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衆議院の議員席の位置について
最近気づいたのですが、衆議院の議員席の位置は、傾向として首相の周りに内閣の要職の方がいるように思えます。意図的にそうしているとするならば、内閣改造、新内閣発足の度に、席を変えたりしているのでしょうか? あと全く違う質問で恐縮ですが、内閣官房副長官が会見するというのは珍しいことなのでしょうか?
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閣僚である国会議員の席は、院の与党席の最後部(最上段)に配置されます。ですから当然、首相の席もあり、その左右は閣僚が席を置くことになります。 これは、閣僚の場合は提案者として閣僚席(議場の前、議長席の左右にある)に座る場合がある一方で、一議員として議案に投票する場合もあるので、移動がしやすいようにこのような配置になっています。ですから、内閣改造や新内閣発足のたびに、多少の席の移動が生じます。 ちなみに、議院運営委員長、与党第1党の国会対策委員長、議事進行係(ぎちょーーーー、と大声で叫ぶあの人です)などは、内線電話が必要だったりマイクがもうけてあったりするといった設備の関係で座席が決まっているので、人事で交代するたびにやはり席が変更されます。 官房副長官の記者会見は、そんなに珍しいことではありませんが頻度は相当少ないです。国会開会中は衆参議員が充てられる副長官2人は国会対応でかなり忙しいこと、記者側も、できれば発言に制約が多い副長官(立場上、言えないことが多い)よりは長官に質問をしたがること、そもそも官房長官は基本的に東京を離れることがない(外国や国内に出張するという仕事がほとんどなく、自分が東京の外に出ると機器管理上、首相が代わりに東京に残ることになるのが原則なのでそういう「恐れ多いこと」は普通はしない)ため、多忙な割には記者会見に対応しやすいことなどがその理由としてあげられるでしょう。 ただし、事務の副長官、すなわち官僚出身の副長官が記者会見するのはきわめて異例で前例もほとんどありません。
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- misawajp
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大臣の席は、議員の席とは異なります(行政府の代表として出席します、議決権を持たない大臣もいます) 前の方は当選回数の少ない議員、後ろへ行くほど当選回数の多い議員だそうです 院の構成を行なうたびに場所は変わります
お礼
回答ありがとうございます! そうでしたか、初歩的な質問にお答えいただきありがとうございました
補足
すいません、一つ気になったことがあるので補足します そういえば、2009年の衆院解散の際には、麻生首相は一般議員の座る席にいた記憶がありますし、この間の首班指名では枝野官房長官が一般席で寝ていた様子を覚えているのですが…そういう場合は特例なのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます! 二つの質問に詳細にお答えいただき、非常に勉強になりました。
補足
すいません、一つ気になったことがあるので補足します そういえば、2009年の衆院解散の際には、麻生首相は一般議員の座る席にいた記憶がありますし、この間の首班指名では枝野官房長官が一般席で寝ていた様子を覚えているのですが…そういう場合は特例なのでしょうか?