円買いになりやすい傾向にあります。 2004年、2005年、2006年頃だったかな、当時、「ドルの9月分は25日~30日が最安値」とよく言われていました。 その前の数年間も、2003か2002のどちらか一方が10日5日だか8日だかがドル安値で、←どちらかの一方が9月25日だかその前後くらいだった記憶があります。 その後は、私は売買ソフトに切り替えトレードスタイルが変わったのであまり気にしていませんが、チャートか時系列で確認していただければと思います。 あくまで「傾向」ですが、されど「傾向」くらいに覚えておくと時々使えます。 どの程度セオリーどおりに変動するかのポイントは、半期前の国内の大手輸出企業の決算などが参考になります。 個人的には、レパトリでの変動が面白いのは年末年始で、欧企業の長期休暇、米国企業のクリスマス休暇と正月休みなし、日本企業の年末年始休みと、休みに従い大変わかりやすい大きな変動があります。
お礼
お礼が遅くなり大変申し訳ございませんでした。 大変な御経験者様と存じます。 いろんな休暇前にいろんな傾向があるんですね。 うまくその「傾向」に「対策」をたてれれば良いのですが… それにしても最近は、そう言った傾向よりも ちょっとした発言や指標に乱高下しすぎでちょっと疲れますね。 ありがとうございました。