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放射性物質

セシウムについて報道されているけど ストロンチウムやヨウ素、プルトニウムについて 何にも聞かないけど、 ほぼ比例的に汚染されているって思っていれば良いのでしょうか?

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  • P_hydra
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回答No.2

海洋汚染についてはデータが少なく、なんとも申し上げられません。 以下は、地表に降下した放射性物質についてです。 【ストロンチウム】 測定箇所が少なく、厳密に正確なことは申し上げられませんが、 いずれの測定場所でも、セシウムの1000分の1に満たない量ですので 影響については、セシウムに比べてはるかに軽微です。 (おおむねセシウムに比例した汚染が予想されるが、ほとんど無視できるレベル。  無視できない量の場合は、それ以前にセシウムで大きな問題となる。) http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/84780.html 【ヨウ素】 半減期が8日と短いため、 放射活性は事故当時の100万分の1以下に低下しています。 現時点で、問題となるような汚染は残っていないでしょう。 【プルトニウム】 福島原発の敷地内でも、原爆実験のフォールアウトの痕跡と同程度。 実質、ほとんど飛散していないと考えられます。 (参考)それぞれの核種の飛散しやすさ ヨウ素 > セシウム > ストロンチウム > プルトニウム ←気化しやすい・・・・かなり高温でないと気化しない→ ←軽い、遠方まで飛ぶ・・・・・重い、近くで降下する→ 核爆発の場合、 超高温でプルトニウムも気化する。 猛烈な上昇気流(きのこ雲)で成層圏まで舞い上がる。 →偏西風に乗って世界中に飛散する。 チェルノブイリの場合、 黒鉛火災による上昇気流で、数日間舞い上がる。 重い核種も比較的遠方まで到達。 福島第一原発の場合、 水素爆発のみ(火災は発生しなかった) 重い核種の飛散は少ない。

panis
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。 (参考)イメージできて勉強になりました。

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回答No.3

ほぼ比例的に汚染されているって思っていれば良いのでしょうか? はい、良いと思います。 もう埋もれてしまった過去スレなので探すのも面倒なのですが(笑)、原子力発電で生成される数百もの放射性元素の量を 1 つ 1 つ測定するには極めて困難なものですので、数種類の放射性物質を分離して測定するだけでも、それを行える機関は各県に 1 つあるかないかの専門研究機関であり、分析にも長い時間 (時には月単位) かかるそうです。 数百種類の放射性物質を分離せずに総量で測るのであればポータブルの測定器でも直ぐに測ることができますので、後はどのような感じで撒き散らされたのか (原子炉から徐々に漏れたのか、爆発的に噴き上げられたのか、風に乗って飛んできたのか、雨で降ってきたのか、植物が吸収したのか等々) によって異なる比率から推測すれば目的の放射性物質がどれくらいあるのかを推測することができます・・・ただし、あくまでも推測であって、実測値は上記のように高度な分析を施さねばなりません。 なお、プルトニウムは自然界にあっても放射性物質ですが、セシウムやストロンチウム、ヨウ素は自然界では放射性物質ではなく、ごくありふれた物質です。 ストロンチウムやセシウムなどはまず見たことも聞いたこともないでしょうから多くの人が放射性物質だと思ってしまうようですが、本来のストロンチウム84 はカルシウムとよく似た性質を持つことから人体の骨にも含まれていますし、セシウム133 は油田やガス田などで掘削する際に掘穿泥水として用いられいる、どちらも放射線など出さない物質です。 ヨウ素127 はヨードチンキや海藻に含まれるものとして知られており、小学校の理科でデンプンをヨウ素液で検出する実験を行うことから小学生でも知っており、年配の人は子供の頃にワカメやコンブをたくさん食べるとヨウ素で髪の毛が黒くなるんだよなどと言われたことがあるかも知れません. 放射能として知られるヨウ素131 やストロンチウム90、セシウム137 などは原子としてはヨウ素、ストロンチウム、セシウムなどなのですが、原子炉の中でウランやプルトニウムを分裂させることによって人工的に作られることから安定数よりも多い異常な数の中性子を抱え込んでおり、そのために放射線を放出する放射性物質、すなわち放射能になります。 これらは中性子の数が異常なだけで陽子の数は安定した原子と同じですので、安定した原子と同様に生物に吸収されてしまいます。 ヨウ素131 もヨウ素127 もヨウ素ですので人間の場合は甲状腺に溜まるわけですね。 今後 (もう既に) このような放射性物質は生物 (植物やプランクトンから動物や魚、そして最終的には人間) に吸収濃縮されて行きますので、土壌や海中にどれほど含まれているという数値よりも生物濃縮される数値の方が遥かに重要です。 生物濃縮が問題となる頃には土壌や海中の汚染問題も忘れ去られてしまうかも知れませんので、気になるようでしたら今後も忘れずに食品への汚染もチェックし続けることです。

回答No.1

 あなたがどなたか知りませんが? 日本にセシウムやストロイチンヨウ素などがあふれている事態日本は沈没でしょう。