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炭水化物を食べなけれな脂肪は付かない?(和田式)
和田式ダイエットてありまして、炭水化物を食べなければあとは何を食べても脂肪は付かないとか。脂肪となる原料は炭水化物なのでしょうか?
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はじめに この文章は『平成23年度版 薬学検定試験「対策&過去問」3級4級(著:日本セルフケア支援薬剤師センター)』を参考にしています。【】で書く数値は、書いた内容に対すの記載ページ。 また、和田式については知識がありませんので悪しからず。 「糖質(炭水化物)」「たんぱく質」「脂質」「ビタミン」及び「ミネラル」を5大栄養素と呼び、特に「糖質」「たんぱく質」「脂質」の3大栄養素は生命活動に不可欠な物とされております。 【90ページ】 では3大栄養素は摂取後、どの様なプロセスでエネルギーになるのかと言うと ○糖質 糖質 ⇒ ブドウ糖 ⇒ ピルビン酸 ⇒ アセチルCoA ○たんぱく質 たんぱく質 ⇒ アラニン ⇒ ピルビン酸 ⇒ アセチルCoA ○脂質 脂質 ⇒ 脂肪酸 ⇒ ピルビン酸 ⇒ アセチルCoA ※L-カルニチンの誘導で「脂肪酸 ⇒ アセチルCoA」と言うプロセスも有る ●アセチルCoAは『クエン酸回路』によりエネルギーとなる このときに余ったエネルギー[栄養素の過大摂取等]が、再度、脂肪として再合成されます。 【106ページ】 以上の事から素人考えでは御座いますが、脂肪の原料は3大栄養素の全てといえます。 最初に断りましたように、和田式については知識がありませんので、見当違いな事を書くかもしれませんが、糖質の摂取量を制限すると体内に蓄えられている「脂肪(内臓脂肪)」「肝臓内のグリコーゲン」「筋肉内のたんぱく質」がエネルギー発生の為に消費されるので、3大栄養素の摂取量から発生させるエネルギーが、日々の生活に必要なエネルギー量を下回るのであれば脂肪は減ります。 一般に言われている『ダイエット』とは全てこの摂取量と消費量のバランスを変えることをしているのであり、変な例えですが・・・アクセク働いてコツコツ溜めた財産[脂肪やグリコーゲンなど]がソコソコ増えたので、週数時間のアルバイトに切り替えれば、生活費[消費エネルギー]の大半はコツコツ貯めた財産となりますので、当然に財産は減ります。 蛇足ながら、参考にした本によると 糖質の摂取量を減らすと、次のような弊害が生じます。 ・肝臓に蓄えられたグリコーゲンの「グリコーゲン⇒ブドウ糖の変換」機能が働き始め、肝臓本来の機能(薬の代謝、解毒作用など)が疎かになり、肌荒れを起こしやすくなる。 ・体内のたんぱく質を分解してまで、不足した糖質を補おうとするので、体力や抵抗力が弱まり、病気がちになる。
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・アンダーカロリーの状態では、糖質は脂肪に変換されない。 オーバーカロリーで血中グルコース及び筋グリコーゲンが飽和状態のときには、糖質は脂質に変換(DNL)されるが、その変換効率は極めて低い・・・基本的には生じないと言っても良いだろう。但し、脂質摂取が10%を切ると、DNLは有意に高まる。 ・炭水化物を過剰摂取すると、炭水化物が優先的に消費され、脂肪の分解燃焼が鈍化するため、摂取した脂質は消費されずにそのまま体脂肪として貯蓄される。つまりメカニズムは異なるがいずれも脂肪として蓄積される。 ・オーバーカロリーで、炭水化物を500kcal又は脂質を500kcal過剰摂取しても、結果は同じということである。 ・炭水化物が欠乏したときの、糖新生やケトン体についての説明は割愛する。 ・和田式とやらにざっと目を通したが、特に摂取及び運動に関し、科学的根拠がしっかりしていない。故に、もろ手を挙げてお奨めできるものではない。
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- EFA15EL
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まあ、そういうと語弊が有りますよね。 別に炭水化物が脂肪の直接の原料だと言っているわけではありません。 一般に我々が食べる物の多くを炭水化物が占めており、 エネルギーの大部分を炭水化物で補給しています。 体が消費しきれない余分なエネルギーが脂肪に形を変えて行くのですから、 エネルギーの最大の供給源である炭水化物を断てば、余分なエネルギーなど無くなってしまいます。 これが炭水化物ダイエットの基本的な理屈です。
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- ShowMeHow
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脂肪分、糖質(炭水化物)、アルコールなどが脂肪の原料となります。 脂肪分は象徴で脂肪酸に分解され吸収され、再び中性脂肪に合成されます。 糖質はブドウ糖に分解されますが、使われなかった分は最終的に肝臓にて 中性脂肪になり体に蓄積されるということではなかったカナ。 ま、基本としてはバランスよく、カロリーオーバーにならないよう 糖質と脂肪分は控えめにということ。
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ありがとうございました
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