吸熱の溶解反応について
塩(エン)を水に溶解すると大抵は発熱反応になると思います。しかし、硝酸アンモンなど一部の塩は吸熱反応です。
これは、溶解熱とエントロピーの競合の結果だということを聞きました。
つまり、エンタルピー的には水和という結合で安定化するために熱を放出しますが、エンタルピー的に水和で乱雑になるので吸熱する、そして、このエンタルピー的な吸熱が水和による安定化のための発熱を上回った結果と聞きます。
この現象のみを聞くと、ΔG=ΔH-TΔSに元ずくと、ΔGがとりもなおさず、吸熱か発熱かを支配しているように聞こえます。
この考え方は正しいでしょうか。HまたはSで、溶解が発熱的か吸熱的かを予測することはできるのでしょうか? 20年以上前に大学を卒業しているので、質問が支離滅裂だと思いますが、どうかお許しください。
お礼
なるほど。では、分解に吸熱反応が多く、化合に発熱反応が多いと考えられますね。ありがとうございました。