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資本提携の意義
今晩は、宜しくお願い致します。 最近VWとスズキが資本提携を白紙に戻すことにしたそうですが、 そもそも株式を持ち合うことは会社経営についてどのような意味が、 また、双方にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。 会社同士がお互いに株式を持つとどのような拘束を受けるのでしょうか。 また、市場に与える影響等についてもご教示下さい。
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一言で言えば「兄弟の契りを結ぶ」ということですよね。 一般的には、双方が取締役を派遣することが多く、 自動車メーカーの場合では、 部品の共同調達・技術支援・販売網共有化等々で相互に助けあうというところでしょうか。 拘束という意味では簡単に言えば、 1.上記のような相互援助については、他に浮気の候補者があっても、兄弟の契りを結んだ以上は互いを優先せざるをえない、 2.提携前はライバルであった先に、提携後は(互いが株主であることから)自社の財務内容詳細をはじめ相当の情報開示をせざるをえない、 というものですね。 市場に与える影響としては、 相互補完的な提携、例えば「普通車得意メーカー+軽自動車得意メーカー」とか「アジア得意メーカー+米州得意メーカー」は相当の脅威でしょうが、単なる「弱+弱」による相互救済的なものはかなりお先真っ暗でしょうね。