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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:放射線計測器DoseRAE2 PRM1200)

放射線計測器DoseRAE2 PRM1200の購入体験

このQ&Aのポイント
  • 放射線計測器DoseRAE2 PRM1200をネットで購入したが、数値がほぼ1秒ごとに変化する不具合が発生。
  • 他の同機種の測定結果を調査したが、自分の機器とは異なり数値が安定していることが分かった。
  • ネットショップに問い合わせた結果、故障ではなく仕様だと回答があった。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

某大学の放射線施設に勤めている者です。放射線管理をやっており、放射線測定機器を扱っております。 自然放射線を測っていると、多くの場合、揺らぎが発生します。 質問者様が出された数値くらいの揺らぎはよく起こります。 原因としては、検出器の大きさ、時定数の設定の仕方により、起こるものです。 まずは検出器の大きさについてですが、簡単に言いますと、検出器が大きいものほど揺らぎが少なくなります。 購入されたようなμSv単位で表示する測定器は検出器部分にどれだけの放射線が入ってきたかをカウントし、その数値をμSvへ内部のプログラムでと換算します。 そのため、検出器に入ってくる放射線の量が一定であれば変動はありません。 ただ、自然放射線のような少ない量の放射線を測る場合、検出器に入ってくる放射線の数が少し変わるだけで、表示される数値は大きく変わってきます。 そのために、正確な放射線量、特にその量が少ない場合には大きな検出器が必要となります。 おそらくですが、購入された測定器はかなり小型のようですし、そうなると、検出器部分はかなり小さい(多分1cm以下のの立方体)でしょうから、揺らぎは大きいでしょうね。 次に時定数ですが、こちらは正確に書きますと結構長くなりますので、分かりやすい簡易な内容で書かせていただきます。 時定数というのは、その時間の平均値と思ってください。 例えば、時定数が3秒であれば、その表示された数値の直前3秒間の検出器へ入った放射線の数から1秒間辺りの検出器に入った放射線の数を求め、μSvへ換算した数値が表示されていることになります。 時定数が短いと、例えば意外と安定して降り注いでいない宇宙線が検出器に入ってきた場合、数値が一時的に上がり、その平均値も大きく上がります。 逆に時定数が大きければ、宇宙線が一時的に多く入ってきても、その平均値は大きくはずれず、表示される数値も安定して見れます。 購入された検出器の時定数について、サイトでも見つかりませんでしたが、その誤差範囲(低レベルで30%)などから推察すると、多分3秒程度だろうなと思います。 そうなると、安定した数値となることはなかなかないでしょうね。 安定した数値を求められたいようですので、積算にて測定することをお勧めします。 長めの時間(10分とか20分でも結構です)積算モードで測定し、それを1時間当たりに換算してください。 そうすれば、測った結果が大きく変わるようなことは少ないかと思います。 最後に、シンチレータは光信号などを電気信号に変えます。 他に圧力なども影響を与えますので、測定するときは振動を与えないような場所での測定をしてください。 落したりした際に一時的に数値が上がるのはそのせいですし、このような小さい測定器であれば、その衝撃が直接検出器に行くと思われます。 以上、長々と書き連ねまして、申し訳ありません。 我々の施設でも、こういったことを学生に説明するにしても、1時間程度測定器を触ってもらいながらやっていますので簡単にお伝えすることが難しいです。 それでは、有用な情報となれば幸いです。

その他の回答 (2)

noname#160321
noname#160321
回答No.2

先年研究所を定年退職し再雇用で「使い走り」しています。 研究所では定期的に不要薬品を産業廃棄物として業者に買い取ってもらいます。 その時放射性物質が含まれているとヤバイのでGM管入りのサーベイメータでチェックします。 研究所は茨城南部のつくばにあります。 今年一月の回収の時、サーベイメータはぴくりとも動きませんでした。 ところが五月の回収の時はどちらの方向を向けても放射線を感知していました。 以前全く動かなかったサーベイメータが壊れていないことが分かって嬉しいのと、 茨城南部まで確実に放射性物質が飛んできている憂鬱さでとても複雑な気分でした。 ご質問者様のお住まいが南西は関東から新潟、北は青森までにあればカウンターは動き続けます。

  • asciiz
  • ベストアンサー率70% (6803/9674)
回答No.1

放射線は、安定して発生しているものではありません。 崩壊する可能性のある放射性の核が100個あるとして、ある一定の期間に、50個崩壊するという場合、 その期間を、半減期といいます。 放射性の核は、その瞬間瞬間で、確率的に崩壊していきます。 ある短い単位時間だけ見てみれば、100のうち20崩壊しているかもしれない。 別の短い単位時間では、100のうち5しか崩壊してなかったかもしれない。 それでも、その半減期の時間だけ経ってみれば、100のうちだいたい50が崩壊している、ということなんです。 そしてこの、崩壊が1個起こるたびに、放射線が出ます。 常に一定速度で崩壊していくとは限らないので、測定値も常に変化してしまいます。 ですから、1秒ごとに表示を更新している場合、その数値がぶれるのは当然ですし、どんなに測定時間を長くしても、数値が安定するということはありません。 重要なのはやはり、一定の時間(10分とか20分)測ったときに、どれだけの放射線を浴びることになったか、という『積算値』でしょう。 結局、受けとめた『放射線の総量』によって人体に影響が出たり出なかったりすると考えられているので、ほんの一瞬だけ高かったからといって、それほど恐れる必要は無いことになります。 もちろん、一瞬ではなく、平均的に高いんだとヤバいですが。(そのまま留まれば、積算で高い数値を受けてしまうので) >ガイガーカウンター(放射線測定器)を上手く使うための3つのポイント >http://www.mikage.to/radiation/info/info0003.html こちらの一番下にも測定結果のグラフがありますが、測定値はかなりバラけています。 でも、そういう性質の物なんです。 上記ページなどを参考にして、測定器の数値を正しく解釈し、生活に役立ててください。

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